あのツートンカラーを撮りたくて(19)「もりもり」裏 [高松琴平電鉄]
昨日の東京、まさか...の雪模様だった。といっても、みぞれ程度。
時折、白いものが増えたがそれでも積もることは無くて。
それにしても寒かった。
あのコロナの影響、勤務先でも「窓を開けて換気の励行」と、しきりに。
開けると寒いが、開けるしか無くて。大小さまざまな影響が続くコロナである。
何だか昼間の更新が定着しつつある拙ブログ、従来からの深夜帯の更新に戻したい
のだが...
ということで、書くこともないので、ひきつづき、1月12日の「ことでんレトロ」
撮影記の続き。いま、写真を見直してみても鬱陶しい天気の日だった。
【2020年1月12日14時29分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
何だか薄暗い感じの写真が続いてしまう撮影記である。
…… ……
2020年1月12日(日)曇り一時雨
羽床の時点で、辛い状況になっていたのである。
残り数少ない「レトロ電車」の撮影機会。何とか耐えてきたのだが...
三条のファ※マのトイレを占領していた、あの婆さん...
それ以来、何時間にもわたって<変態鉄>は辛い時間を過ごしていたのだった。
【2020年1月12日12時06分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅
ということで、2番ホーム向かい側の駐輪場付近でレトロ電車の停車中の姿を
撮った後は、まず、とにかく...
琴電琴平駅には多くの<鉄>が...
「乗車の、撮影の合間に」と考えるのは、どの<鉄>もいっしょ。
琴電琴平駅のトイレは順番待ちの列が。
【2020年1月12日12時27分】 香川県仲多度郡琴平町川東付近
(写真は気持ちに余裕ができた後に撮影したもの)
琴電琴平駅の駅舎を背にして左に100 mあまり進むとJR土讃線の琴平駅。
まずは、そちらへ。「トイレを探す旅」、空いていて、できれば快適に過ごせる...
でも、JR琴平駅周辺に該当するような場所は見つからず...
「見つからない」という事実が、余計に緊張と憔悴を...
【2020年1月12日12時28分】 香川県仲多度郡琴平町川東付近
JRの駅から上の写真に見える鳥居をくぐって琴電琴平駅、金倉川にかかる橋を渡れば
こんぴら山に向かう参道に。観光客の姿が多くなり、沿道には土産物屋さんや食堂と
いった観光客向けの店が並んで。
その一角にコンビニを発見。多少の待ち時間はあったものの、念願のトイレへ。
もう、涙が出そうなくらい...だった。
カラダもココロもスッキリしたら、12:43発の高松築港ゆきで先行しないと。
実は、この日は「ことでんレトロ」の撮影の中では“チャンス”でもあった。
ドン曇りの、小雨も落ちてきている天気が“チャンス”というのも何だが...
ことでん琴平線というのは、大雑把に言えば...
特にレトロ電車が走る区間というのは、基本的に北東から南西に向かって線路が
敷かれており。つまり、午後の上り電車は大半の場所でド逆光なのである。
往路、復路ともにバッチリ撮れるチャンスというのは、こういう曇りの日しか。
だからこそ、復路の撮影地は、よく考えて選ばないといけなかったのだが...
と書いている時点で「あとの祭り」。
【2020年1月12日13時47分】 高松琴平電鉄琴平線・羽間駅
<変態鉄>が降り立ったのは、2つ目の羽間駅だった。
20年度中の引退が発表されている、23号車と500号車が連結されており。
その編成の姿を記録できる場所として、後追いながら、羽間駅と土器川鉄橋の間の
琴平街道沿いの区間を考えたのだった。
本当はスッキリと晴れた日に風景重視で撮る場所なのだが...
【2020年1月12日13時18分】 高松琴平電鉄琴平線・榎井-羽間(後追い)
乗ってきた電車は、隣の岡田駅で下りと交換する。その電車は撮影地に移動中に
通過してしまったので、唯一の試し撮りは、その折返し。琴電琴平駅を13:13発の
高松築港ゆきだった。四電エナジーの広告ラッピングの1080形。
この電車の6分後に、レトロ電車が発車しているわけで。
讃岐らしい、おむすび型の山並み、手前の田んぼは冬枯れの寂しい風景だが、
景色を多めにして、電車を小さめに撮っているのは、ローカル私鉄らしさを
強調したかったのとともに、電車を少しでも小さくすることで見た目のスピードを
抑えて、被写体ブレをできるだけ防ぎたかったから。
背後から、他の電車のときとは明らかに違う...
