紫陽花が見頃の小湊鐵道へ(7)夕刻の五井駅 <前編> [小湊鐵道]
あと3ヶ月ほどで開設から満10年が経過することになる拙ブログ。当初は“不定期更新”のごくフツーのブログでスタートした。「どうせ、三日坊主。すぐ飽きてやめるだろう」と、当の本人ですらそう思っていた。最初の頃は1日のアクセス数(PV)が2桁ということが続いていて。
最初の数週間はそんな状況。当初はフツーのブロガーらしく、「何を書けば読んでもらえるのか??」と悩んだものだった。だからこそ、たまにある“バイトテロ”みたいなSNSの炎上騒ぎ、「アクセス数を増やしたかった」と“動機”を語っている方の気持ちというのも、分からなくはない。
でも、<変態鉄>の場合、逆のことを考え始めるのだった。「読まれるブログより、書きたいことを書くブログを目指す」ということ。
それと、飽きてきて投げ出さないようにするためには、毎日、必ず記事をアップすること。そのことだけを続けてきた。
でも、“毎日更新”というのを自分自身に課してしまうと...
拙ブログの歴史というのは「ネタ切れとの闘い」の歴史でもある。当初、ブログを始めた頃に考えていたのは「撮影記」といっても、現在の<速報版>みたいに、その日の“ベストショット”と呼べるような1枚を貼って、「※※に行って、※※を撮ってきました」みたいな短めの記事を...
そのつもりだったのだが、だんだん長く話を引っ張るようになっていって。そして、今に至っているのである。最初の1年くらいで現在のスタイルに近い記事の書き方が決まってきた感じだろうか。
だからこそ、この“コロナ禍”というのは拙ブログにも暗い影を落とし続け...
【2021年7月1日15時27分】 山形鉄道フラワー長井線・赤湯駅
今回の小湊鐵道撮影記の後は、7月1日の阿武隈急行・山形鉄道への「鉄印帳」の旅があるので...
こちらの話題を長々とご紹介して...
正直、オリンピックも控えているし、何だかんだで緊急事態宣言の再発出はないだろうとタカをくくっていた部分はあって。はたして、<変態鉄>の<鉄>活動はいかに??
まぁ、宣言下の3月にも会津への旅をしているし、5月の大型連休中にも“出撃”している。息を潜めて、こっそり動き回る...というスタイルになりそう。いまもアレコレ、水面下で画策している。
さぁ、引き続き、6月24日の小湊鐵道の話題。夕方の五井駅に戻ってきて...
…… ……
2021年6月24日(木)曇りのち晴れ
さすがに陽の長い時期でも、16時を過ぎると太陽は西に傾いて。高滝駅は木々に覆われて陰になるところにホームがあって。
日があたらないと、ちょっとだけ暑さもやわらぐような。
【2021年6月24日16時47分】 小湊鐵道・高滝駅
そんな静かな駅で待つこと10分余り。隣の里見駅で交換した第32列車は16:47定刻で。
キハ208+キハ213の2両のキハ、前側の208号車に乗車。合計でも車内の乗客は数名程度だろうか。1時間前の列車は高校生の通学ラッシュ、上総川間駅で一気に満員になって賑やかな車内だったが、今回は上総川間駅で乗ってくる人もなく。ノンビリと過ごせた車内。
市原市内中心部に入るにしたがって、車内の乗客は増えていったが...
ちなみに夕暮れ時の斜光線で撮るには、西広...海士有木駅の五井側が良いのではないか、と感じたのだった。
(それなら降りて撮りに行けば良かったのに...)
【2021年6月24日17時31分】 小湊鐵道・五井駅
17:30、定刻で五井駅到着。東口側の4番ホームへの到着だった。確か、前回訪れたときは、3分の折り返しで慌ただしく発車したような気がしたが、この日は隣の3番ホームにもキハが停車中。乗ってきたキハ編成、乗客を降ろすと入庫になる運用だった。
入庫したら、その裏に停まっているキハ40 1号車が撮れるのだが...
