年の瀬の広島と倉敷へ（２８）あきらめたらじえんど!? [ひろでん（広島電鉄）]
今日のタイトル、某人気漫画の台詞では無い。ことでん、高松琴平電鉄のイルカ駅員、ことちゃんの名言である。
でも、本当にそうだった。いや、逆に、むしろ一度目で撮影できていたら、順光カットは撮れなかったかも知れない。何もない、道路中央の電停ホームで長時間、ずっと待っていた甲斐があった。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
途中、土橋まで無意味に往復して、コンビニに立ち寄ったり...、時間を潰すのに、そんなことはしたが、でも、ずっと待ち続けたのだった。そして...
…… ……
2021年12月14日（火）晴れ
前回、広島電鉄を本格的に撮りに来たのは2018年6月のこと。
まだ、“大正型電車”101号車が毎月、運行されていた時代。「一度、撮りたい」と、そう思って訪れたら、直後に定期運行が中止になって。
思わぬ形でギリギリセーフだったのだった。当時の運転区間は江波－横川駅の8号線を往復するもので。このときも順光カットが欲しくて、見つけたのがこの電停だった。
【2021年12月14日10時43分】 広島電鉄横川線・別院前電停
ただ、悩ましかったのは終着の横川駅から近いと言うこと。後続電車でやって来ても、撮れるかどうかは時の運。そう、路面電車だって、もちろんダイヤは決まっているが、途中電停での乗客の乗り降りや道路信号の変わるタイミングなどで不確実性が高く。数分程度前後するのは当たり前のことなのである。
広電本社前で582号を撮ってすぐに、後続の1900形で“追跡”したのだが...
乗っていた後続電車が別院前電停に到着するのと同時に向かい側の線路には...嗚呼。タッチの差でも間に合わなかった。そのリスクは分かってはいたものの、やはり、ショックである。
【2021年12月14日10時44分】 広島電鉄横川線・別院前電停
ド逆光の停車中カット、こんなのが撮りたくてここまで来たのでは無い。
もう、こうなったら別院前電停で意図したカットが撮れないと帰れない...それが＜変態鉄＞の性分というもので。
ということは、この別院前電停で1時間余りの時間を過ごすことになる訳で。いったんは別の場所に撮りに行こうか...と思ったのだが、そうすると、同じ事になると思い直して。
でも、1時間以上あるので、とりあえず、やって来た8号線電車で土橋まで。いや、何か＜鉄＞な目的では無くて、電停前にコンビニがあったような気がして。
…… ……
もちろん、「2度目の遅刻」は赦されない。
【2021年12月14日11時46分】 広島電鉄横川線・別院前電停
余裕をもって別院前電停に戻って。しばらく待つと582号車がやって来た。
【2021年12月14日11時47分】 広島電鉄横川線・別院前電停
この別院前電停のすぐ北側、写真の右側にあたる位置のビルの裏あたりだが、太田川から1本の流れが西に分岐しており。支流の天満川である。別院前電停のすぐ北側に、その天満川を渡る橋が架かっており。もちろん、電車もその橋を渡って横川駅に到着するわけで。
だから、橋の前後のアップダウン。ちょうど別院前電停から横川方面を見れば、自然と見上げるような構図になるので電車の後ろに青空を大きく入れられるのも嬉しいところ。まずは、横川駅に向かっていくところを後追いで。
でも、1時間待ったことも手伝ってか、光線状態は最高。とうとう念願の晴れカットを撮ることができたのだった。
そうなると、数分後に戻ってくるであろう、広電本社前ゆきにも期待が...
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
望遠の圧縮効果もあって、天満川を渡る電車の背後には山陽新幹線の高架も見えていて。
先ほどは間に合わなかったが、今回はちょうど、その橋の上で1900形の後続電車と582号車がすれ違って。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
アップダウンがあるので、電車は上の方から順番に視界に入ってくる。動画で撮っても面白い場所かも知れない。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
そして、その“サミット”を越えると青空をバックに582号車の顔が。
シャッターボタンを押す指にも力が入るところである。もちろん、バックに新幹線が写ってくれれば最高だったが、それでもこのカットが撮れただけでも十分なのである。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
もちろん、ドンドン連写して。狙い通りの位置で狙い通りのカットを。もう、心の中ではひとりガッツポーズをしていたのである。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
電停に進入してくる姿を撮ったら、急ぎ、バッグにカメラを押し込んで...（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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でも、本当にそうだった。いや、逆に、むしろ一度目で撮影できていたら、順光カットは撮れなかったかも知れない。何もない、道路中央の電停ホームで長時間、ずっと待っていた甲斐があった。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
途中、土橋まで無意味に往復して、コンビニに立ち寄ったり...、時間を潰すのに、そんなことはしたが、でも、ずっと待ち続けたのだった。そして...
