阪堺モ161形車「住吉っさん」初詣輸送撮影記(7)石津川鉄橋 [ちん電(阪堺電気軌道)]
明日の朝は早起きして...と、“出撃”なら良いのだが仕事だから。
もう寝ないといけないが、ダラダラとブログを書いているのである。
振替休日があれば良いのだが、この時期、通常の業務に休日のアレコレが“上乗せ”
される形だから、兎に角、休みがなくなっていくだけで。
もう、イライラの連続なのである。ちなみに、仕事が増えても貰うものは一切
変わらないという規定の会社なので、自分としては休みが潰されて損しているだけ。
まぁ、それはそれとして。
まだまだ続く1月2日の阪堺電車撮影記。
【2020年1月2日13時36分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近(後追い)
この写真が“不思議だなぁ”と思ったのは、この記事を書くために見直していて。
そういえば、1年前、大和川鉄橋で撮っていたときも、このシーンに出会っている。
阪堺電車の運転士さんの中に、少なくとも1名以上...
そんなことを思う今日この頃。
…… ……
2020年1月2日(木)晴れ
今回の阪堺電車の撮影、もちろん、そのお目当ては古豪モ161形車にあった訳だが、
昨日も書いたとおり、とりわけ、<変態鉄>として撮りたかったのは堺市内区間。
モ161形車が浜寺までの運用に入っているのは、意外とレアで、なかなか撮れない。
このお正月期間は、もちろん浜寺駅前ゆきも5割ほど増発されているが、なかなか...
【2020年1月2日11時53分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山3丁目電停付近
だからこそ、帝塚山3丁目電停で撮ったモ162号車が「浜寺駅前」ゆきを表示して
いるのを見て、迷わず、後続の浜寺駅前ゆきに乗り込んだのである。
堺市内に入ると長い長い直線区間が多くなり。向こうの方に先行のモ162号車の
姿を捉えつつ...。
でも、追いつけないことにも、ちょっともどかしさ。
<変態鉄>が降り立ったのは、終点に近い堺市内でも南部に当たる石津電停。
ここを出た直後、電車は短い鉄橋を渡るのである。
下に流れているのは石津川。それほど大きな河川ではないものの、阪堺線の堺市内
区間では、1つのハイライトシーンかも知れない。
というのも...
【2020年1月2日12時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・船尾-石津
電停から続く昔ながらの商店街を抜けていくと、ほどなく川沿いの道に突き当たる。
そこから線路と逆に、東に向かって少し歩いたところ、ゴミステーション付近で
カメラを構えると、石津川鉄橋を渡る電車を撮ることができる。
もちろん、阪堺線の鉄橋で一番大きくて立派なのは大和川鉄橋。
でも、大和川鉄橋は下路式なので電車の下半分は隠れてしまって。ここは上路式。
サイドから電車の全体を隠すことなく写せるのである。
<変態鉄>がカメラを構えた直後に通過していく天王寺駅前ゆきの堺トラム。
後ろ側、石津川鉄橋の海側には道路橋もあって。そこが人もクルマも意外と
交通量が多いのである。ハイエースだろうか、電車と被っている。
【2020年1月2日12時50分】 阪堺電気軌道阪堺線・石津-船尾
普段は12分間隔の堺市内区間、この日は平均8分ほどの間隔で電車が運行されており。
飽きることなくカメラを構えていられるのである。
ただ、怖いのは、写真の右側、石津電停と鉄橋の間には踏切がある上に目を凝らすと
石津電停の近くがホンの少しだけ見えるのだが、上りの天王寺駅前ゆきは
何の前触れもなく、いきなり視界に入ってくる。
そう、先行して浜寺駅前に向かっていったモ162号車が天王寺駅前ゆきとして
戻ってくるところを狙っているのである。だから、ケータイに視線を落とすなど
もってのほかなのである。
そして...
【2020年1月2日12時53分】 阪堺電気軌道阪堺線・船尾-石津
モ162号車である。軽自動車が後ろの橋に差し掛かっているが、何とかかわして。
電車の足回りまでしっかりと見えている。
ほぼ思い通りの1枚を撮ることができて。1つの目標をクリアした瞬間である。
意気揚々と石津電停へ。来るときは非常に遠く感じるものなのだが、帰りは...
