大型連休の阪堺モ161形（３５）東天下茶屋

いつも、この冒頭に書く一言に困るのである。拙ブログ、本文は早めに書き終わるのだが、この冒頭部分が出てこなくて。記事のアップが遅れるときというのは、だいたい、この冒頭部分がまとまらないというケースが多い。
特に、仕事が忙しくなると職場と自宅の単純往復だけになってしまうので、そうすると、特に書くことがない。

水曜は久々の公休日で、特に予定も入っていなかったので、ちょっと出かけようと思ったのだが、調べてみると、その訪問先...と思っていた駅で意外なイベントが行われるようで。う〜ん、それすら知らなかった。
その場所、誰もいない日に静かに撮りに行きたいと思っているので、水曜の出かける先がなくなってしまって。自室でゴロゴロしながら過ごす予定。
ということで、余計、書くことがなくなるという“悪循環”に陥るのである。

さて、ということで、5月7日、激しい雨の降る中での阪堺電車撮影記。


【2023年5月7日10時13分】　阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停

東天下茶屋電停近くのストレートで撮ったのだが...

いや、この展開。思わず、撮っていて声がでてしまった。

……　　……

2023年5月7日（日）雨

天神ノ森電停で待つことしばし。


【2023年5月7日10時06分】　阪堺電気軌道阪堺線・天神ノ森電停

日中は毎時２本程度まで本数が削減されてしまった恵美須町系統、24分の待ち時間は長いのか短いのか...
晴れていたら歩いて住吉方面へと戻るところだが、この雨では...、ただただ、薄暗いホームのベンチで待っていたのだった。

10時すぎ、ようやくやってきたのはモ501号車。

そして、住吉に到着したのだが...


【2023年5月7日10時13分】　阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停

到着したホームのすぐ前方には、モ164号車の姿。
とにかく急いでカメラを出して。


【2023年5月7日10時14分】　阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停付近

やはり、モ164号車は我孫子道を今度は上町線に入る天王寺駅前ゆきとして折り返していた。

普段なら終日、逆光になるこの撮り方、初めてかも知れない。モ164号車が上町線へと入っていくところを。


【2023年5月7日10時19分】　阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停付近

さぁ、そうなったら自分も後続の天王寺駅前ゆきで...。

住宅街の専用軌道をゆく姿を記録しておきたくて。降り立ったのは東天下茶屋電停。
傘を差すと歩くことすら大変な、線路沿いの未舗装の通路を。その途中でカメラを構えることにした。


【2023年5月7日10時44分】　阪堺電気軌道上町線・東天下茶屋－北畠

長い直線区間の向こうから、モ164号車のヘッドライトが迫ってくるのが確認できた。折り畳み傘を畳んで地面に放り投げて...
スブ濡れになりながら、ファインダーの中の電車の動きに集中していたのだった。


【2023年5月7日10時44分】　阪堺電気軌道上町線・東天下茶屋－北畠

すかさず振り返って。北畠の併用軌道へと向かっていく姿を後追いして...。

再び、東天下茶屋電停へと戻ったのだった。


【2023年5月7日10時49分】　阪堺電気軌道上町線・東天下茶屋電停

この日のモ164号車、朝からここまでずっと我孫子道折返しの運用に入っていた。何だか、このまま、この日は日中いっぱい、我孫子道折返しの運用に入るような気がしていたのだが...
雨脚は激しくなるばかり、何度も撮っている大阪市内区間を往復するだけの運用であれば、早めにホテルに戻ってゆっくり過ごそう...と思っていた。
でも、そう、朝10時台は運用が入れ替わって、ここから昼のサイクルの時間帯に入るところで。

モ164号車が「浜寺駅前」ゆきを表示して通過していくのが、自分にとっては意外だった。

でも、モ164号車が浜寺運用に入ったということは、「雨の堺市内区間でモ164号車を撮る」という新しいテーマができてしまったのである。


【2023年5月7日10時52分】　阪堺電気軌道上町線・東天下茶屋電停

すかさず、後続の浜寺駅前ゆきに乗り込んで。（つづく）

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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