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あのツートンカラーを撮りたくて(5)タキチャで撮ったら...!? [Seaside Exp. 山陽電車]

今日の話題に入る前に。
先日、言っていた「只見線キハ」の撮影、結局、断念することになった。
そのシリーズの冒頭に紹介した、自分の母親なのだが、ちょっと交通事故に遭って。
現在入院中。危ないところは脱したようなのだが、まぁ当分、遠出はできなく...

ただ、一昨日、入院した直後は病室に入れたのだが、昨日の朝から急遽、
病棟全体で面会禁止となって。「隙あらば...」とアレコレ考えたのだが、
さすがにガードが厳しくて。(当日、急遽決定したらしい)
ナースステーション前で、立ち話的にドクターからの朝の状況の説明を聞いて、
着替えなどを入れたバッグを担当ナースに渡したら、引き返すしかなかったのである。

安倍ちゃんの指示で急遽決まった、学校の一斉休校に比べたら小さな話題かも
知れないが、「面会禁止」の解除は退院予定時期より後ろになるのがほぼ確実。
「何かあったら電話するので...」とは言うものの、「電話が来る」ということは
そういうこと...でもあるわけで。タオルだの着替えだの、身近なものを持って行く
必要はあるので、数日に一度は病院に行くつもりだが、今日からは通常通り会社に
行くことになったのである。

ちなみに、トイレットペーパーは先ほど確認した段階で、28ロール残っており。
その意味では<変態鉄>の日常生活は、あまり変わらないのだが...

既に「ことでん」などでもイベントの中止が発表されており。
何とか5月までに、このウィルスが収まって、ことでん23号車のお別れイベントは...

そんなことを考えつつ、1月10日の山陽電車撮影記。

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【2020年1月10日12時57分】 山陽電鉄本線・滝の茶屋駅

<変態鉄>が山陽電車を訪れると、決まって行ってみたくなるのが、
この駅なのである。

……  ……

2020年1月10日(金)晴れ

実は数年前に一度だけ山陽電車を撮りに来たことがあった(→ こちら)。
でも、そのときは「撮り」がメインではなく、“魚の棚”デビューを果たすことと
“玉子焼き”を堪能すること、それから、中学生の頃にレポート課題で訪れた
古墳を再訪する...と、およそ、<鉄>とは思えない旅程の中で。

いま、見直してみると、このときも同じ構図で撮っていたり。ホントに進歩のない
人間である。そんな滝の茶屋駅。住所で言うと神戸市垂水区内になる。

瀬戸内海に面して通っているのが国道2号線、それに沿ってJR神戸線の複々線、
さらに、その北側、一段高いところに隣接して敷かれているのが山陽電車の線路。
海から一気に立ち上がる急勾配、山陽電車の北側は急な斜面が広がるが、そこには
ぎっしりと瀟洒な住宅が建ち並んでいて。「神戸らしい」と思う景色である。

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【2020年1月10日12時53分】 山陽電鉄本線・滝の茶屋駅

最初は、そんな光景はカットして、西を向いて逆光覚悟で「明石海峡大橋バック」を
狙っていたのだった。通過して行くのは直通特急。

タキチャの駅は西側、姫路方に橋上駅舎を備える2面2線相対式のホームの駅。
山陽の普通車は3両もしくは4両編成なので、小さな駅ではホームをフェンスで
仕切って端まで行けないようにしているところが多い。だが、幸運にも
タキチャは朝夕の一部の直特(6連)が停車するのである。前記事に山陽垂水駅での
カットを載せたが、ホーム端に「滝の茶屋 次駅確認」と運転士に注意を喚起する
看板が出ているのも、そのためだと思われる。(日中の直特は通過)

そうなると駅舎のない塩屋側のホーム端まで来るのは<撮り鉄>くらいに限られ。

でも、その明石海峡バック。ほとんど海が見えないカットになってしまうと気づいて。
地図で調べると海沿いの大きな建物は神戸市の下水処理場だろうか。

海が見えないと画的には...う~ん。

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【2020年1月10日12時56分】 山陽電鉄本線・滝の茶屋駅

そんなことを考えていると、先ほど追い越した“復刻色編成”の姿が。

逆光ながら向かってくる姿を望遠で。

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【2020年1月10日12時56分】 山陽電鉄本線・滝の茶屋駅

緩やかなカーブを描いた滝の茶屋ホームに停車する姿を。

でも、明石海峡大橋を入れていないのは...
ちょうどこのタイミングで、なぜか、このときだけフェンスにもたれかかるように
他の乗客の姿が。それもあって...