…… ……
2021年12月14日（火）晴れ
前回、広島電鉄を本格的に撮りに来たのは2018年6月のこと。
まだ、“大正型電車”101号車が毎月、運行されていた時代。「一度、撮りたい」と、そう思って訪れたら、直後に定期運行が中止になって。
思わぬ形でギリギリセーフだったのだった。当時の運転区間は江波－横川駅の8号線を往復するもので。このときも順光カットが欲しくて、見つけたのがこの電停だった。
【2021年12月14日10時43分】 広島電鉄横川線・別院前電停
ただ、悩ましかったのは終着の横川駅から近いと言うこと。後続電車でやって来ても、撮れるかどうかは時の運。そう、路面電車だって、もちろんダイヤは決まっているが、途中電停での乗客の乗り降りや道路信号の変わるタイミングなどで不確実性が高く。数分程度前後するのは当たり前のことなのである。
広電本社前で582号を撮ってすぐに、後続の1900形で“追跡”したのだが...
乗っていた後続電車が別院前電停に到着するのと同時に向かい側の線路には...嗚呼。タッチの差でも間に合わなかった。そのリスクは分かってはいたものの、やはり、ショックである。
【2021年12月14日10時44分】 広島電鉄横川線・別院前電停
ド逆光の停車中カット、こんなのが撮りたくてここまで来たのでは無い。
もう、こうなったら別院前電停で意図したカットが撮れないと帰れない...それが＜変態鉄＞の性分というもので。
ということは、この別院前電停で1時間余りの時間を過ごすことになる訳で。いったんは別の場所に撮りに行こうか...と思ったのだが、そうすると、同じ事になると思い直して。
でも、1時間以上あるので、とりあえず、やって来た8号線電車で土橋まで。いや、何か＜鉄＞な目的では無くて、電停前にコンビニがあったような気がして。
…… ……
もちろん、「2度目の遅刻」は赦されない。
【2021年12月14日11時46分】 広島電鉄横川線・別院前電停
余裕をもって別院前電停に戻って。しばらく待つと582号車がやって来た。
【2021年12月14日11時47分】 広島電鉄横川線・別院前電停
この別院前電停のすぐ北側、写真の右側にあたる位置のビルの裏あたりだが、太田川から1本の流れが西に分岐しており。支流の天満川である。別院前電停のすぐ北側に、その天満川を渡る橋が架かっており。もちろん、電車もその橋を渡って横川駅に到着するわけで。
だから、橋の前後のアップダウン。ちょうど別院前電停から横川方面を見れば、自然と見上げるような構図になるので電車の後ろに青空を大きく入れられるのも嬉しいところ。まずは、横川駅に向かっていくところを後追いで。
でも、1時間待ったことも手伝ってか、光線状態は最高。とうとう念願の晴れカットを撮ることができたのだった。
そうなると、数分後に戻ってくるであろう、広電本社前ゆきにも期待が...
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
望遠の圧縮効果もあって、天満川を渡る電車の背後には山陽新幹線の高架も見えていて。
先ほどは間に合わなかったが、今回はちょうど、その橋の上で1900形の後続電車と582号車がすれ違って。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
アップダウンがあるので、電車は上の方から順番に視界に入ってくる。動画で撮っても面白い場所かも知れない。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
そして、その“サミット”を越えると青空をバックに582号車の顔が。
シャッターボタンを押す指にも力が入るところである。もちろん、バックに新幹線が写ってくれれば最高だったが、それでもこのカットが撮れただけでも十分なのである。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
もちろん、ドンドン連写して。狙い通りの位置で狙い通りのカットを。もう、心の中ではひとりガッツポーズをしていたのである。
【2021年12月14日11時58分】 広島電鉄横川線・別院前電停
電停に進入してくる姿を撮ったら、急ぎ、バッグにカメラを押し込んで...（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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