10月の瀬戸内に個性派列車を追う(13)この日のテーマは... [水島臨海鉄道]
ちょっといま...
呑気にブログを更新しているが、実はかなりマズい状況にある。それは...
10月の水島臨海鉄道を訪れたこの週、自分は1週間休みをもらっていた。
そのうちの3日間を使っての“出撃”して、週の後半は出社、仕事の
“貯金”をつくっておいたつもりだったのだが、状況が変わって一気に
マズい状況に戻ってしまったのである。いや、別に需要増への対応とか
そういうことではなくて。
だから、とりあえず趣味活動においてはブログを更程度で。
仕事関係のアカウントのメールはチェックして対応しているのだが
趣味用のアカウントは、本当はすぐに返信しないといけないメールが
あっても、とりあえず後回し。Twitter もこのブログの更新情報を
自動で呟くだけで、フォロワーさんの、ことでんでの“作品”を視る
時間もとれないのである。でも、次の公休の水曜日は何としても
出撃したいと思っているところがあって、週の前半で仕事をヤッツケて
しまいたいと思っている。
ホントは趣味活動に割ける時間をもっと増やしたいと思っている。
撮りたいもの、気になっている被写体はいろいろあって。
その何割を撮りに行けるか...、
大風呂敷を広げるのではなく、ピンポイントに本当に撮りたいものだけ
選んで撮りに行くしかない訳で。<会社員鉄>のつらい部分でもある。
【2020年10月20日8時32分】 水島臨海鉄道水島本線・常盤駅付近
ということで、今年は上半期が(2回だけになってしまったが)
「只見線(小出側)キハ40形」、下半期が「ことでんレトロ」に
なったのだが...
そんな中でも気になる存在だった水島臨海鉄道を訪れたということ。
残念ながら今回は自社発注の個性派ディーゼル機関車に巡り会うことは
できなかった。平日の早朝時間帯に走る列車を撮りに行ける機会は、
次は新年までない。でも、お正月休みは三菱自工前駅の近くにある
自動車工場だって出荷は止まるはずで。できれば2月か3月くらいまでに
撮影機会を見つけられればよいのだが...
自分には、ちょっと心残りだった部分もあった10月の水島臨海鉄道
だったが、今回の大きな“収穫”ともいえたのは...
今日は時系列ではなく、このネタを。
…… ……
今回の水島臨海鉄道沿線で注目したもう1つは「マンホール」だった。
そう、下水の、あのマンホールである。
普段、気をつけずに踏んでいるのだが、探し方にはコツもあるようで
まぁ、おっさんが駅前の道路でカメラを持ってウロウロしているのは
不審者そのものだが、でも、見つけられるとちょっと嬉しかった。
2020年10月19日(月)曇りのち晴れ
昼過ぎ、“自動車便”を撮れず重い足取りで水島駅に戻って...
【2020年10月19日14時00分】 水島臨海鉄道港東線・水島駅
このシーンが撮れたのは駅前を歩き回っていた時に、高架ホームに
入線してくる貨物列車の姿が見えたから。
コキ車2両という編成の様子からして、ここで機回しして進行方向を
変えるはずだと直感して、高架ホームへと続く階段を駆け上がったから。
なぜ、このとき水島駅に来ていたのか??
この訪問の少し前、水島臨海鉄道のウェブサイトに出ていた情報から。
これまで自分は使った記憶がないが、水島駅に設置されていた
自動券売機が不調で、まもなく使用中止になるという。
いや、それだけだったら、たぶん「あっ、そう」程度だったと思う。
水島駅から乗るのであっても、車掌さんから車内で切符を買えるし、
ワンマンなら整理券をとって運賃を着駅精算でも大丈夫。
だから、自分は「ある」ことは知っていたが、実際に水島駅の券売機で
買ったことはなかったと思う。正真正銘の<葬式鉄>だろうか。
ただ券売機の使用終了...というだけではない。代替として、ぬぁんと...
窓口での常備券の発売を開始するというところが、スゴいところ。
感熱プリンターで印字されたものよりも、こうして印刷された大判の
乗車券の方が経年で文字が読めなくなることもなく、<鉄>としては
訪問記念に買うのにもよくて最高なのである。
自分も普段は PASMO なので電車に乗るのに「きっぷを買う」というのは
日常生活では、なかなかその機会がなくなってしまった。
あと10年もすると「きっぷ」という存在自体が驚かれる時代が来るはず。
もしかしたら将来的に新しい自動券売機を導入するかもしれないが、
これは是非是非、末永く続けてほしいと思っている。
その傍らに1枚のカードが...
