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「鉄印」を求めて信楽へ(4)信楽駅 <後編> [3セク鉄道「鉄印」の旅]

「行きたい」と思いつつ、ずっと訪れることができていない路線というのがあって。その1つが小湊鉄道線。いや、5月にも行ったのだが...、でも、夕方、ちょっと訪れただけ。気になっている撮影地もあるのに全然、その機会が無いのである。聞けば、線路下の草が伸びて列車にかかるシーズンになり、ちょっと撮影には不向きなのだとか。
それでも、工夫すればいろいろと撮り方は見つかるはずで。今月中に一度は訪れたいと思いつつ、どうしても、朝起きて眠くて、そのまま二度寝...というパターンに陥ってしまうのである。

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【2022年1月26日11時19分】 小湊鐵道・五井機関区付近

でも、今月中に...、そう思っている。

さて、1月の信楽高原鉄道訪問記。1月の、まだ正月期間と言うこともあったかも知れないが、信楽駅前というのは思いのほか寂しい感じで。1時間の待ち時間の半分以上は駅舎内のベンチで過ごすしかなかった。

……  ……

2022年1月4日(火)晴れ時々曇り

信楽駅の駅舎を背にして左側には大きなタヌキと、あと、トイレがあって。その反対側、右の方に進めば舗装も途絶えて。その先に信楽高原鉄道の車庫と検修庫があって。

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【2022年1月4日11時05分】 信楽高原鉄道信楽線・信楽駅

現有車両は、SKR310形が2両、あとは、SKR400、SKR500形が各1両、わずか4両の陣容である。そのうち、最新の501号車が検修庫から顔を出す形で留置されていた。
反対側には飲食店と思しき...、でも、あと40分ほどの待ち時間の間に食べ終われそうな雰囲気のお店ではなくて。あとの時間は駅舎に戻ってベンチで過ごすしか無かったのだった。

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【2022年1月4日11時45分】 信楽高原鉄道信楽線・信楽駅

さぁ、まもなく列車が戻ってくる。少し早めにホームへ。

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【2022年1月4日11時45分】 信楽高原鉄道信楽線・信楽駅

信楽と言えば、何と言っても陶器の町だが、もう1つ、日本最古の茶の産地としても知られており。信楽町内の栽培される朝宮茶は、宇治や狭山と並ぶ日本五大銘茶の1つ。9世紀に最澄が唐から茶の種を持ち帰り、現在の信楽町朝宮周辺で栽培が始まったとされている。
ということで、タヌキたちに混ざって、こちらも。

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【2022年1月4日11時46分】 信楽高原鉄道信楽線・信楽駅

この信楽駅、2面2線の対向式ホームを備えた駅になっているが、途中駅での交換もなく全線1閉塞、1列車がただ往復するだけなので駅舎側のホームだけで足りるようで、向かい側のホームは立ち入り禁止になっており、タヌキたちが並べられている。
その“集合写真”を...と思ったが向かいのホームから広角28 mmでも全部は撮れないくらいの数で。
そんな使われないホームの端には...

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【2022年1月4日11時46分】 信楽高原鉄道信楽線・信楽駅

SKR311号車が留置されており。
311、312の2両は甲賀忍者に因んだラッピングになっているのだろうか!?

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【2022年1月4日11時47分】 信楽高原鉄道信楽線・信楽駅

自分が信楽に到着してちょうど1時間、同じSKR312号車が貴生川まで1往復して戻ってきた。

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【2022年1月4日11時50分】 信楽高原鉄道信楽線・第532D列車(SKR312号車)内

運転台にはタブレットキャリアに入ったスタフが置かれ。

11:54、定刻で動き出すと第532D列車は僅かな乗客を乗せて貴生川駅へ。やはり、下りとほぼ同じ23分間の旅である。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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