ひときわ盛大な、あのサウンドが聞こえてきて。
【2020年1月12日13時25分】 高松琴平電鉄琴平線・榎井-羽間(後追い)
RAW現像時に思いっきりプラス側にして、この明るさ。
現地では昼間とは思えない薄暗さだったのである。まるで夕方の列車を撮っている
そんな感じ。
10年少し前まではフツーに定期運用に入っていた電車だけに、特別運行でも
他の営業列車とほぼ変わらないスピードで。
【2020年1月12日13時25分】 高松琴平電鉄琴平線・榎井-羽間(後追い)
実は直前まで構図は迷っていた。
電車が山並みに埋もれてしまった画は、何だか抵抗があったのだが、
でも、望遠・縦位置で、讃岐らしい山並み、その稜線の一部を入れて撮るのも
悪くないと思っていて。
ちなみに、この記事のタイトルにある「もりもり」というのは琴平街道沿いの
食堂の名前。様子からして、たぶん、だいぶ昔に店を閉めたのだと思うのだが、
バイパスができるまではクルマで通りかかる人向けのお店として繁盛していたの
ではないかと思う。
その「もりもり」跡(?)と、隣の喫茶店(← 盛業中!!)の付近から線路を見ると
琴平街道とちょっと離れた感じになっていて、築堤上を行く姿を人工物をあまり
入れず、ローカル線っぽい感じで撮ることができるのである。
【2020年1月12日13時48分】 高松琴平電鉄琴平線・羽間駅
この頃からだんだん雨が強くなってきて。
とうとう傘をさすのだった。
羽間駅で少し待って、後続の高松築港ゆき。こんどは1200形である。
【2020年1月12日14時29分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
もちろん、やって来たのは仏生山駅。
昨夏まではレトロ電車も高松築港駅まで乗り入れており、その“返し”は回送で
仏生山入庫だったので、復路を撮った後、大急ぎで戻ってくれば回送電車の
走行シーンも撮れたのだが...
現行ダイヤでは仏生山駅に到着するとそのまま入庫する。
沿線撮りして戻ってきたときには、すでに入庫した後なのだが...
線路を挟んで東西2箇所に分かれている仏生山車両所。日中でも頻繁に構内入換で
電車が動いており。仏生山止まりで戻ってきたレトロ電車も、構内入換で
再び小運転...というケースが多いのである。
それに少しだけ期待して。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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それにしても寒かった。
あのコロナの影響、勤務先でも「窓を開けて換気の励行」と、しきりに。
開けると寒いが、開けるしか無くて。大小さまざまな影響が続くコロナである。
何だか昼間の更新が定着しつつある拙ブログ、従来からの深夜帯の更新に戻したい
のだが...
ということで、書くこともないので、ひきつづき、1月12日の「ことでんレトロ」
撮影記の続き。いま、写真を見直してみても鬱陶しい天気の日だった。
【2020年1月12日14時29分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
何だか薄暗い感じの写真が続いてしまう撮影記である。
…… ……
2020年1月12日(日)曇り一時雨
羽床の時点で、辛い状況になっていたのである。
残り数少ない「レトロ電車」の撮影機会。何とか耐えてきたのだが...
三条のファ※マのトイレを占領していた、あの婆さん...
それ以来、何時間にもわたって<変態鉄>は辛い時間を過ごしていたのだった。
【2020年1月12日12時06分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅
ということで、2番ホーム向かい側の駐輪場付近でレトロ電車の停車中の姿を
撮った後は、まず、とにかく...
琴電琴平駅には多くの<鉄>が...
「乗車の、撮影の合間に」と考えるのは、どの<鉄>もいっしょ。
琴電琴平駅のトイレは順番待ちの列が。
【2020年1月12日12時27分】 香川県仲多度郡琴平町川東付近
(写真は気持ちに余裕ができた後に撮影したもの)
琴電琴平駅の駅舎を背にして左に100 mあまり進むとJR土讃線の琴平駅。
まずは、そちらへ。「トイレを探す旅」、空いていて、できれば快適に過ごせる...
でも、JR琴平駅周辺に該当するような場所は見つからず...
「見つからない」という事実が、余計に緊張と憔悴を...
