信濃路へ「ゆたんぽ」を見に(13=最終回)えぴろーぐ [<鉄>な撮影記・旅行記録]
♪ 俺は男~ぉ 泣きとおすなんて出来ない よーぅ
撮った写真を見直して泣きそうになることは、自分のような者には日常茶飯事。
いざという場面で失敗するのは、よくあること。
でも...
【2020年10月4日15時08分】 高松琴平電鉄琴平線・太田-仏生山
あと半年になった「ことでんレトロ」の最後の2両。
四季折々の風景の中で撮るチャンスがあったにもかかわらず...
“最後の秋”に慌てながらも、納得できる画は残せなかったのである。
いつでも...常に見られたこの光景、太田駅側、仏生山構内北端に留置される
レトロ電車。その“足下”に曼珠沙華の赤い花が咲いていて。
でも、畦道の突端、用水路のあるところで苦しい姿勢で無理矢理撮った1枚。
架線柱をかわしきれず、ちょっと残念な画になってしまった。
10月4日の「ことでんレトロ」は後悔しか残らない撮影結果となって。
それで冒頭の...
これはつまり、高松にもう一度行かなければならない...そういう使命を課された
と、そう思ったのである。
先日、撮ることができた「あなぶきトラベル」のツアーによるレトロ電車の
貸切運行、次は10月18日分が“出発決定”と書かれているのを発見した...
ということは!?
さて、9月16日の長野県内での<撮り鉄>の記録。帰りは小諸駅前からバスタ新宿
まで高速バスで。
…… ……
2020年9月16日(水)晴れ
お昼前に城下駅での「ゆたんぽ」こと、東急5200系を撮ることからスタートした
この日の<鉄>活動。
【2020年9月16日11時54分】 上田電鉄別所線・城下駅
初訪問となった上田電鉄別所線も非常に魅力的な路線だった。
でも、こちらはラッピング車主体、イマドキのステンレス電車を塩田平の
田園風景に、どうマッチさせるかというのが撮影時の大きなテーマになりそう。
そんなことを感じながら、国鉄型...直流近郊型電車のスタンダードだった
115系も、東日本では、すっかり珍しい存在となって。
まさに<葬式鉄>だが、その様子を撮っておきたくて。
思いがけず(← 事前に調べて来なかっただけ)、「旧信州色」編成を撮れて。
幸運にもこの日は小諸-軽井沢の折返し運用に入っていてくれたようで。
【2020年9月16日17時14分】 小海線・乙女駅
さぁ、あとは東京に戻るだけになって。
今度は間違えたわけではない。17:15発の第136D列車と隣の三岡駅で交換して
くるのが、17:20発の第231D列車。そちらに乗って小諸駅に戻るのだが...
この日見た小海線列車はすべてキハ110系だった。
てっきり110系が来るかと思えば...
【2020年9月16日17時26分】 小海線・小諸駅
ぬぁんと、キハE200系だった。“キハ”はディーゼル動車を中心とした内燃動力車
(の普通車)の形式記号とはいえ、“Hybrid”と書かれている通り、キハっぽさは
極めて希薄で。う~ん、せっかくの“キハ旅”だったのに...
こう見てみるとキハ110系も「ディーゼルカー」という雰囲気に見えてくるので...
登場した90年台、国鉄型車輌を順次、置き換えていく恨めしい存在だったが、
いまや、こちらにも何となく懐かしさを感じるようになって。
乙女駅を発車した直後、隣の線路を並走してきたのが「旧信州色」の115系。
平原駅に戻って、あの電車に乗る手もあったのだが...
【2020年9月16日17時28分】 しなの鉄道・小諸駅
もともと信越本線だった、しなの鉄道。小諸駅は小海線と一体になっているのは
きわめて自然なことで。小海線ホームというのは、しなの鉄道の...
コモカル運用の電車を撮るのには最適の場所。
信越本線時代と、そう大きく変わらない雰囲気の駅に停車する115系。
90年台はじめの華やかだった頃と変わらない情景である。
【2020年9月16日17時30分】 しなの鉄道・小諸駅
小諸-軽井沢の運用が「旧信州色」ならば、その接続を受ける長野方面の電車は
「湘南色」編成。
急ぎ、跨線橋を渡ってこのシーンも。これで本当に撮影終了。
改札口を出て...