【2020年10月20日11時37分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
そう、マンホールカード。
前身の倉敷市交通局鉄道線から移管されて現在の水島臨海鉄道が
発足してちょうど50年。(ちなみに、いまも倉敷市の市長さんが
臨海鉄道の社長を兼務するようになっている)
50周年を記念して水島、栄、倉敷市の各駅前に1個ずつ、水島臨海鉄道を
デザインしたマンホール蓋が設置され。
その水島駅バージョンを探していたのだった。ここが1番、苦戦した。
いまは発着するバスがなく錆びた鉄骨が痛々しい、あのバスロータリー、
あの辺りにあるだろうと思って何度もグルグルグルグル歩き回って。
(バスロータリーと反対側の道沿い、駅を出てすぐのところに発見)
だから、水島駅前のマンホールを見つけるのがこの日の最大の課題でも
あったのである。
2020年10月20日(火)晴れ
朝、まず倉敷市駅に向かったのだった。
【2020年10月20日7時19分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市-球場前
もちろんキハ37形編成を撮りたい...というのはあった。
でも、それ以上に...
普段はイベント時にしか発売(設定)されない同線の1日フリー切符、
「マンホール設置記念」ということで平日にもかかわらず買うことが
できたのだった。
【2020年10月20日7時23分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市駅付近
昨日までにご紹介したとおり、このとき倉敷市駅のすぐ目の前に
マンホール蓋を発見したのだった。
朝食をとってチェックアウトの手続きのためホテルに戻るつもりだった。
それならば、常盤駅になるはずだが...
【2020年10月20日8時03分】 水島臨海鉄道水島本線・栄駅
1駅手前の栄駅で降りたのだった。
【2020年10月20日8時06分】 水島臨海鉄道水島本線・栄駅付近
ここは楽勝だった。駅前ロータリーの付近にすぐに見つけることができて。
それが、このデザイン。
【2020年10月20日8時06分】 水島臨海鉄道水島本線・栄駅付近
すでに一部、報じられてはいるのだが、まだ大っぴらになっていなかった
ものが...
そう、実はこのマンホール蓋のデザインが、水島臨海鉄道の貨物列車を
牽く機関車が遠からず世代交代する...ということを示唆しており??
現在、JR貨物で導入が進んでいるDD200形ディーゼル機関車が描かれて
いるのである。この機関車の導入で既にDE10形の定期運用は全国的に
珍しくなっており。かつて、DE11(DE10)形準拠の機関車としてDE701
号機を新製したように、DD200形そのものか、類似の機関車を導入する
ということになりそうな...予感。
セミセンターキャブ(?)の車体構造など、DE10形の面影も残っており
真紅の塗装もいい感じで。導入されたらされたで撮りに来そうだが、
国鉄色を纏ったDE701号機を撮っておきたいという気持ちも強いのである。
ホテルまでは歩いて5分ほど。列車を待つより早いのである。
【2020年10月20日8時32分】 水島臨海鉄道水島本線・常盤駅付近
余談ながら、このホテル、今回は3階の部屋だったのだが、もっと上層階
なら部屋によっては水島臨海鉄道の高架区間を俯瞰撮影できる絶好の
トレインビュースポットかもしれない。
部屋の窓越しに撮ったのが、今日のトップ写真。
次回、泊まる機会があったら「上層階の線路側の部屋」とリクエスト
してみようと思っている。
…… ……
最後までかかったのが水島駅前だった。
【2020年10月20日11時34分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅付近
ホテルを出ていったん別の撮影をして、戻ってきて...
探し回って...
ようやく見つけたのだった。
【2020年10月20日11時34分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅付近
街路樹の影が落ちて“マンダーラ”。
マンホール蓋もキチンと撮るとなれば、意外と難しかった。
<撮り鉄>ならぬ、<撮りマン>だろうか??
でも、コレ、おっさんがこんなこと言ったら、絶対に違うことを
想像されそう...う~ん。
マンホール蓋の寿命というか更新時期というのは分からないが、
たぶん数年や10年くらいは変わらないはずである。
キレイなうちに記録できたのは、間違いなく今回の“収穫”だった。
さぁ、あとは“本業”(笑)の<撮り鉄>である。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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呑気にブログを更新しているが、実はかなりマズい状況にある。それは...
