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青梅鉄道公園お別れ訪問記 2023.8.22(10) [保存車・博物館・廃線跡]

まさか、この記事で10回も書くなんて...
毎度のことながら、話が長すぎる<変態鉄>である。実は、最後の最後、休園前に青梅鉄道公園に行っておきたいと思ったキッカケの1つはコレ。

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【2023年8月22日10時49分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

MDから取り出した「.mp3」ファイルには某特急寝台列車の車内放送もたくさんあって。でも、録音に夢中だった頃は乗った列車でさえ滅多に撮らなかった。だから、ブログを書くにしても写真が無くて...。

「青梅にトレインマークが飾ってあったはずだ」と、あやふやな記憶。前回訪問時には屋外の展示車両ばかり撮っていて、そういうのを撮っていなかった。今度、「撮影記」「旅行記」がネタ切れになったら車内放送ネタを“一挙放出”しようかと考えており。
その準備のつもりだった。

というわけで、引き続き展示館内のスナップから。

……  ……

2023年8月22日(火)曇り時々雨

それにしても...

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【2023年8月22日10時53分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

20系客車を見るとコーフンせずには居られない<変態鉄>なのである。国鉄時代、「20」とつく形式は“名車”と決まっていたのかも知れない。
全国のローカル線近代化の立役者キハ20形は水島にいまも健在。そちらは10月に訪問する予定。

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【2023年8月22日10時54分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

そして、同園が開業した当時は「コンテナ輸送」というのは最新のものだったような...。
「国鉄コンテナ」を積んだ貨車の模型も。

このあたり、もうちょっとよく見てきたほうが良かったが...。

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【2023年8月22日10時54分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

もちろん、蒸気機関車も。貨車の手前にあったのは貨物、旅客の代表的な機関車として、D51形とC62形の2機。
C62には「はやぶさ」のヘッドマークが装着されており。

尤も、<変態鉄>が好きなのはキューロク。そして、デゴイチなら初期の「ナメクジ」と後期の「戦時設計」が好きなのだが...。

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【2023年8月22日10時52分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

この青梅鉄道公園が61年、そして、国鉄が民営化されて今年で36年、つまり、同園は国鉄のもの...というよりはJR東の関連だった時期の方が長くなっているのも何だか意外。

分割民営化直後には、それまでには無かったような意欲的な特急形車両が次々に出てきて。
「タキシードボディ」と言われた651系「スーパーひたち」もその1つ。高崎線・吾妻線に転用されたグループも廃車が進んでおり...、JR世代の車両も次々に引退の時期を迎えていることに月日の流れの速さを実感する次第。

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【2023年8月22日10時38分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

「“50年のあゆみ”というのは勘定が合わないぞ!?」
というのは、さておき。開園(建設)時からのさまざまな写真が。昭和天皇が訪れた際のものとか...
豪雨で斜面が崩れてC51蒸気機関車が転覆した...などもあった。(その後、復旧され現在は大宮の博物館に展示)

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【2023年8月22日10時37分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

そういえば、今回はもらっていないが、歴代の各種パンフレット。93年に初めて訪れた際に貰ったものも、ケースの中にあって。
そう、展示車両も少しずつ変わっているのである。

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【2023年8月22日10時42分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

広い意味で中央線もそうだが、青梅線・五日市線はどちらも私鉄として開業したものを、後に国有化した路線である。
その青梅鉄道の開業時の資料なども少しだけ展示されていた。

企業が運営主体であるかぎり、現実として仕方ないのは分からなくないが、やはり、こういう展示施設、どうしても子ども向けのレジャー施設としての性格が濃くなってしまって。車両の構造や産業史・技術史的な観点からの踏み込んだ説明や、歴史的な文書・資料の展示がどうしても手薄になっている感は否めず。大宮なども、自分には、ちょっと物足りない印象なのである。果たして、再開されるときには、そういった部分はどうなるのか...
そういう面が意外と充実していたように感じたのは、東向島だろうか??

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【2023年8月22日10時48分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園

次は豊田で保管されている実車が展示されることが決まっている、オレンジ色の201系を眺めながら、そんなことを思っていたのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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