でも、ここから少し急がないと。
急ぎ、階段を上って。
小湊鐵道の改札口はJRのホームとの間の跨線橋上にあって、元気なおばちゃんが。常備券の1日フリーきっぷを見せてここを通過してもJRの改札内。
自動改札機の並ぶJRの改札口では、一番端の有人窓口のところを通るしか無いのである。
そのときだった。
JRの窓口に...
【2021年6月24日17時47分】 内房線・五井駅
まさか、あのキャラクターが。
いままで気づいていなかった自分だが、まさかココに残っていたとは...
コレは自分にとって、この日、最も衝撃的な発見だった。
さて...
駅西口の階段を降りて、市役所の出先機関とか駐輪場とか...サンプラザ市原の建物の横、路地に入っていくと、まもなく駅構内はずれの踏切が見えてくる。
【2021年6月24日17時36分】 小湊鐵道・五井駅付近
ここの小湊側は打鐘式踏切になっていて、よくネットでも紹介されている...あの地点。
大正時代に製造された古典貨車の倉庫が夕陽に照らされているが...
【2021年6月24日17時37分】 小湊鐵道・五井駅付近
その奥には工場で整備中の車両たちの姿を見ることができるのである。キハ40 2号車と、そう、水海道から先日、搬入されたホキ800形である。雨の中のお別れ撮影会、<変態鉄>はレンズに付着した水滴を見落としており、ホキ車の記録写真が残せない...という大失態を演じた。そのささやかなリベンジだった。
ということで、そのクローズアップを。
そして、この日、気づいたのは...
【2021年6月24日17時37分】 小湊鐵道・五井駅付近
関鉄では色褪せて車番表記も消失していたが、白チョークだろうか、オホキ956の表記が“復活”していた。
マニアの妄想としては、再塗装して、美しい黒塗り車体を取り戻して欲しいと願わずには居られないのだが...。
【2021年6月24日17時31分】 小湊鐵道・五井駅付近
もちろん、この車両にも注目である。楽しみにしていた「夜行急行 さと山号」は中止になってしまったが、全線復旧の折には、ぜひヨンマルを定期運用に投入して欲しいと願っている次第。
とにもかくにも、1日も早い小湊鐵道の全線復旧を願っている<変態鉄>なのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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最初の数週間はそんな状況。当初はフツーのブロガーらしく、「何を書けば読んでもらえるのか??」と悩んだものだった。だからこそ、たまにある“バイトテロ”みたいなSNSの炎上騒ぎ、「アクセス数を増やしたかった」と“動機”を語っている方の気持ちというのも、分からなくはない。
でも、<変態鉄>の場合、逆のことを考え始めるのだった。「読まれるブログより、書きたいことを書くブログを目指す」ということ。
それと、飽きてきて投げ出さないようにするためには、毎日、必ず記事をアップすること。そのことだけを続けてきた。
でも、“毎日更新”というのを自分自身に課してしまうと...
拙ブログの歴史というのは「ネタ切れとの闘い」の歴史でもある。当初、ブログを始めた頃に考えていたのは「撮影記」といっても、現在の<速報版>みたいに、その日の“ベストショット”と呼べるような1枚を貼って、「※※に行って、※※を撮ってきました」みたいな短めの記事を...
そのつもりだったのだが、だんだん長く話を引っ張るようになっていって。そして、今に至っているのである。最初の1年くらいで現在のスタイルに近い記事の書き方が決まってきた感じだろうか。
だからこそ、この“コロナ禍”というのは拙ブログにも暗い影を落とし続け...
【2021年7月1日15時27分】 山形鉄道フラワー長井線・赤湯駅
今回の小湊鐵道撮影記の後は、7月1日の阿武隈急行・山形鉄道への「鉄印帳」の旅があるので...
こちらの話題を長々とご紹介して...
正直、オリンピックも控えているし、何だかんだで緊急事態宣言の再発出はないだろうとタカをくくっていた部分はあって。はたして、<変態鉄>の<鉄>活動はいかに??
