大型連休の阪堺モ161形(2)最初は神ノ木 [ちん電(阪堺電気軌道)]
<鉄>活動において、特に撮影に関して、重要な要素として「荷物」があるような気がしている。この5月の訪問時、堺市内にホテルをとっていた。
そして、伊丹空港からはバスであべの橋、つまり、この時点ではカメラバッグの他に、着替え等が入った大きなバッグを抱えて。
まぁ、幸い、そこまで重いものではなかったし、休日なので朝のラッシュと言うほどでもなかったので...。でも、線路端を歩き回って撮影のベストポジションを探し回る...のは気持ちとしてちょっと億劫。
【2023年5月4日10時15分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
そんな中、今回の撮影スタートは東粉浜だった。我孫子道に向かったモ162号車は、たぶん折り返してくる。
前回、4月の訪問時にわかったのは、日中は恵美須町と天王寺駅前、それぞれの車両運用はほぼ分けられていて、基本的に同じ運転系統で往復し続ける。でも、それが始まるのは10時を回ってから。9時台までは、我孫子道、天王寺駅前での折返しに際して、来たときとは違った行き先になるケースの方が多くて。
先程、恵美須町から戻ってくるモ162号車を撮ったとき、たぶん、この電車の折返しは天王寺駅前ゆきになるのだろう...と予想していた。
言ってみれば、1つの“賭け”である。そう思って...
…… ……
2023年5月4日(木)晴れ
東粉浜電停の少し先、通天閣が見えるポジションで、恵美須町からやってくるモ162号車を。
【2023年5月4日9時47分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西-東粉浜
すぐ先の信号で停まってくれたので、後ろからもう1枚。
これを撮ったら“深追い”は避け、東粉浜の小学校の近くの路地へ入り、住宅街の中をクネクネ。上町線(阿倍野区)側と阪堺線(西成区)側では、ちょうど上町台地の縁のところにあたるのか、わずか数百メートルであっても大きな高低差があって。
昔ながらの住宅街の中、曲がりくねった道は自分のような余所者には非常に難しく。でも、東へ東へと歩みを進めれば、必ずや上町線の線路に突き当たるのである。
まもなく、神ノ木電停に到着である。
晴れた朝、ここのホーム端から撮ると、住吉から一気に上り急勾配を駆け上がってくる電車を順光で撮ることができる。
撮影者の多い電停だが、翌5日に、モ161形車4両運行が控えていること、それと、モ161号車以外の3両に、あまり関心を示さない<鉄>が多いのだそうで。
幸いにも、自分が一番乗り。
【2023年5月4日9時56分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
まずは、モ701号車“パンダ電車”である。
カーブのどこに電車を置くのか...というのは、撮影者泣かせの場所かも。
“正面ドカン”も撮ることができるのだが...
【2023年5月4日10時03分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
「オリジュウ」のモ505号車。朝の陽射しに輝いて、オレンジ色の車体色がよく映える。
それにしても、長い編成モノなら、カーブで撮るのが良いが、こういうときは、正面だけ撮るべきか、引き付けてサイドを入れるか...迷うのである。
しかも、望遠を使えば架線柱の間隔も圧縮され。車体に架線柱がかかってしまうのも気になって。
イージーに見える撮影地でありながら、いざ、立ってみると悩ましいものである。
【2023年5月4日10時09分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
沿線の私立学校の広告車、シックな色使いはモ501号車。
こういうカットを思い描きながらも、車体の肩のところに架線柱、そして、左端が信号機にかかっているのが気になって。
【2023年5月4日10時14分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
そんな迷っているうちに、モ162号車は予想通り天王寺駅前ゆきになって戻ってきてくれた。
まずはカーブの向こうで。モ162号車の“顔”にキレイに光が回っており。
【2023年5月4日10時14分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
もちろん、どんどん連写して。
カーブを曲がり終えて神ノ木電停のホームに進入してくるところでサイド気味に。
【2023年5月4日10時15分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
ここまで撮って...
