SSブログ

富山地鉄14722号 Last Run(3)いよいよ「最後の旅」へ。 [富山地方鉄道]

ブログを新しくして。普段から「数字は気にしていない」と言っているわけだが、
それでも、やはりブログ管理画面のトップに表示される閲覧数(PV)は
気になってしまうもので。

「移転すれば減るだろう」という予想はしていたのだが、いまの段階で、だいたい...
旧ブログの1時間あたりの閲覧数と、“Part 2”の1日あたりの閲覧数がほぼ等しく。
やっぱり、ちょっと寂しくも感じるのだが...

でも、相変わらずマイペースで。
そう、長く続けてきた中でわかったこと。ブログのPV数というのは、記事をアップ
していけば、自然と増加してくる...ということ。
そう、「ページ別」のアクセス解析画面を見れば、やはり、大抵の場合は最新記事の
数字が一番大きくなるものだが、でも、古い記事も一定の“需要”はあるみたいで。

だから“過去記事”が蓄積されていけばいくほど、アレコレ調べているうちに
拙ブログにたどり着いてしまう...ということが起こるというわけで。

031_DPP_00007024.JPG
【2019年12月21日11時07分】 富山地鉄・電鉄富山駅

だからこそ、気にせずこれまで通りの記事を積み重ねていきたいと思っている次第。
そう、収益目的のブログでは無い。あくまで<変態鉄>の趣味活動について
テキトーかつお気楽に語る場なのである。

というわけで、引き続き、2019年12月21日の富山地鉄 14722号車ラストランの話題
11時過ぎ、稲荷町から回送で電鉄富山駅に姿を現した“フタフタ編成”である。
……  ……

2019年12月21日(日)曇り

もちろん、電鉄富山駅のホームで14722編成の姿を撮ったことは数知れず。
でも、コレが最後の撮影機会になると思えば...

DPP_00006985.JPG
【2019年12月21日11時07分】 富山地鉄・電鉄富山駅

入線風景の撮影を犠牲にしてでも、乗車位置付近に並んで車内の良い席をキープ
したいという<乗り鉄>派の方が多かったようで、

そして3番ホームに据え付けられれば...

027_DPP_00006948.JPG
【2019年12月21日11時08分】 富山地鉄・電鉄富山駅

歴代のヘッドマークや丸看板を掲出しての撮影会である。

稲荷町からの回送時に前側だったクハ172号車には“Last Run”のマーク、
そして、反対側、モハ14722号車には「特急 立山」の丸看板である。

電動方向幕が装備される前の時代には、丸看板が常用されていたわけだが、
最近では方向幕が故障したとき位しか使われておらず。
それでも、特急列車に充当されたときには四角い大型ヘッドマークを掲出するのが
一般的。もちろん「特急 立山」も大型の四角いものがあるのだが...
(特急のヘッドマークも降雪期には掲出が中止される)

「特急 立山号」の丸いタイプを実見したのは、これが初めてのような...
白い冬の羽にはえ替わったライチョウをデザインしたマーク、なかなか良い感じ。

もちろん、それに合わせる形で方向幕も「特急 立山」である。
よく見れば運転台には花束が置かれており。

032_DPP_00007029.JPG
【2019年12月21日11時08分】 富山地鉄・電鉄富山駅

隣の線路に停まっている“60かぼちゃ”は11:26発の岩峅寺ゆき、第8321列車。
“フタフタ編成”のイベント列車の発車が11:20、だからスッキリと撮ることは
できないのだが、それでも4番ホームからも1枚。

027_DPP_00006948.JPG
【2019年12月21日11時17分】 富山地鉄・電鉄富山駅

反対側、頭端式ホームの行き止まり部分、モハ14722号車でもヘッドマークを
交換しての撮影会である。定員制のイベントだけあって、多くの人がカメラを
向けていても、撮影位置を巡って怒号と罵声が飛びかうような、イヤな雰囲気には
ならずに、お互い数枚撮るごとに譲り合うような...そんな雰囲気での撮影。

惜別マークだったかと思っていたら、いつの間にか「特急 うなづき」に
交換されていて。いつの時代のものだろうか!?
現在のマークとは、かなり雰囲気が異なっており。コレは初めて見た。

そして...

034_DPP_00007025.JPG
【2019年12月21日11時19分】 富山地鉄・モハ14722号車内

あっという間に発車時刻が近づいてきて。

まだまだ撮っていたい...そんな気持ちだったが、係員の声に促されて。
車内はすでに満席状態。モハ14722号車の連結面近くのロングシートに陣取って。

車内は中吊り広告が外されていて...
<変態鉄>にとって、写真でしか見たことのない地鉄電車たちである。
なぜ、90年台から...2000年台最初から...、もう少し早く地鉄電車の魅力に
気づかなかったのか、悔やまれるのだが...

それにしても「主電動機の“うなり”、そして、台車の“軋み”」。
何だか気合いの入ったポスターである。

ワンマン化改造で運転台後ろの座席が撤去されているのは他形式と同様。
この日は、何というのだろうか...ちょっと古い病院の廊下にありそうな長椅子、
それをロングシート状に配置して、シートを仮設してあって、それでようやく
ほとんどの参加者が着席できる位に...

035_DPP_00007031.JPG
【2019年12月21日11時35分】 富山地鉄・モハ14722号車内(月岡駅付近)

稲荷町では、この“フタフタ”に替わってデビューすることになっていた
17480形(東急8590形)が整備を受けている様子などを見ることできて...

それにしてもスゴいのが今回のダイヤ。上滝不二越線経由、立山までノンストップ。
10020形を撮るために何度も通った上滝不二越線だが、その駅もどんどん通過して。
この日は曇り予報だったのだが、それでも、この頃までは時折、青空も見えて。
月岡駅付近では車窓に、雪をかぶった立山連峰をクッキリとみることができた。

036_DPP_00007026.JPG
【2019年12月21日11時46分】 富山地鉄・モハ14722号車内(岩峅寺駅付近)

もちろん(?)、岩峅寺駅も通過。立山線へと転線して。
現行ダイヤでは見られない「南富山経由 立山ゆき」である。
実は昔は...(自分が生まれるより前の時代)
上滝不二越線が「立山線」、現在の“寺田経由”が「五百石線」だったわけで。
“本当の立山線”を走破したことにもなるのである。

今回のイベント、全線走破の<乗り鉄>系の内容になっており。
「撮りたい!!」タイプの<変態鉄>は駅停車中に全てを賭けるしか無かった。

でも...

立山駅の直前、真川鉄橋のあたりで急ブレーキがかかって。
どうやら、ATSの誤作動(?)だったみたいで。予定よりちょっと遅れて立山駅。

大急ぎでホームに出れば...

037_DPP_00007027.JPG
【2019年12月21日12時16分】 富山地鉄立山線・立山駅

折角の「立山号」のヘッドマークだが、広角28 mmで撮るのは限界で。う~ん...

でも、そうなったのは...

038_DPP_00007028.JPG
【2019年12月21日12時18分】 富山地鉄立山線・立山駅

そう定期の営業列車の合間を縫って設定される、今回のような臨時電車。
立山駅では“縦列停車”だったのである。

次の撮影タイムは、山を下りてからの五百石駅。撮影はそのときに...と
思いつつ。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。