実は石津電停までは徒歩で5分かからない距離なのである。
【2020年1月2日13時08分】 阪堺電気軌道阪堺線・石津電停
電停ホームに戻って。バッグからカメラを取り出すのも面倒な気がして...
この写真は後で撮ったものなのだが...
ベンチに座って後続の天王寺駅前ゆきを待っていたのだが...
何だかヘンな予感がしていたのである。
この付近、北側(天王寺駅前方面)は2つ手前の東湊電停付近から、
南側(浜寺駅前方面)は1つ手前の船尾電停付近からの長くつづく直線区間の中程
に位置している。船尾電停に到着する天王寺駅前ゆきが見えてきて...
それと同時に、東湊電停付近に後続の浜寺駅前ゆき。
よ~~~く、目を凝らして見てみれば、それは...
鳴り出した踏切、遮断竿が下りてくるその直前に猛ダッシュ!!
睡眠不足と運動不足、足がもつれそうになり、息が上がってくるのは分かっていても
苦しくても走るしか考えられなかった。先ほどまでカメラを構えていた、あの地点。
バッグからカメラを取り出す時間ももどかしい位。
ホッとした瞬間に、そう視界には“金太郎塗り”モ166号車である。
駄菓子菓子。
だが、しかし...
世の中、そんなに甘くはなかった。
偶然かも知れないが、濃い、暗い車体色の電車が続いていた。
だから車体に落ちる架線柱の影は気にならなかったのだが、モ166号車の上半は
明るいクリーム色、先ほどのモ162号車の位置付近では、車体に思いっきり黒い線。
ということで...
【2020年1月2日13時04分】 阪堺電気軌道阪堺線・石津-船尾
連写し続けて、架線柱を通り過ぎたところで...
でも、何も考えていなかった<変態鉄>のアタマの中。そう、帝塚山での撮影の
途中から“選手交代”、カメラを“RP”から“5D MarkⅢ”に変えていた。
「その、どこが違うの??」
撮っていて一番違うのは、データの書き込み速度。デジカメは画像を電気信号として
記録し、それを記憶媒体(メモリーカードなど)に書き込むわけだが、この技術、
かなりの勢いで進歩しており。すっかり古い型式になってしまった“5D MarkⅢ”、
“RP”に比べたら、そのあたりが非常に弱くて。
連写すると、すぐにバッファーのデータ量が満杯になり、シャッターが切れなく
なってしまうのである。だから、この架線柱がかかっているカットしか...う~ん。
息は整ったが、石津電停に引き返す足取りは重かった。
【2020年1月2日13時08分】 阪堺電気軌道阪堺線・石津電停
ただし、必ず、もう一度だけは堺市内区間でモ166号車を撮れるチャンスがある。
そう、いま、浜寺駅前に下っていったモ166号車は必ず天王寺駅前ゆきとして
戻ってくるのである。
石津電停から天王寺駅前ゆきに乗って。
石津では多少の余裕もあった車内、宿院あたりからは超満員。
カメラバッグを抱えて車内を移動するのも、何だか申し訳なかったが
下車したのは綾ノ町電停。
堺市内のセンターリザベーション区間の北端、ここから住吉まで専用軌道になる。
電車は黄色矢印信号に従って交差点を横切るので、後追いではあっても
非常に撮りやすく。
【2020年1月2日13時35分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停
しかも交差点の手前、綾ノ町電停の上りホームは道路中央にあって。
今日のトップ写真は、このときの試し撮りの1枚。モ501号車である。
この写真の電車の違和感にお気づきだろうか!?
足下をよく見ると奥の線路を通っている。つまり、上り電車。
LED式なので読みづらいが、行き先も「天王寺駅前」を表示しており。
だけど...
