“ご神体”を見に、浜辺の終着駅へ（７＝最終回）えぴろーぐ

この日の外出、高速バスで12時に新鉾田駅、水戸駅を16時発の高速バスで東京に向かったので、事実上、3時間少々の＜鉄＞活動だった。それを7話も引っ張ったのだから...
それにしても、意外なものが見られて。


【2021年6月17日15時19分】　常磐線・勝田駅

最初、登場したときには何だか珍妙なのが出てきた...と思って、特に関心を持たなかったのだが、これが初対面。
ひたちなか海浜鉄道湊線の上り列車、最後の停車駅は工機前駅、そこから、南東側から常磐線の線路に合流するように複線の線路に寄り添ったところが勝田駅。常磐線勝田駅の片隅の欠き取りホームに到着する。
その際、駅の西側の留置線、つまり、常磐線ホームを挟んで向かい側の留置線に見慣れぬ車両が...

……　　……

2021年6月17日（木）晴れ

見慣れない車両を見かけるとテンションが上がるのは＜鉄＞として当然の反応なのかも知れない。
15:08に勝田駅に到着して...


【2021年6月17日15時11分】　ひたちなか海浜鉄道湊線・勝田駅

キハ3710形を撮ったら、目の前の1番ホームから11分発の第564M列車に接続しているのだが...

あえて、その水戸ゆきには乗らずに。エスカレータを上がって、隣のホームへ。


【2021年6月17日15時15分】　常磐線・勝田駅

こちらでは15:24発の上野ゆき第432M列車である。こちらは長編成のグリーン車組み込み。
発車10分以上前とあって車内の乗客はまだ少なく。

そして、ホームの西側に留置線があって。勝田車両センターは駅から北へ少し離れたところにあるのだが、ここの留置線にも常磐線の列車が時折、停まっているのである。普段は、E531系なので見向きもしないものなのだが...


【2021年6月17日15時16分】　常磐線・勝田駅

この日はE653系“国鉄特急色”編成が居て。
20年ほど前に485系「ひたち」を置き換えて「フレッシュひたち」号として登場した車両だが、後継のE657系が登場すると新潟に転じて...
だが、そのうちの1本がこの“復刻カラー”になって3年ほど前に勝田に戻ってきた...というもの。

そもそもJR化後に登場した車両であって、車体形状からしても国鉄特急色が似合うとは思えなかったが...

でも、実際に見てみるとそれほどの違和感もなく。

残念ながら撮ったのが逆光側だったので、車体側面は反射してうまく写っていないのだが...
国鉄色の復刻というよりも、コレはコレで「新色」ではないかと感じた＜変態鉄＞だった。

15:24発の上野ゆきで那珂川鉄橋を越えて水戸駅へ。


【2021年6月17日15時36分】　茨城県水戸市宮町・水戸駅南口付近

水戸駅で下車。南口に向かうのはいつも通り。橋上駅舎だが、商業施設を併設したコンコース部分は多くの人で賑わっており。


【2021年6月17日15時35分】　茨城県水戸市宮町・水戸駅南口付近

駅を出たところ、南口側のペデストリアンデッキ部にコレ。まもなく開幕だが全然、その感じがしないのである。
ちなみに、自分は期間中も仕事は通常通り。感染リスクとか何とか言うのではなくて、ただ単に人出が増えて行き帰りの混雑が酷くなるのだけは勘弁して欲しい...と純粋にそれだけである。

というわけで、ここから階段を下りたところのバス乗り場から16時発の「みと号」。


【2021年6月17日18時17分】　東京都千代田区丸の内・東京駅日本橋口

関鉄車での運転の赤塚経由便である。水戸市内の一般道で渋滞、16:45頃に水戸ICから常磐道、そのあとは順調でちょうど1時間で三郷、そして18時過ぎ、ほぼ定刻で東京駅に到着となった。

乗るのは八重洲、降りるときは日本橋口である。


【2021年6月17日18時17分】　東京都千代田区丸の内・東京駅日本橋口

乗客を降ろして発車していく関鉄バスの後ろ姿を撮ったら...


【2021年6月17日18時18分】　東京都千代田区丸の内・東京駅日本橋口

通勤客で賑わう東京駅へ。中央線快速、新宿で乗り換えて帰宅するのだった。（おわり）

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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