それにしても、小諸駅前は何だか寂しい感じ。(※ 意見には個人差があります)
特急「あさま」「白山」だった時代には特急停車駅だったはずだが、北陸新幹線は
小海線で少し南へ下がった佐久平駅を経由して。
【2020年9月16日17時36分】 しなの鉄道・小諸駅前
何だか小諸駅前というのは、パッと見た感じで分かるくらい寂れた印象。
“昭和のまま時代が止まったような”...そんな感じ。
駅前にあるのは古びたビジホと懐かしさを感じるようなお土産物屋さん、あとは
1~2軒の居酒屋が開いている程度。シャッターを下ろしているお店も目立ち。
なぜ、そんなことを!?
たぶん人の流れの中心が鉄道の駅から国道沿いに移ったこともあるのだろうが、
高速バスの発車まで30分、コンビニを見つけてパンと飲み物程度を買って...。
以前、しなの鉄道に169系を撮りに来たときの経験から、小諸駅前でコンビニを
見つけるのは大変だと分かっていたが、やはり、ないものはないということで。
【2020年9月16日18時04分】 長野県小諸市相生町・小諸駅前
薄暗くなってくる頃、駅前バス停には自分の後ろに5~6名の列が。
バスは東御車庫からやってくる。一般道も夕方で混んでいたのか、18時を5分ほど
過ぎてからやってきた。
暗くなって車窓が見えにくくなる頃、「得得」裏の、あの撮影地を通過して
まもなく佐久平の街、ここと佐久インターバス停で乗車があって...
その時点で一般道の混雑で「15分遅れ」のアナウンス。
【2020年9月16日19時50分】 埼玉県児玉郡上里町・関越道上里SA
休憩は20時の上里PA、ここで閉店間近で値引きのシールが貼られたパンを購入。
ホッと一息ついたのである。そういえば、ゆきのバスは隣席との間に仕切りが
下ろされていたが、今度のバスは荷棚に跳ね上げてあって。
このあたり、同じ千曲バス車でも運転手さんごとに考え方があるのか??
休憩入りする際に、バスの車両番号を案内するのはゆきと同じ。
【2020年9月16日19時50分】 埼玉県児玉郡上里町・関越道上里SA
高速道路は順調だったが、鶴ヶ島付近から窓を叩く激しい雨。
最後の最後に傘を出すか...と思えば、練馬で一般道に降りたところで雨は止んで。
池袋で大半の乗客が下車、わずかな乗客で終点・バスタ新宿には約15分遅れ。
22時前の京王線で帰宅するのだった。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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撮った写真を見直して泣きそうになることは、自分のような者には日常茶飯事。
いざという場面で失敗するのは、よくあること。
でも...
【2020年10月4日15時08分】 高松琴平電鉄琴平線・太田-仏生山
あと半年になった「ことでんレトロ」の最後の2両。
四季折々の風景の中で撮るチャンスがあったにもかかわらず...
“最後の秋”に慌てながらも、納得できる画は残せなかったのである。
いつでも...常に見られたこの光景、太田駅側、仏生山構内北端に留置される
レトロ電車。その“足下”に曼珠沙華の赤い花が咲いていて。
でも、畦道の突端、用水路のあるところで苦しい姿勢で無理矢理撮った1枚。
架線柱をかわしきれず、ちょっと残念な画になってしまった。
10月4日の「ことでんレトロ」は後悔しか残らない撮影結果となって。
それで冒頭の...
これはつまり、高松にもう一度行かなければならない...そういう使命を課された
と、そう思ったのである。
先日、撮ることができた「あなぶきトラベル」のツアーによるレトロ電車の
貸切運行、次は10月18日分が“出発決定”と書かれているのを発見した...
ということは!?
さて、9月16日の長野県内での<撮り鉄>の記録。帰りは小諸駅前からバスタ新宿
まで高速バスで。
…… ……
2020年9月16日(水)晴れ
お昼前に城下駅での「ゆたんぽ」こと、東急5200系を撮ることからスタートした
この日の<鉄>活動。
【2020年9月16日11時54分】 上田電鉄別所線・城下駅
初訪問となった上田電鉄別所線も非常に魅力的な路線だった。
でも、こちらはラッピング車主体、イマドキのステンレス電車を塩田平の
田園風景に、どうマッチさせるかというのが撮影時の大きなテーマになりそう。
そんなことを感じながら、国鉄型...直流近郊型電車のスタンダードだった
115系も、東日本では、すっかり珍しい存在となって。
まさに<葬式鉄>だが、その様子を撮っておきたくて。
思いがけず(← 事前に調べて来なかっただけ)、「旧信州色」編成を撮れて。
幸運にもこの日は小諸-軽井沢の折返し運用に入っていてくれたようで。
【2020年9月16日17時14分】 小海線・乙女駅
さぁ、あとは東京に戻るだけになって。
今度は間違えたわけではない。17:15発の第136D列車と隣の三岡駅で交換して
くるのが、17:20発の第231D列車。そちらに乗って小諸駅に戻るのだが...
