27年前の春、えのでん。＜中編＞ [アナログ写真保存庫]
少しだけ時間ができたので...
久々に記事を書くと、前回、どこまで書いたか思い出すのが大変で。
【2015年11時29分9時00分】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島
27年前、1993年3月、全国の路面電車を全部撮ろうと無謀な計画を立てた
若き日の＜変態鉄＞が最初に訪れたのは、江ノ電だった。
その4ヶ月後、夏休みに入ってから、3月に「撮り足りなかった分」を撮り直しに
行くという念の入れよう。
でも、その次に江ノ電にカメラを向けたのは、ぬぁんと2015年だから...
…… ……
高校に入学する頃のこと。だから、＜変態鉄＞にとっては江ノ電の魅力を見つける
ような撮影などできる筈も無かった。
むしろ、「路面電車を撮る」という目的の一環で訪れたので、撮影は前記事の...
鎌倉高校前駅付近での他は、基本的に腰越－江ノ島の併用軌道区間で行った。
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・江ノ島駅
江ノ島駅の雰囲気は現在も、それほど変わっていないような気がする。
当時は駅の様子を撮っていることがなぜか多くて...。
当時はインターネットなど、まだ知られているものでは無く。
だから、どこへ行っても、細やかな「新発見」の連続が当たり前。
いまは事前に目的の様子を子細に検討してから出発できるので、「あぁ、ココだ」
というだけだが...
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島
龍口寺の山門前の、あの交差点。
その傍ら、お店に江ノ電カラーの電車を発見して大コーフン。
そう、「江ノ電もなか」の扇屋さんである。現在も変わらず盛業中である。
この日、1箱を自分へのお土産に...
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島
その扇屋さんの向かい側が、江ノ島駅から延びてきた線路が道路上に姿を現す
ポイント、かなり変則的な交差点である。
Ｓ字カーブを描いたところを正面がちに...
でも、そう。初心者＜鉄＞の陥りやすい失敗写真の典型。
道路上なので、ゆっくり走ってはいるものの、近づいてくる電車にビビって
早めにシャッターを切ってしまうわけで。せっかくの旧型車の4連運用なのに...
いまなら、こんな編成が運用に入っていたら予定変更。夜の入庫時まで追いかけ
回していそう。第一、カメラを構えていて、鼻血が出そうなくらいテンションが
上がるはずである。このときは、淡々と。
さすがに、この撮影から20年が過ぎると、少しは撮り方も学習するのか???
【2015年11時29分12時38分】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島
同じ地点の反対側から、交差点の様子を手前に配して撮影している。
台湾ラッピングの1251号車を先頭にした4両編成。
ここから電車通りは、隣の腰越駅に向けて狭い商店街のようなところを...。
まさにクルマに囲まれながら単線の線路を抜けていく。＜トラム鉄＞としては
ゾクゾクするような風景である。
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島（後追い）
狭い道路の上に真っ青な空。そこを抜けていくのは、やはり1251号車の藤沢ゆき。
この当時は「カール」の広告電車だった（と思う）。
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・江ノ島－腰越
やはり、緑とクリーム色の塗り分け塗装の電車こそ、江ノ電。
そんな旧型4連が、再びやって来たのだが...
う～ん、何でこんな遠くでシャッターを切ったのか??
“町の雰囲気を入れて”とか、そういう意図があったとは思えない。
残念な写真ばかりで見れば見るほどイライラするのが、＜変態ガキ鉄＞の写真
なのである。
…… ……
27年経っても変わらないもの、そして、いまでは絶対に撮れないもの。
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・極楽寺駅
古いネガを見ていると、アレコレ思い出されて、あっという間に時間が過ぎる
のである。
ということで、ちょっと短めに。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ！」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
久々に記事を書くと、前回、どこまで書いたか思い出すのが大変で。
【2015年11時29分9時00分】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島
27年前、1993年3月、全国の路面電車を全部撮ろうと無謀な計画を立てた
若き日の＜変態鉄＞が最初に訪れたのは、江ノ電だった。
その4ヶ月後、夏休みに入ってから、3月に「撮り足りなかった分」を撮り直しに
行くという念の入れよう。
でも、その次に江ノ電にカメラを向けたのは、ぬぁんと2015年だから...
…… ……
高校に入学する頃のこと。だから、＜変態鉄＞にとっては江ノ電の魅力を見つける
ような撮影などできる筈も無かった。
むしろ、「路面電車を撮る」という目的の一環で訪れたので、撮影は前記事の...
鎌倉高校前駅付近での他は、基本的に腰越－江ノ島の併用軌道区間で行った。
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・江ノ島駅
江ノ島駅の雰囲気は現在も、それほど変わっていないような気がする。
当時は駅の様子を撮っていることがなぜか多くて...。
当時はインターネットなど、まだ知られているものでは無く。
だから、どこへ行っても、細やかな「新発見」の連続が当たり前。
いまは事前に目的の様子を子細に検討してから出発できるので、「あぁ、ココだ」
というだけだが...
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島
龍口寺の山門前の、あの交差点。
その傍ら、お店に江ノ電カラーの電車を発見して大コーフン。
そう、「江ノ電もなか」の扇屋さんである。現在も変わらず盛業中である。
この日、1箱を自分へのお土産に...
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島
その扇屋さんの向かい側が、江ノ島駅から延びてきた線路が道路上に姿を現す
ポイント、かなり変則的な交差点である。
Ｓ字カーブを描いたところを正面がちに...
でも、そう。初心者＜鉄＞の陥りやすい失敗写真の典型。
道路上なので、ゆっくり走ってはいるものの、近づいてくる電車にビビって
早めにシャッターを切ってしまうわけで。せっかくの旧型車の4連運用なのに...
いまなら、こんな編成が運用に入っていたら予定変更。夜の入庫時まで追いかけ
回していそう。第一、カメラを構えていて、鼻血が出そうなくらいテンションが
上がるはずである。このときは、淡々と。
さすがに、この撮影から20年が過ぎると、少しは撮り方も学習するのか???
【2015年11時29分12時38分】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島
同じ地点の反対側から、交差点の様子を手前に配して撮影している。
台湾ラッピングの1251号車を先頭にした4両編成。
ここから電車通りは、隣の腰越駅に向けて狭い商店街のようなところを...。
まさにクルマに囲まれながら単線の線路を抜けていく。＜トラム鉄＞としては
ゾクゾクするような風景である。
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・腰越－江ノ島（後追い）
狭い道路の上に真っ青な空。そこを抜けていくのは、やはり1251号車の藤沢ゆき。
この当時は「カール」の広告電車だった（と思う）。
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・江ノ島－腰越
やはり、緑とクリーム色の塗り分け塗装の電車こそ、江ノ電。
そんな旧型4連が、再びやって来たのだが...
う～ん、何でこんな遠くでシャッターを切ったのか??
“町の雰囲気を入れて”とか、そういう意図があったとは思えない。
残念な写真ばかりで見れば見るほどイライラするのが、＜変態ガキ鉄＞の写真
なのである。
…… ……
27年経っても変わらないもの、そして、いまでは絶対に撮れないもの。
【1993年3月21日】 江ノ島電鉄・極楽寺駅
古いネガを見ていると、アレコレ思い出されて、あっという間に時間が過ぎる
のである。
ということで、ちょっと短めに。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ！」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0