あのツートンカラーを撮りたくて(20)ぶっしょうざん <前編> [高松琴平電鉄]
昨日はお休みをいただいてしまったこのシリーズ。
1月の「ことでんレトロ」は生憎の空模様だった。
往路は羽床、復路は羽間。何だか紛らわしい撮影地だが、厳しい撮影条件の中でも
とりあえず、引退が迫るレトロ電車の姿を記録することはできて。
往路・復路各1回の撮影が限界である。
それでも、復路を撮って後続電車で急いで戻ったら、かろうじて...
ギリギリで仏生山駅構内で入庫のための入換運転の様子を少しだけ撮ることができる。
【2020年1月12日14時34分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ということで、仏生山駅で降りて...
仏生山車両所にいる車両を撮るなら、まずは“仏生山のヌシ”「デカ」様を。
…… ……
2020年1月12日(日)曇り一時雨
羽間駅に近い「もりもり」裏で復路のレトロを撮る頃から雨が本降りになり始め。
【2020年1月12日13時48分】 高松琴平電鉄琴平線・羽間駅
そんな中、仏生山駅に戻ってきたのである。
もちろん、すでにレトロ電車はホームに無く。
そういえば、新デザインの1日フリーきっぷを使うのも、この日が初めてだった。
多くの<鉄>が一斉に。その中で自分も、はやる気持ちを抑えながら仏生山駅の
改札を通り。レトロ電車は東工場前のスペースに。
駅舎を出て左に進めば、ことでん職員の駐車場のような感じになっている場所。
ごくフツーのガードレールが1つあるだけで、東工場前に留置されている電車を
眺めることができるのである。
【2020年1月12日14時30分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
4両のレトロ電車、普段は西側の検修庫(?)脇の見づらい場所に1両、
駅舎ヨコの留置線の突端部分に1両、太田駅側の構内ハズレの場所に2両と分散して
留置されている。
3両編成で戻ってきて、すでに120号車は編成を解かれて、駅舎ヨコの留置場所へ。
通称・レトロ展示場...<変態鉄>は勝手にそう呼んでいる。
「特別運行」の日で無くても、駅前広場を横切って精肉店の前まで来れば
レトロ電車に確実に出会えるのである。
そこから通路のようになっている細い道。120号車のヨコを通り過ぎると
仏生山車両所のヨコに出る。
【2020年1月12日14時29分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
やはり。その付近に人だかりができている。
そう、今日の運用に入っていた残りの2両、500号車+23号車が停車中。
まず23号車側、駅舎側から撮ったら、人混みを掻き分けるように工場側へ急いで。
架線柱やら継電器箱やら、そういうものをかわしながら撮れる場所は限られていて。
もちろん、数十名...いや、100名を超えていただろうか。集結した<鉄>たちに
よって、そのベストポジションと思しき場所は既に埋まっているのだが...
知識と経験、それから、図々しさ。
さらに強い味方は「28-300」という意味不明な高倍率ズームレンズ。
他の人には難しい場所でも何とか撮ってしまおう...という<変態鉄>である。
【2020年1月12日14時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
まずは、500号車側から。
500号車の前パンが“串っている”のは残念だが、2両編成で2丁とも“前パン”。
私鉄の旧型電車編成で最もカッコ良いとされるパターンである。
それにしても、残念というか、正直、ちょっと腹立たしかったのは...
【2020年1月12日14時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
この地点、フツーに道路に見られるようなガードレール1本で仕切られている。
そのガードレールに、1枚の注意書きのボードが出ているだけ。
他の鉄道事業者なら高い塀と有刺鉄線で囲んで車庫の中が絶対に見えないように
するところが多いのに、ことでんは、検査中で編成をバラされた車両も、
塗装作業中の車両も、事実上、撮り放題にしてくれているのである。
(もちろん、正式に許可してくれているのでは無く“黙認”に近いのだろうが...)
だからこそ、<鉄>としては節度を持って撮るべきであって...
いくらガードレールに切れ目、隙間があるからといってバラスト敷きになっている
スペースでカメラを構えるのは...
1人がこうしてしまうと、後ろに並んだ人は、それより奥に向かって手を伸ばして
カメラを突き出すしかない。これが<鉄>なイベントでの混乱の原因でもある。
若い頃なら(← いまも十分、若いつもりだが...)大きな声を出しているところだが
このときは、ちょっとそれは我慢して。
さて、レトロ電車。いつもの通り、2両で太田側のスペースに移動するみたい。
動いているシーンを撮りたいが<変態鉄>の立ち位置からでは架線柱に阻まれ。
ということで...
【2020年1月12日14時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
1両ずつ真横から。
カメラの設定を羽間の時から変えていなかったので、シャッター速度が速めで
全然分からないのだが、実は、カメラを振って流しているのである。
500号車に続いて...
【2020年1月12日14時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
23号車。ほぼ“同世代”の吊り掛け電車だが出身も違って、台車などにも
ハッキリ分かる違いがあるわけで。
ちなみに、右隅にちょっとだけ写り込んでいる500号車の連結面。
貫通扉が開いているのが構内入換のときの特長でもある。
東工場前からいったん本線に合流して県道をオーバークロス、太田側の線路沿いに
留置される。その姿を横目で眺めていたのが...
【2020年1月12日14時33分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
東工場建屋の前でいつも通り、休んでいた「デカ」様だったのである。
さぁ、そのまま、東工場建屋の脇を抜けて...