まぁ、宣言下の3月にも会津への旅をしているし、5月の大型連休中にも“出撃”している。息を潜めて、こっそり動き回る...というスタイルになりそう。いまもアレコレ、水面下で画策している。
さぁ、引き続き、6月24日の小湊鐵道の話題。夕方の五井駅に戻ってきて...
…… ……
2021年6月24日(木)曇りのち晴れ
さすがに陽の長い時期でも、16時を過ぎると太陽は西に傾いて。高滝駅は木々に覆われて陰になるところにホームがあって。
日があたらないと、ちょっとだけ暑さもやわらぐような。
【2021年6月24日16時47分】 小湊鐵道・高滝駅
そんな静かな駅で待つこと10分余り。隣の里見駅で交換した第32列車は16:47定刻で。
キハ208+キハ213の2両のキハ、前側の208号車に乗車。合計でも車内の乗客は数名程度だろうか。1時間前の列車は高校生の通学ラッシュ、上総川間駅で一気に満員になって賑やかな車内だったが、今回は上総川間駅で乗ってくる人もなく。ノンビリと過ごせた車内。
市原市内中心部に入るにしたがって、車内の乗客は増えていったが...
ちなみに夕暮れ時の斜光線で撮るには、西広...海士有木駅の五井側が良いのではないか、と感じたのだった。
(それなら降りて撮りに行けば良かったのに...)
【2021年6月24日17時31分】 小湊鐵道・五井駅
17:30、定刻で五井駅到着。東口側の4番ホームへの到着だった。確か、前回訪れたときは、3分の折り返しで慌ただしく発車したような気がしたが、この日は隣の3番ホームにもキハが停車中。乗ってきたキハ編成、乗客を降ろすと入庫になる運用だった。
入庫したら、その裏に停まっているキハ40 1号車が撮れるのだが...
でも、ここから少し急がないと。
急ぎ、階段を上って。
小湊鐵道の改札口はJRのホームとの間の跨線橋上にあって、元気なおばちゃんが。常備券の1日フリーきっぷを見せてここを通過してもJRの改札内。
自動改札機の並ぶJRの改札口では、一番端の有人窓口のところを通るしか無いのである。
そのときだった。
JRの窓口に...
【2021年6月24日17時47分】 内房線・五井駅
まさか、あのキャラクターが。
いままで気づいていなかった自分だが、まさかココに残っていたとは...
コレは自分にとって、この日、最も衝撃的な発見だった。
さて...
駅西口の階段を降りて、市役所の出先機関とか駐輪場とか...サンプラザ市原の建物の横、路地に入っていくと、まもなく駅構内はずれの踏切が見えてくる。
【2021年6月24日17時36分】 小湊鐵道・五井駅付近
ここの小湊側は打鐘式踏切になっていて、よくネットでも紹介されている...あの地点。
大正時代に製造された古典貨車の倉庫が夕陽に照らされているが...
【2021年6月24日17時37分】 小湊鐵道・五井駅付近
その奥には工場で整備中の車両たちの姿を見ることができるのである。キハ40 2号車と、そう、水海道から先日、搬入されたホキ800形である。雨の中のお別れ撮影会、<変態鉄>はレンズに付着した水滴を見落としており、ホキ車の記録写真が残せない...という大失態を演じた。そのささやかなリベンジだった。
ということで、そのクローズアップを。
そして、この日、気づいたのは...
【2021年6月24日17時37分】 小湊鐵道・五井駅付近
関鉄では色褪せて車番表記も消失していたが、白チョークだろうか、オホキ956の表記が“復活”していた。
マニアの妄想としては、再塗装して、美しい黒塗り車体を取り戻して欲しいと願わずには居られないのだが...。
【2021年6月24日17時31分】 小湊鐵道・五井駅付近
もちろん、この車両にも注目である。楽しみにしていた「夜行急行 さと山号」は中止になってしまったが、全線復旧の折には、ぜひヨンマルを定期運用に投入して欲しいと願っている次第。
とにもかくにも、1日も早い小湊鐵道の全線復旧を願っている<変態鉄>なのである。(つづく)
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