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信濃路へ「ゆたんぽ」を見に(10)別所温泉駅にて <後編> [<鉄>な撮影記・旅行記録]

今日の話題に入る前に。

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前ブログ(初代)「金失いの道ゆけば」がスタートしたのは2011年10月、
いまのブログ「金失いの道ゆけば Part 2」は昨年12月にスタートしました。

このブログになってまもなく1年というところで、おかげさまをもちまして
こちらのブログの総閲覧数(PV)が 100,000 に到達しました。

前ブログの最後の頃、ちょうど1年くらい前は月間のPV数がだいたい4~5万という
数字になっており。やはり、移転すると少なくなるもので。
最初の頃は、「あぁ、やはりブックマークを変えてまで読んではくれない」と
思ったこともあったものの、前ブログには届かないものの、おかげさまで
数字としても、少しずつ多くの方にご覧いただけるようになってきたのかと
勝手に、そう思っているところです。

最近は仕事の関係で、ブログはほとんど何もできずに、ヤッツケ仕事みたいな
テキトーな記事を書いてお茶を濁しているだけのような気もしますが...

何とか、何とか...

時間ができたら、かつてのようにブログ活動も再始動していきたいと思っているので
ひきつづき、よろしくお願いいたします。

さて、昨日はお休みをいただいた、9月16日の上田電鉄別所線の話題。
この日は長野県まで来て、もう1つどうしても撮りたい被写体があって。
別所温泉からは先を急いだ感じ。
……  ……

2020年9月16日(水)晴れ

保存された“ホンモノの”丸窓電車のヨコをゆくステンレス電車を撮ろうと
思っていたのに...

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【2020年9月16日13時05分】 上田交通別所線・別所温泉駅(後追い)

苦し紛れのハザカケ狙いも、兎に角、中途半端。

とはいえ、それは“仕方ない”と割り切って。

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【2020年9月16日12時50分】 上田交通別所線・別所温泉駅

再び駅舎に戻ったわけで。
日中、電車はだいたい40~50分間隔。2両編成のローカル私鉄、朝乗ってきた池袋
からの高速バスだって、上田駅経由別所温泉ゆき。バスやクルマで別所温泉を
訪れる観光客も多いはずで。この大きく立派な駅舎も電車が発車すると、広い
待合室は誰もいなくなって、静寂が訪れる。

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スタンプを捺してから、駅窓口へ。
別所線のグッズ類も売られている。乗車券類も自動券売機もあるが出札窓口で
硬券を買うこともできて。<鉄>として、何とも嬉しいのが、その硬券のリストが
掲出されていることと、あとは何と言っても日付。

硬券を売っている駅でも日付はゴム印で入れるのが定着しているものの、
別所線の有人駅では、いまでもダッチングマシン(Dating Machine)が現役。
ゴム印と違って、インクが擦れてゴチャゴチャになる...という問題は無い上、
やはり、雰囲気が違う。

ローカル線の駅舎、誰もいないベンチでゆっくり過ごす時間というのも
良いものなのである。ベンチで時間を潰したら、13:31着の電車が城下駅から
やってくるが...

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【2020年9月16日13時34分】 上田交通別所線・別所温泉駅

地方私鉄らしく列車別改札が徹底されており、電車が到着して降車客が出た後に
乗車の改札が始まるのである。だから入線風景は撮ることができず。
ホームは2両編成に合わせて、先端部は赤いコーンとバーで仕切られて立ち入り禁止。

ホームに停まっている電車を撮るのも、ちょっと大変。広角28 mmでギリギリ
何とか撮れた...という感じ。

木製のホーム支柱も、とても良い感じで。
そこにステンレス電車がミスマッチ...ということは決して無いのである。
何だか目蒲線(← 目黒線では無かった時代)とか池上線のどこかの駅でスナップ
したようなそんな“東急っぽい”1枚である。

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【2020年9月16日13時35分】 上田交通別所線・別所温泉駅

映画のセットでも博物館でもなく、こういうアイテムが現役で残っている駅、
たった1時間足らずの滞在で折り返すのは勿体ないような...

さて、まだ折返しの発車まで少し時間があって。

車内は自分の他に誰も居なかったので...

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【2020年9月16日13時32分】 上田交通別所線・1101号車内

先ほど乗ってきた「丸窓電車」は、かつての半鋼製電車の雰囲気を再現して
マホガニーの化粧板に交換されていたが、こちらは東急時代のまま。
<変態鉄>としては何度も乗った懐かしい車内である。

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【1993年7月頃】 営団地下鉄(当時)日比谷線・南千住駅

この1000系、東急では少数派の18メートル3扉の車体。
これは池上線などでも走っていたが、この1000形は東横線も走っていた。

そう、地下鉄日比谷線が長らく18メートル車の運用だった関係で、東横線が
20メートル車で統一された後も、日比谷線直通だけは車体の短いこの電車が。
小学生の頃から、日比谷線沿いの塾に通っていたので、この電車には何度も...

こうやって貫通扉をオフセットして運転台側が広いのはこの時代の東急電車の
標準仕様。でも、この形式の中に、貫通扉が中央に付いている車輌もいて...
小学生、中学生の頃、塾の行き帰りにそんなことを“研究”していたのだった。

……  ……

別所温泉の駅ホーム、実は石積みが残っていた。

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【2020年9月16日13時32分】 上田交通別所線・別所温泉駅

昔は対向式2面2線のホームだったみたい。使われなくなった反対側のホームには
花が咲き乱れており。

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【2020年9月16日13時42分】 上田交通別所線・別所温泉駅

そんな様子を車内から撮っている内に、だんだん乗客が増えてきて。

13:49発の上田ゆき(城下駅から代行バス)で別所線を後にしたのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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