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6月の魚沼にキハを見に行く(6)只見の町に佇む蒸機を [<鉄>な撮影記・旅行記録]

昨日の記事をアップした直後だった。突如として、パソコンのネット接続が
遮断され。確認したらモバイルルーターをカバンに入れたままになっていた
ことによる電池切れ。

しかし、ここからが大変。

充電ができなくなって。USBケーブルを介してAC電源に接続して、30分待っても
1時間ほど待っても、バッテリー切れの表示のままになって。

「どうしよう!?」
コレには困った。趣味活動も仕事も、どうしようも無い局面に...と。
従量制料金のまま変更できない状態になっている、予備の...別の通信会社の
モバイルルーターを取り出して。でも、古いタイプで、あくまで予備。

正直、ちょっとしたパニック状態に。U※ mobileの問合せ電話番号を...
でも、自動応答システム、その動かないルーターの電話番号を入力せよ...と。
モバイルルーターのどこのメニューで確認できる...とか、操作方法はサイトに
説明があるのだが、肝心のモバイルルーターの電源が入らないという問題で
相談したいのに、番号を入力せよ...というのに大いなる矛盾を感じ。

ちょっと絶望的な気分になってしまった。
蓋を開けて内部のバッテリーを確認してみたら、薄い四角いバッテリーの中央部が
誰かの腹のようにプックリ膨らんでいて。たぶん、バッテリーの寿命が...

幸い、そのルーターに関しては、その後、アレコレやっているうちに充電が
始められて、事なきを得たのである。

一瞬、どうなるか...と思ったが、いまは“通常モード”に戻っている。
今日は、朝から会社だったのである。2日間の短い夏休みを終えて仕事復帰。

連勤のときよりも、お休みの後、会社に行くときの方が気が重いのは、
夏休み明けの学校...と同じ心境。こればかりは何歳になっても変わらない。

ということで、引き続き、6月10日の只見線の話題。

61_IMG_20200818_0005.jpg

只見駅にはスタンプが設置されていた。
只見線の応援キャラクターは「キハちゃん」。房総地方の某鉄道の問題の
キャラクターは「キハ子」、あれを思い出さずには居られないのである。
……  ……

2020年6月10日(水)晴れ

キハは14:28着、15:40発まで1時間余り只見駅のホームで停車中。
半分以上の乗客は折返しも同じ列車に乗るはずだが、全員、いったん下ろされる
仕組みになっており。

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【2020年6月10日14時36分】 只見線・只見駅付近

6月とはいえ快晴だとかなり暑くなるもので。
まとわりつくような熱気、真夏日である。

三石神社に向かう踏切を渡ると、只見駅のホームに停まっているキハを
駅の裏側から見ることができて。

線路の方を向いて、並んで列車を見送っているのは...

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【2020年6月10日14時37分】 只見線・只見駅付近

案山子たちである。
2018年から観光協会と地元の人たちの手で列車を見送るように案山子が
並べられているのだとか。

もちろん、ちょっとヨコに動けば...

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【2020年6月10日14時38分】 只見線・只見駅付近

只見駅のホームに停まるキハの姿である。

暑いっ!! それにしても、暑い!!

でも、ちょっと気になっていることがあって、今度は駅の東側。
小さな駅舎を背に正面の道をゆけば、町役場の前を通り...、国道252号線へ。
そのすぐ先の東邦銀行の裏手、ちょっと広場のようになっており。

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【2020年6月10日14時50分】 福島県会津郡只見町大字只見字宮前・只見振興センター

そう、保存蒸機である。

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【2020年6月10日14時51分】 福島県会津郡只見町大字只見字宮前・只見振興センター

広場の一角に保存されているのが、C58 244号機である。
いや、駅チカに蒸気機関車が保存されているのは「よくあること」だが...

「なぜ、只見線沿線にC58形???」

とは、思ったのだが...

自分の中で只見線の蒸気機関車と言えばタンク機のC11形なのだが。

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【2020年6月10日14時51分】 福島県会津郡只見町大字只見字宮前・只見振興センター

降雪対策の意味もあるのだろうか。上屋とその支柱、それから足下の雑草に
阻まれて公式側からの形式写真撮影は困難だが、それでも、最近、塗り直しが
行われたのだろうか??

ちょっと不思議な部分は動輪まで真っ黒で塗り潰し。でも、ランボードのところは
白線入りという、ちょっと違和感ありの姿。
とはいえ、ボディには艶もあり、目立つ部分の部品類には欠損も見られず。

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【2020年6月10日14時51分】 福島県会津郡只見町大字只見字宮前・只見振興センター

只見線にC58...というのは、あまりイメージできないのだが、
その機関車、新製配置は銘板が残っているとおり、1940年秋に神戸の川崎車輌。

新製配置は岡山機関区だったのだとか。
ただ、西日本での活躍は長くは続かず、直後に北海道に渡り、北見に転属。
終戦を迎えたのは東北に移って一ノ関だったようで、その後は北東北で活躍、
1972年に八戸で廃車になるまで北東北で過ごしている。

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【2020年6月10日14時52分】 福島県会津郡只見町大字只見字宮前・只見振興センター

縁もゆかりも無い只見に運ばれて保存されたわけだが、すでにこの地に来てから
半世紀の時間が過ぎて、すっかり「只見の機関車」だろうか。
現役より遙かに長い時間を、ここで過ごしている計算になる。

テンダー側から撮ろうとしたら、地元の子だろうか。
ココに自転車を止めて遊んでいたのである。それくらい、日常の風景に
溶け込んでいると言うことか。

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【2020年6月10日14時53分】 福島県会津郡只見町大字只見字宮前・只見振興センター

隣には天高くにのびる火の見櫓。こちらは...現役???

そんな景色を眺めてから、只見駅に戻ったのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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