10月の水島臨海鉄道を訪れたこの週、自分は1週間休みをもらっていた。
そのうちの3日間を使っての“出撃”して、週の後半は出社、仕事の
“貯金”をつくっておいたつもりだったのだが、状況が変わって一気に
マズい状況に戻ってしまったのである。いや、別に需要増への対応とか
そういうことではなくて。
だから、とりあえず趣味活動においてはブログを更程度で。
仕事関係のアカウントのメールはチェックして対応しているのだが
趣味用のアカウントは、本当はすぐに返信しないといけないメールが
あっても、とりあえず後回し。Twitter もこのブログの更新情報を
自動で呟くだけで、フォロワーさんの、ことでんでの“作品”を視る
時間もとれないのである。でも、次の公休の水曜日は何としても
出撃したいと思っているところがあって、週の前半で仕事をヤッツケて
しまいたいと思っている。
ホントは趣味活動に割ける時間をもっと増やしたいと思っている。
撮りたいもの、気になっている被写体はいろいろあって。
その何割を撮りに行けるか...、
大風呂敷を広げるのではなく、ピンポイントに本当に撮りたいものだけ
選んで撮りに行くしかない訳で。<会社員鉄>のつらい部分でもある。
【2020年10月20日8時32分】 水島臨海鉄道水島本線・常盤駅付近
ということで、今年は上半期が(2回だけになってしまったが)
「只見線(小出側)キハ40形」、下半期が「ことでんレトロ」に
なったのだが...
そんな中でも気になる存在だった水島臨海鉄道を訪れたということ。
残念ながら今回は自社発注の個性派ディーゼル機関車に巡り会うことは
できなかった。平日の早朝時間帯に走る列車を撮りに行ける機会は、
次は新年までない。でも、お正月休みは三菱自工前駅の近くにある
自動車工場だって出荷は止まるはずで。できれば2月か3月くらいまでに
撮影機会を見つけられればよいのだが...
自分には、ちょっと心残りだった部分もあった10月の水島臨海鉄道
だったが、今回の大きな“収穫”ともいえたのは...
今日は時系列ではなく、このネタを。
…… ……
今回の水島臨海鉄道沿線で注目したもう1つは「マンホール」だった。
そう、下水の、あのマンホールである。
普段、気をつけずに踏んでいるのだが、探し方にはコツもあるようで
まぁ、おっさんが駅前の道路でカメラを持ってウロウロしているのは
不審者そのものだが、でも、見つけられるとちょっと嬉しかった。
2020年10月19日(月)曇りのち晴れ
昼過ぎ、“自動車便”を撮れず重い足取りで水島駅に戻って...
【2020年10月19日14時00分】 水島臨海鉄道港東線・水島駅
このシーンが撮れたのは駅前を歩き回っていた時に、高架ホームに
入線してくる貨物列車の姿が見えたから。
コキ車2両という編成の様子からして、ここで機回しして進行方向を
変えるはずだと直感して、高架ホームへと続く階段を駆け上がったから。
なぜ、このとき水島駅に来ていたのか??
この訪問の少し前、水島臨海鉄道のウェブサイトに出ていた情報から。
これまで自分は使った記憶がないが、水島駅に設置されていた
自動券売機が不調で、まもなく使用中止になるという。
いや、それだけだったら、たぶん「あっ、そう」程度だったと思う。
水島駅から乗るのであっても、車掌さんから車内で切符を買えるし、
ワンマンなら整理券をとって運賃を着駅精算でも大丈夫。
だから、自分は「ある」ことは知っていたが、実際に水島駅の券売機で
買ったことはなかったと思う。正真正銘の<葬式鉄>だろうか。
ただ券売機の使用終了...というだけではない。代替として、ぬぁんと...
窓口での常備券の発売を開始するというところが、スゴいところ。
感熱プリンターで印字されたものよりも、こうして印刷された大判の
乗車券の方が経年で文字が読めなくなることもなく、<鉄>としては
訪問記念に買うのにもよくて最高なのである。
自分も普段は PASMO なので電車に乗るのに「きっぷを買う」というのは
日常生活では、なかなかその機会がなくなってしまった。
あと10年もすると「きっぷ」という存在自体が驚かれる時代が来るはず。
もしかしたら将来的に新しい自動券売機を導入するかもしれないが、
これは是非是非、末永く続けてほしいと思っている。
その傍らに1枚のカードが...