後追いなのだが、こちら側のヘッドライトが点灯しているのである。
昨年もその写真を1枚撮っており。あのときは、たしか“黄金糖”。
きっと阪堺電車の運転士さんの中には「後部のヘッドライトを消さない主義」の方が
お一人以上居るはずだ...とヘンなことを確信した瞬間だった。
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もう寝ないといけないが、ダラダラとブログを書いているのである。
振替休日があれば良いのだが、この時期、通常の業務に休日のアレコレが“上乗せ”
される形だから、兎に角、休みがなくなっていくだけで。
もう、イライラの連続なのである。ちなみに、仕事が増えても貰うものは一切
変わらないという規定の会社なので、自分としては休みが潰されて損しているだけ。
まぁ、それはそれとして。
まだまだ続く1月2日の阪堺電車撮影記。
【2020年1月2日13時36分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停付近(後追い)
この写真が“不思議だなぁ”と思ったのは、この記事を書くために見直していて。
そういえば、1年前、大和川鉄橋で撮っていたときも、このシーンに出会っている。
阪堺電車の運転士さんの中に、少なくとも1名以上...
そんなことを思う今日この頃。
…… ……
2020年1月2日(木)晴れ
今回の阪堺電車の撮影、もちろん、そのお目当ては古豪モ161形車にあった訳だが、
昨日も書いたとおり、とりわけ、<変態鉄>として撮りたかったのは堺市内区間。
モ161形車が浜寺までの運用に入っているのは、意外とレアで、なかなか撮れない。
このお正月期間は、もちろん浜寺駅前ゆきも5割ほど増発されているが、なかなか...
【2020年1月2日11時53分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山3丁目電停付近
だからこそ、帝塚山3丁目電停で撮ったモ162号車が「浜寺駅前」ゆきを表示して
いるのを見て、迷わず、後続の浜寺駅前ゆきに乗り込んだのである。
堺市内に入ると長い長い直線区間が多くなり。向こうの方に先行のモ162号車の
姿を捉えつつ...。
でも、追いつけないことにも、ちょっともどかしさ。
<変態鉄>が降り立ったのは、終点に近い堺市内でも南部に当たる石津電停。
ここを出た直後、電車は短い鉄橋を渡るのである。
下に流れているのは石津川。それほど大きな河川ではないものの、阪堺線の堺市内
区間では、1つのハイライトシーンかも知れない。
というのも...
【2020年1月2日12時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・船尾-石津
電停から続く昔ながらの商店街を抜けていくと、ほどなく川沿いの道に突き当たる。
そこから線路と逆に、東に向かって少し歩いたところ、ゴミステーション付近で
カメラを構えると、石津川鉄橋を渡る電車を撮ることができる。
もちろん、阪堺線の鉄橋で一番大きくて立派なのは大和川鉄橋。
でも、大和川鉄橋は下路式なので電車の下半分は隠れてしまって。ここは上路式。
サイドから電車の全体を隠すことなく写せるのである。
<変態鉄>がカメラを構えた直後に通過していく天王寺駅前ゆきの堺トラム。
後ろ側、石津川鉄橋の海側には道路橋もあって。そこが人もクルマも意外と
交通量が多いのである。ハイエースだろうか、電車と被っている。
【2020年1月2日12時50分】 阪堺電気軌道阪堺線・石津-船尾
普段は12分間隔の堺市内区間、この日は平均8分ほどの間隔で電車が運行されており。
飽きることなくカメラを構えていられるのである。
ただ、怖いのは、写真の右側、石津電停と鉄橋の間には踏切がある上に目を凝らすと
石津電停の近くがホンの少しだけ見えるのだが、上りの天王寺駅前ゆきは
何の前触れもなく、いきなり視界に入ってくる。
そう、先行して浜寺駅前に向かっていったモ162号車が天王寺駅前ゆきとして
戻ってくるところを狙っているのである。だから、ケータイに視線を落とすなど
もってのほかなのである。
そして...
【2020年1月2日12時53分】 阪堺電気軌道阪堺線・船尾-石津
モ162号車である。軽自動車が後ろの橋に差し掛かっているが、何とかかわして。
電車の足回りまでしっかりと見えている。
ほぼ思い通りの1枚を撮ることができて。1つの目標をクリアした瞬間である。
意気揚々と石津電停へ。来るときは非常に遠く感じるものなのだが、帰りは...
実は石津電停までは徒歩で5分かからない距離なのである。
【2020年1月2日13時08分】 阪堺電気軌道阪堺線・石津電停
電停ホームに戻って。バッグからカメラを取り出すのも面倒な気がして...
この写真は後で撮ったものなのだが...