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【2020年1月10日12時57分】 山陽電鉄本線・滝の茶屋駅

背の高いマンションが多くて「空と海」とはいかないまでも、それでも
スッキリした1枚。ホームを離れる電車の姿を後追いで。
撮った本人としては非常に気に入っている1枚なのである。

山陽塩屋駅に向かっていく姿を望遠で切り取ると...

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【2020年1月10日12時57分】 山陽電鉄本線・滝の茶屋駅

海沿いの区間でありながら線路のバックには急な斜面が迫っていて。
そこにひな壇状に住宅が建ち並んでいる...というのが、<変態鉄>が思い描く
山陽電車の沿線風景なのである。

……  ……

神戸市の中心部から姫路まで、ほぼ東西に走る路線だけあって、午後になると
下り電車をキレイに撮れる撮影地というのはなくなってしまう。

ということで“復刻色編成”の追跡はいったん終了と言うことにして。

再び直特と普通を乗り継いで...

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【2020年1月10日13時36分】 山陽電鉄本線・浜の宮駅

降り立ったのは、この駅である。

と、言っても<変態鉄>にとっても...

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【2020年1月10日13時37分】 山陽電鉄本線・浜の宮駅

この駅の名は「浜の宮」。
尾上...、加古川市内になる。JRの加古川駅と東加古川駅の中間付近から海の方へ
行ったところ...となるのだろうか。

駅前広場には客待ちのタクシーが数台。あとはコンビニがある位。

なぜ、そんな駅で降りたかと言えば...

駅の周囲は高い建物も少なく、青空が広がる長閑な住宅街。駅前の通りを少し
歩けば新幹線のガードを潜って。その次の交差点、東西に走るのが国道250号線、
通称・明姫幹線である。かなり広い道路を頻繁に大型車が。沿道には家電量販店など
郊外型のロードサイド店が並んでいて。

人のあまり歩いていない歩道を少しだけ東へ。

実は「キハ好き」として、ちょっと、<鉄>なお勉強なのである。
静態保存車巡りも<変態鉄>が中学生の頃から続けている趣味活動の1つ。

道路の北側の住宅街は、何だか不思議なくらい静かすぎる感じで...
その中をもう少し歩いて行くと...

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【2020年1月10日14時00分】 兵庫県加古川市野口町長砂付近

突然、目の前に現れるのは赤いディーゼル動車。

荷物室を併設、バスケット付きという、いかにも古典的な車体である。
この車両は... (つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 2

サットン

お母様、交通事故ですか。ご心配でしょう。お見舞い申し上げます。
この付近の車窓は確かに絶景ですね。海と山の取り合わせに加え、
鉄的にもJRの複々線に加え山陽電車が絡むシーンは目が離せません。
しかし坂が多くて住むのはたいへんのようです。通常動力の自転車は
使えないそうです。
by サットン (2020-02-29 15:46) 

ferrum_queserasera

サットンさん

お気遣いありがとうございます。
そうですね。須磨から明石まで山陽電車とJRの並走は楽しいですね。(でも、JRとの並びシーンを撮るのは大変そうですが...)
遙か向こうに淡路島を見ながら...というのも気に入っていて、山陽電車に乗っているときは晴れたていたらずっと車窓に注目しています。
それにしても「通常動力の自転車では...」、なるほど、自分から見ると神戸らしい風景でも、そこに暮らす人たちにとっては悩ましい部分でもあるわけですね。
by ferrum_queserasera (2020-03-01 00:13) 

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