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こんどは「ことでん」がやって来た。 [高松琴平電鉄]

2日連続でレターパックが届いた...<変態鉄>。

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【2018年5月4日8時44分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場前

そう、発売日の朝、大急ぎでクリックした“きっぷ”である。
枚数限定の記念きっぷが買えて満足...というよりはちょっと寂しいもので。

23号車と500号車の「引退記念乗車券」である。
引退記念乗車券が発売されるということに...

……  ……

90年以上走り続けた電車たちの引退の比が迫ってきたということを実感して。

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特に23号車引退記念乗車券の裏面は...、親子2代にわたって仏生山でこの電車の
面倒を見てきた職員の思い出が綴られており。
非常にクオリティが高い...というか、他社の追従を許さないような濃厚な内容。

さすが「ことでん」である...という1枚。

それを無造作に、むき出しのままレターパックの封筒に入れてくる豪快さもまた
ことでんのオンラインショップである。(← あくまで褒め言葉です)

結局、23号車はこういう状況下で半年間の“延命”、今秋、4両のうち先陣をきって
500号車と23号車が引退することになった。

製造から90年、それでも、いまも定期営業列車とほぼ変わらないダイヤで琴平線
全線での「特別運行」、他の電車にはない轟音、あの吊り掛けサウンドを
振りまきながら全力で走っているのを撮りに何度も通ったのだった。

でも...

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【2015年10月11日11時12分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田-陶

自分が撮った中では意外なほど少ないのが、先に引退する2両、500号車と23号車。
23号車がファンタゴンレッドの旧標準色に戻ったのと、自分が撮りに通うように
なったのが、ほぼ同時期であり、その姿こそ、大学生の頃の自分が初めて撮った
ことでんだったから、狙って撮るようにしていたのだが、それでも写真を
探してみると、琴平電鉄開業に合わせて準備された100+300号車の2両の方が
撮っている数が多いのである。

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【2018年5月4日15時17分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平-榎井(後追い)

100+300号車とほぼ変わらない車歴ながら、片運制御車の両運転台・電動車への
改造車である500号車、何だか角張った感じの車体と、あと、ほかの3両とは
反対に上り方に取り付けられたパンタグラフ、それから助士席側に掲出される
方向板...、とくに前者は、正面から撮っている時にパンタが切れそうになって
苦労させられた存在。

こういう1両ごとの個体差を楽しめるのが、本当の旧型電車好きなのだろうが...

2018年5月の大型連休の特別運行では琴平方から、500+23...の順になっており
見事な“寄りパン”姿を披露していた。

そして、この2両の並びシーンは...

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【2018年5月4日9時02分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場前

ということで、2018年大型連休の仏生山車両所での撮影会のカットから。

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【2018年5月4日9時02分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場前

自分が参加した撮影会、毎回、500号車が一番東側の線路に置かれることが
多かったような気がする。100号車と300号車の並びはたくさん撮っているが、
こちらはちゃんと撮っていなかったことが悔やまれるのである。

今月末、ことでんレトロに会いに行く。これが、<変態鉄>にとって
2ヶ月ぶりの“出撃”復帰ということになる予定である。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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