ベンチに座って後続の天王寺駅前ゆきを待っていたのだが...
何だかヘンな予感がしていたのである。
この付近、北側(天王寺駅前方面)は2つ手前の東湊電停付近から、
南側(浜寺駅前方面)は1つ手前の船尾電停付近からの長くつづく直線区間の中程
に位置している。船尾電停に到着する天王寺駅前ゆきが見えてきて...
それと同時に、東湊電停付近に後続の浜寺駅前ゆき。
よ~~~く、目を凝らして見てみれば、それは...
鳴り出した踏切、遮断竿が下りてくるその直前に猛ダッシュ!!
睡眠不足と運動不足、足がもつれそうになり、息が上がってくるのは分かっていても
苦しくても走るしか考えられなかった。先ほどまでカメラを構えていた、あの地点。
バッグからカメラを取り出す時間ももどかしい位。
ホッとした瞬間に、そう視界には“金太郎塗り”モ166号車である。
駄菓子菓子。
だが、しかし...
世の中、そんなに甘くはなかった。
偶然かも知れないが、濃い、暗い車体色の電車が続いていた。
だから車体に落ちる架線柱の影は気にならなかったのだが、モ166号車の上半は
明るいクリーム色、先ほどのモ162号車の位置付近では、車体に思いっきり黒い線。
ということで...
【2020年1月2日13時04分】 阪堺電気軌道阪堺線・石津-船尾
連写し続けて、架線柱を通り過ぎたところで...
でも、何も考えていなかった<変態鉄>のアタマの中。そう、帝塚山での撮影の
途中から“選手交代”、カメラを“RP”から“5D MarkⅢ”に変えていた。
「その、どこが違うの??」
撮っていて一番違うのは、データの書き込み速度。デジカメは画像を電気信号として
記録し、それを記憶媒体(メモリーカードなど)に書き込むわけだが、この技術、
かなりの勢いで進歩しており。すっかり古い型式になってしまった“5D MarkⅢ”、
“RP”に比べたら、そのあたりが非常に弱くて。
連写すると、すぐにバッファーのデータ量が満杯になり、シャッターが切れなく
なってしまうのである。だから、この架線柱がかかっているカットしか...う~ん。
息は整ったが、石津電停に引き返す足取りは重かった。
【2020年1月2日13時08分】 阪堺電気軌道阪堺線・石津電停
ただし、必ず、もう一度だけは堺市内区間でモ166号車を撮れるチャンスがある。
そう、いま、浜寺駅前に下っていったモ166号車は必ず天王寺駅前ゆきとして
戻ってくるのである。
石津電停から天王寺駅前ゆきに乗って。
石津では多少の余裕もあった車内、宿院あたりからは超満員。
カメラバッグを抱えて車内を移動するのも、何だか申し訳なかったが
下車したのは綾ノ町電停。
堺市内のセンターリザベーション区間の北端、ここから住吉まで専用軌道になる。
電車は黄色矢印信号に従って交差点を横切るので、後追いではあっても
非常に撮りやすく。
【2020年1月2日13時35分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停
しかも交差点の手前、綾ノ町電停の上りホームは道路中央にあって。
今日のトップ写真は、このときの試し撮りの1枚。モ501号車である。
この写真の電車の違和感にお気づきだろうか!?
足下をよく見ると奥の線路を通っている。つまり、上り電車。
LED式なので読みづらいが、行き先も「天王寺駅前」を表示しており。
だけど...
後追いなのだが、こちら側のヘッドライトが点灯しているのである。
昨年もその写真を1枚撮っており。あのときは、たしか“黄金糖”。
きっと阪堺電車の運転士さんの中には「後部のヘッドライトを消さない主義」の方が
お一人以上居るはずだ...とヘンなことを確信した瞬間だった。
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拙ブログへのコメントありがとうございます。
「オッサン一人旅Ⅲ」をⅡと同様に宜しくお願いします<(_ _*)>
by johncomeback (2020-02-09 19:54)
johncomebackさん
コメントありがとうございます。
しばらく見に行けないうちに...
RSSが来ないな、とは思っていたのですが...
失礼しました。今後ともよろしくお願いいたします。
by ferrum_queserasera (2020-02-09 20:25)