【2020年1月12日12時28分】 香川県仲多度郡琴平町川東付近
JRの駅から上の写真に見える鳥居をくぐって琴電琴平駅、金倉川にかかる橋を渡れば
こんぴら山に向かう参道に。観光客の姿が多くなり、沿道には土産物屋さんや食堂と
いった観光客向けの店が並んで。
その一角にコンビニを発見。多少の待ち時間はあったものの、念願のトイレへ。
もう、涙が出そうなくらい...だった。
カラダもココロもスッキリしたら、12:43発の高松築港ゆきで先行しないと。
実は、この日は「ことでんレトロ」の撮影の中では“チャンス”でもあった。
ドン曇りの、小雨も落ちてきている天気が“チャンス”というのも何だが...
ことでん琴平線というのは、大雑把に言えば...
特にレトロ電車が走る区間というのは、基本的に北東から南西に向かって線路が
敷かれており。つまり、午後の上り電車は大半の場所でド逆光なのである。
往路、復路ともにバッチリ撮れるチャンスというのは、こういう曇りの日しか。
だからこそ、復路の撮影地は、よく考えて選ばないといけなかったのだが...
と書いている時点で「あとの祭り」。
【2020年1月12日13時47分】 高松琴平電鉄琴平線・羽間駅
<変態鉄>が降り立ったのは、2つ目の羽間駅だった。
20年度中の引退が発表されている、23号車と500号車が連結されており。
その編成の姿を記録できる場所として、後追いながら、羽間駅と土器川鉄橋の間の
琴平街道沿いの区間を考えたのだった。
本当はスッキリと晴れた日に風景重視で撮る場所なのだが...
【2020年1月12日13時18分】 高松琴平電鉄琴平線・榎井-羽間(後追い)
乗ってきた電車は、隣の岡田駅で下りと交換する。その電車は撮影地に移動中に
通過してしまったので、唯一の試し撮りは、その折返し。琴電琴平駅を13:13発の
高松築港ゆきだった。四電エナジーの広告ラッピングの1080形。
この電車の6分後に、レトロ電車が発車しているわけで。
讃岐らしい、おむすび型の山並み、手前の田んぼは冬枯れの寂しい風景だが、
景色を多めにして、電車を小さめに撮っているのは、ローカル私鉄らしさを
強調したかったのとともに、電車を少しでも小さくすることで見た目のスピードを
抑えて、被写体ブレをできるだけ防ぎたかったから。
背後から、他の電車のときとは明らかに違う...
ひときわ盛大な、あのサウンドが聞こえてきて。
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現地では昼間とは思えない薄暗さだったのである。まるで夕方の列車を撮っている
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10年少し前まではフツーに定期運用に入っていた電車だけに、特別運行でも
他の営業列車とほぼ変わらないスピードで。
【2020年1月12日13時25分】 高松琴平電鉄琴平線・榎井-羽間(後追い)
実は直前まで構図は迷っていた。
電車が山並みに埋もれてしまった画は、何だか抵抗があったのだが、
でも、望遠・縦位置で、讃岐らしい山並み、その稜線の一部を入れて撮るのも
悪くないと思っていて。
ちなみに、この記事のタイトルにある「もりもり」というのは琴平街道沿いの
食堂の名前。様子からして、たぶん、だいぶ昔に店を閉めたのだと思うのだが、
バイパスができるまではクルマで通りかかる人向けのお店として繁盛していたの
ではないかと思う。
その「もりもり」跡(?)と、隣の喫茶店(← 盛業中!!)の付近から線路を見ると
琴平街道とちょっと離れた感じになっていて、築堤上を行く姿を人工物をあまり
入れず、ローカル線っぽい感じで撮ることができるのである。
【2020年1月12日13時48分】 高松琴平電鉄琴平線・羽間駅
この頃からだんだん雨が強くなってきて。
とうとう傘をさすのだった。
羽間駅で少し待って、後続の高松築港ゆき。こんどは1200形である。
【2020年1月12日14時29分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
もちろん、やって来たのは仏生山駅。
昨夏まではレトロ電車も高松築港駅まで乗り入れており、その“返し”は回送で
仏生山入庫だったので、復路を撮った後、大急ぎで戻ってくれば回送電車の
走行シーンも撮れたのだが...
現行ダイヤでは仏生山駅に到着するとそのまま入庫する。
沿線撮りして戻ってきたときには、すでに入庫した後なのだが...
線路を挟んで東西2箇所に分かれている仏生山車両所。日中でも頻繁に構内入換で
電車が動いており。仏生山止まりで戻ってきたレトロ電車も、構内入換で
再び小運転...というケースが多いのである。
それに少しだけ期待して。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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