ホームの有効長の関係で停車中のカットは撮ることが出来ず。
【2023年5月4日10時15分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
だから、普段は撮らないこういう画を。
でも、こういうの、作画意図が明確でないと、自分のようなセンスの無い奴がテキトーに撮ると、ただただ中途半端な写真になってしまうもので。う〜ん。
【2023年5月4日10時15分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
しばしの停車の後、南海高野線の線路を越えて、モ162号車は帝塚山へと去っていくのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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そして、伊丹空港からはバスであべの橋、つまり、この時点ではカメラバッグの他に、着替え等が入った大きなバッグを抱えて。
まぁ、幸い、そこまで重いものではなかったし、休日なので朝のラッシュと言うほどでもなかったので...。でも、線路端を歩き回って撮影のベストポジションを探し回る...のは気持ちとしてちょっと億劫。
【2023年5月4日10時15分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
そんな中、今回の撮影スタートは東粉浜だった。我孫子道に向かったモ162号車は、たぶん折り返してくる。
前回、4月の訪問時にわかったのは、日中は恵美須町と天王寺駅前、それぞれの車両運用はほぼ分けられていて、基本的に同じ運転系統で往復し続ける。でも、それが始まるのは10時を回ってから。9時台までは、我孫子道、天王寺駅前での折返しに際して、来たときとは違った行き先になるケースの方が多くて。
先程、恵美須町から戻ってくるモ162号車を撮ったとき、たぶん、この電車の折返しは天王寺駅前ゆきになるのだろう...と予想していた。
言ってみれば、1つの“賭け”である。そう思って...
…… ……
2023年5月4日(木)晴れ
東粉浜電停の少し先、通天閣が見えるポジションで、恵美須町からやってくるモ162号車を。
【2023年5月4日9時47分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西-東粉浜
すぐ先の信号で停まってくれたので、後ろからもう1枚。
これを撮ったら“深追い”は避け、東粉浜の小学校の近くの路地へ入り、住宅街の中をクネクネ。上町線(阿倍野区)側と阪堺線(西成区)側では、ちょうど上町台地の縁のところにあたるのか、わずか数百メートルであっても大きな高低差があって。
昔ながらの住宅街の中、曲がりくねった道は自分のような余所者には非常に難しく。でも、東へ東へと歩みを進めれば、必ずや上町線の線路に突き当たるのである。
まもなく、神ノ木電停に到着である。
晴れた朝、ここのホーム端から撮ると、住吉から一気に上り急勾配を駆け上がってくる電車を順光で撮ることができる。
撮影者の多い電停だが、翌5日に、モ161形車4両運行が控えていること、それと、モ161号車以外の3両に、あまり関心を示さない<鉄>が多いのだそうで。
幸いにも、自分が一番乗り。
【2023年5月4日9時56分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
まずは、モ701号車“パンダ電車”である。
カーブのどこに電車を置くのか...というのは、撮影者泣かせの場所かも。
“正面ドカン”も撮ることができるのだが...
【2023年5月4日10時03分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
「オリジュウ」のモ505号車。朝の陽射しに輝いて、オレンジ色の車体色がよく映える。
それにしても、長い編成モノなら、カーブで撮るのが良いが、こういうときは、正面だけ撮るべきか、引き付けてサイドを入れるか...迷うのである。
しかも、望遠を使えば架線柱の間隔も圧縮され。車体に架線柱がかかってしまうのも気になって。
イージーに見える撮影地でありながら、いざ、立ってみると悩ましいものである。
【2023年5月4日10時09分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
沿線の私立学校の広告車、シックな色使いはモ501号車。
こういうカットを思い描きながらも、車体の肩のところに架線柱、そして、左端が信号機にかかっているのが気になって。
【2023年5月4日10時14分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
そんな迷っているうちに、モ162号車は予想通り天王寺駅前ゆきになって戻ってきてくれた。
まずはカーブの向こうで。モ162号車の“顔”にキレイに光が回っており。
【2023年5月4日10時14分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
もちろん、どんどん連写して。
カーブを曲がり終えて神ノ木電停のホームに進入してくるところでサイド気味に。
【2023年5月4日10時15分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
ここまで撮って...
ホームの有効長の関係で停車中のカットは撮ることが出来ず。
【2023年5月4日10時15分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
だから、普段は撮らないこういう画を。
でも、こういうの、作画意図が明確でないと、自分のようなセンスの無い奴がテキトーに撮ると、ただただ中途半端な写真になってしまうもので。う〜ん。
【2023年5月4日10時15分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
しばしの停車の後、南海高野線の線路を越えて、モ162号車は帝塚山へと去っていくのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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