【2020年1月12日14時38分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
線路に沿って県道を跨げば、23号車と500号車の留置スペースである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
1月の「ことでんレトロ」は生憎の空模様だった。
往路は羽床、復路は羽間。何だか紛らわしい撮影地だが、厳しい撮影条件の中でも
とりあえず、引退が迫るレトロ電車の姿を記録することはできて。
往路・復路各1回の撮影が限界である。
それでも、復路を撮って後続電車で急いで戻ったら、かろうじて...
ギリギリで仏生山駅構内で入庫のための入換運転の様子を少しだけ撮ることができる。
【2020年1月12日14時34分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ということで、仏生山駅で降りて...
仏生山車両所にいる車両を撮るなら、まずは“仏生山のヌシ”「デカ」様を。
…… ……
2020年1月12日(日)曇り一時雨
羽間駅に近い「もりもり」裏で復路のレトロを撮る頃から雨が本降りになり始め。
【2020年1月12日13時48分】 高松琴平電鉄琴平線・羽間駅
そんな中、仏生山駅に戻ってきたのである。
もちろん、すでにレトロ電車はホームに無く。
そういえば、新デザインの1日フリーきっぷを使うのも、この日が初めてだった。
多くの<鉄>が一斉に。その中で自分も、はやる気持ちを抑えながら仏生山駅の
改札を通り。レトロ電車は東工場前のスペースに。
駅舎を出て左に進めば、ことでん職員の駐車場のような感じになっている場所。
ごくフツーのガードレールが1つあるだけで、東工場前に留置されている電車を
眺めることができるのである。
【2020年1月12日14時30分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
4両のレトロ電車、普段は西側の検修庫(?)脇の見づらい場所に1両、
駅舎ヨコの留置線の突端部分に1両、太田駅側の構内ハズレの場所に2両と分散して
留置されている。
3両編成で戻ってきて、すでに120号車は編成を解かれて、駅舎ヨコの留置場所へ。
通称・レトロ展示場...<変態鉄>は勝手にそう呼んでいる。
「特別運行」の日で無くても、駅前広場を横切って精肉店の前まで来れば
レトロ電車に確実に出会えるのである。
そこから通路のようになっている細い道。120号車のヨコを通り過ぎると
仏生山車両所のヨコに出る。
【2020年1月12日14時29分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
やはり。その付近に人だかりができている。
そう、今日の運用に入っていた残りの2両、500号車+23号車が停車中。
まず23号車側、駅舎側から撮ったら、人混みを掻き分けるように工場側へ急いで。
架線柱やら継電器箱やら、そういうものをかわしながら撮れる場所は限られていて。
もちろん、数十名...いや、100名を超えていただろうか。集結した<鉄>たちに
よって、そのベストポジションと思しき場所は既に埋まっているのだが...
知識と経験、それから、図々しさ。
さらに強い味方は「28-300」という意味不明な高倍率ズームレンズ。
他の人には難しい場所でも何とか撮ってしまおう...という<変態鉄>である。
【2020年1月12日14時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
まずは、500号車側から。
500号車の前パンが“串っている”のは残念だが、2両編成で2丁とも“前パン”。
私鉄の旧型電車編成で最もカッコ良いとされるパターンである。
それにしても、残念というか、正直、ちょっと腹立たしかったのは...
【2020年1月12日14時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
この地点、フツーに道路に見られるようなガードレール1本で仕切られている。
そのガードレールに、1枚の注意書きのボードが出ているだけ。
他の鉄道事業者なら高い塀と有刺鉄線で囲んで車庫の中が絶対に見えないように
するところが多いのに、ことでんは、検査中で編成をバラされた車両も、
塗装作業中の車両も、事実上、撮り放題にしてくれているのである。
(もちろん、正式に許可してくれているのでは無く“黙認”に近いのだろうが...)
だからこそ、<鉄>としては節度を持って撮るべきであって...
いくらガードレールに切れ目、隙間があるからといってバラスト敷きになっている
スペースでカメラを構えるのは...
1人がこうしてしまうと、後ろに並んだ人は、それより奥に向かって手を伸ばして
カメラを突き出すしかない。これが<鉄>なイベントでの混乱の原因でもある。
若い頃なら(← いまも十分、若いつもりだが...)大きな声を出しているところだが
このときは、ちょっとそれは我慢して。
さて、レトロ電車。いつもの通り、2両で太田側のスペースに移動するみたい。
動いているシーンを撮りたいが<変態鉄>の立ち位置からでは架線柱に阻まれ。
ということで...
【2020年1月12日14時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
1両ずつ真横から。
カメラの設定を羽間の時から変えていなかったので、シャッター速度が速めで
全然分からないのだが、実は、カメラを振って流しているのである。
500号車に続いて...
【2020年1月12日14時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
23号車。ほぼ“同世代”の吊り掛け電車だが出身も違って、台車などにも
ハッキリ分かる違いがあるわけで。
ちなみに、右隅にちょっとだけ写り込んでいる500号車の連結面。
貫通扉が開いているのが構内入換のときの特長でもある。
東工場前からいったん本線に合流して県道をオーバークロス、太田側の線路沿いに
留置される。その姿を横目で眺めていたのが...
【2020年1月12日14時33分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
東工場建屋の前でいつも通り、休んでいた「デカ」様だったのである。
さぁ、そのまま、東工場建屋の脇を抜けて...
【2020年1月12日14時38分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
線路に沿って県道を跨げば、23号車と500号車の留置スペースである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0