この日見た小海線列車はすべてキハ110系だった。
てっきり110系が来るかと思えば...
【2020年9月16日17時26分】 小海線・小諸駅
ぬぁんと、キハE200系だった。“キハ”はディーゼル動車を中心とした内燃動力車
(の普通車)の形式記号とはいえ、“Hybrid”と書かれている通り、キハっぽさは
極めて希薄で。う~ん、せっかくの“キハ旅”だったのに...
こう見てみるとキハ110系も「ディーゼルカー」という雰囲気に見えてくるので...
登場した90年台、国鉄型車輌を順次、置き換えていく恨めしい存在だったが、
いまや、こちらにも何となく懐かしさを感じるようになって。
乙女駅を発車した直後、隣の線路を並走してきたのが「旧信州色」の115系。
平原駅に戻って、あの電車に乗る手もあったのだが...
【2020年9月16日17時28分】 しなの鉄道・小諸駅
もともと信越本線だった、しなの鉄道。小諸駅は小海線と一体になっているのは
きわめて自然なことで。小海線ホームというのは、しなの鉄道の...
コモカル運用の電車を撮るのには最適の場所。
信越本線時代と、そう大きく変わらない雰囲気の駅に停車する115系。
90年台はじめの華やかだった頃と変わらない情景である。
【2020年9月16日17時30分】 しなの鉄道・小諸駅
小諸-軽井沢の運用が「旧信州色」ならば、その接続を受ける長野方面の電車は
「湘南色」編成。
急ぎ、跨線橋を渡ってこのシーンも。これで本当に撮影終了。
改札口を出て...
それにしても、小諸駅前は何だか寂しい感じ。(※ 意見には個人差があります)
特急「あさま」「白山」だった時代には特急停車駅だったはずだが、北陸新幹線は
小海線で少し南へ下がった佐久平駅を経由して。
【2020年9月16日17時36分】 しなの鉄道・小諸駅前
何だか小諸駅前というのは、パッと見た感じで分かるくらい寂れた印象。
“昭和のまま時代が止まったような”...そんな感じ。
駅前にあるのは古びたビジホと懐かしさを感じるようなお土産物屋さん、あとは
1~2軒の居酒屋が開いている程度。シャッターを下ろしているお店も目立ち。
なぜ、そんなことを!?
たぶん人の流れの中心が鉄道の駅から国道沿いに移ったこともあるのだろうが、
高速バスの発車まで30分、コンビニを見つけてパンと飲み物程度を買って...。
以前、しなの鉄道に169系を撮りに来たときの経験から、小諸駅前でコンビニを
見つけるのは大変だと分かっていたが、やはり、ないものはないということで。
【2020年9月16日18時04分】 長野県小諸市相生町・小諸駅前
薄暗くなってくる頃、駅前バス停には自分の後ろに5~6名の列が。
バスは東御車庫からやってくる。一般道も夕方で混んでいたのか、18時を5分ほど
過ぎてからやってきた。
暗くなって車窓が見えにくくなる頃、「得得」裏の、あの撮影地を通過して
まもなく佐久平の街、ここと佐久インターバス停で乗車があって...
その時点で一般道の混雑で「15分遅れ」のアナウンス。
【2020年9月16日19時50分】 埼玉県児玉郡上里町・関越道上里SA
休憩は20時の上里PA、ここで閉店間近で値引きのシールが貼られたパンを購入。
ホッと一息ついたのである。そういえば、ゆきのバスは隣席との間に仕切りが
下ろされていたが、今度のバスは荷棚に跳ね上げてあって。
このあたり、同じ千曲バス車でも運転手さんごとに考え方があるのか??
休憩入りする際に、バスの車両番号を案内するのはゆきと同じ。
【2020年9月16日19時50分】 埼玉県児玉郡上里町・関越道上里SA
高速道路は順調だったが、鶴ヶ島付近から窓を叩く激しい雨。
最後の最後に傘を出すか...と思えば、練馬で一般道に降りたところで雨は止んで。
池袋で大半の乗客が下車、わずかな乗客で終点・バスタ新宿には約15分遅れ。
22時前の京王線で帰宅するのだった。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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