【2020年10月20日11時37分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
そう、マンホールカード。
前身の倉敷市交通局鉄道線から移管されて現在の水島臨海鉄道が
発足してちょうど50年。(ちなみに、いまも倉敷市の市長さんが
臨海鉄道の社長を兼務するようになっている)
50周年を記念して水島、栄、倉敷市の各駅前に1個ずつ、水島臨海鉄道を
デザインしたマンホール蓋が設置され。
その水島駅バージョンを探していたのだった。ここが1番、苦戦した。
いまは発着するバスがなく錆びた鉄骨が痛々しい、あのバスロータリー、
あの辺りにあるだろうと思って何度もグルグルグルグル歩き回って。
(バスロータリーと反対側の道沿い、駅を出てすぐのところに発見)
だから、水島駅前のマンホールを見つけるのがこの日の最大の課題でも
あったのである。
2020年10月20日(火)晴れ
朝、まず倉敷市駅に向かったのだった。
【2020年10月20日7時19分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市-球場前
もちろんキハ37形編成を撮りたい...というのはあった。
でも、それ以上に...
普段はイベント時にしか発売(設定)されない同線の1日フリー切符、
「マンホール設置記念」ということで平日にもかかわらず買うことが
できたのだった。
【2020年10月20日7時23分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市駅付近
昨日までにご紹介したとおり、このとき倉敷市駅のすぐ目の前に
マンホール蓋を発見したのだった。
朝食をとってチェックアウトの手続きのためホテルに戻るつもりだった。
それならば、常盤駅になるはずだが...
【2020年10月20日8時03分】 水島臨海鉄道水島本線・栄駅
1駅手前の栄駅で降りたのだった。
【2020年10月20日8時06分】 水島臨海鉄道水島本線・栄駅付近
ここは楽勝だった。駅前ロータリーの付近にすぐに見つけることができて。
それが、このデザイン。
【2020年10月20日8時06分】 水島臨海鉄道水島本線・栄駅付近
すでに一部、報じられてはいるのだが、まだ大っぴらになっていなかった
ものが...
そう、実はこのマンホール蓋のデザインが、水島臨海鉄道の貨物列車を
牽く機関車が遠からず世代交代する...ということを示唆しており??
現在、JR貨物で導入が進んでいるDD200形ディーゼル機関車が描かれて
いるのである。この機関車の導入で既にDE10形の定期運用は全国的に
珍しくなっており。かつて、DE11(DE10)形準拠の機関車としてDE701
号機を新製したように、DD200形そのものか、類似の機関車を導入する
ということになりそうな...予感。
セミセンターキャブ(?)の車体構造など、DE10形の面影も残っており
真紅の塗装もいい感じで。導入されたらされたで撮りに来そうだが、
国鉄色を纏ったDE701号機を撮っておきたいという気持ちも強いのである。
ホテルまでは歩いて5分ほど。列車を待つより早いのである。
【2020年10月20日8時32分】 水島臨海鉄道水島本線・常盤駅付近
余談ながら、このホテル、今回は3階の部屋だったのだが、もっと上層階
なら部屋によっては水島臨海鉄道の高架区間を俯瞰撮影できる絶好の
トレインビュースポットかもしれない。
部屋の窓越しに撮ったのが、今日のトップ写真。
次回、泊まる機会があったら「上層階の線路側の部屋」とリクエスト
してみようと思っている。
…… ……
最後までかかったのが水島駅前だった。
【2020年10月20日11時34分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅付近
ホテルを出ていったん別の撮影をして、戻ってきて...
探し回って...
ようやく見つけたのだった。
【2020年10月20日11時34分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅付近
街路樹の影が落ちて“マンダーラ”。
マンホール蓋もキチンと撮るとなれば、意外と難しかった。
<撮り鉄>ならぬ、<撮りマン>だろうか??
でも、コレ、おっさんがこんなこと言ったら、絶対に違うことを
想像されそう...う~ん。
マンホール蓋の寿命というか更新時期というのは分からないが、
たぶん数年や10年くらいは変わらないはずである。
キレイなうちに記録できたのは、間違いなく今回の“収穫”だった。
さぁ、あとは“本業”(笑)の<撮り鉄>である。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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