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年の瀬の広島と倉敷へ(46)朝のキハを駅撮りで。 [水島臨海鉄道]

移動距離が長くなるのが<鉄>活動の常。その中でも、自分のような<徒歩鉄>の場合、1日で歩く距離は10 kmを軽く越えることも少なくなく。だから、腰痛とか膝痛とか、そういったことは直接的に影響する。それに比べたら、歯が痛いのはマシだ...とはいえ、全く収まる気配もなく、
「歯が痛い」というのは非常に辛いものがあった。この記事を書くのにあたって写真を見直しているだけでも、あのときの辛さが思い出されて...う~ん。

ということで、最終日は(いつもそうだが...)いつもにも増して、大した写真が無いのである。本当は暗い内に出発して、倉敷市-球場前間のストレートでキハの姿を撮る予定だったが、もちろん断念。水島駅で駅撮りするだけに留めてしまったのである。

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【2021年12月16日8時24分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

今日は朝の水島駅に発着するディーゼル動車たちの写真を。

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年の瀬の広島と倉敷へ(45)思わぬ事態に... [水島臨海鉄道]

この晩のことは、忘れられない。撮影に行くと早朝から夕方まで歩き回る。疲れるので自然と早めに寝入ってしまう。22時には就寝していることが多いのである。
でも、この晩だけは...

もちろん、さまざまなホテルに泊まっていると寝付けないときだってある。「インバウンド需要」に沸いていた頃は、なぜか零時過ぎ、深夜帯になって廊下で騒々しくする、あの国からの団体客に閉口させられたことも...
それでも冷蔵庫に手を延ばし、中で冷やしてあるドリンクを少し口に含んで。そして、再び部屋の灯りを消してベッドに入れば、気づけば朝なのだが...

この晩だけは違っていた。奥歯の痛みはだんだんと激しさを増してくるだけ。寝る...どころでは無かった。夜が更けてくるにつれて、その痛みはいよいよ激しさを増して。うがいをしても、お茶を飲んでも...もう何をしても痛みは一向に治まらず。
結局、3時頃になって眠気が痛みに勝ったみたい。でも、6時前には目が覚めてしまって。
そうなると撮影に行く気持ちなど消え失せて。歯が痛くてもお腹は減るのは、不思議なもので。最後の朝はホテルで朝食をとって、ゆっくりチェックアウトすることにした。

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【2021年12月15日16時39分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-弥生

さて、少し時間を遡って。その前の夕方。2021年12月15日、水島臨海鉄道キハ37形の塗装変更後、初運行の撮影記。
キハは夕方に3往復、でも、陽の短い時期だけに最初の1往復だけが、走行写真撮影のチャンスだと思って。光線状態が悪いのは分かったまま、降り立ったのは浦田駅だった。
最初の上りは、弥生駅方の踏切から“正面ドカン”、その折返しは、浦田駅近くの畑のヨコに立って...

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年の瀬の広島と倉敷へ(44)キハのお披露目走行は... [水島臨海鉄道]

自分が訪れるようになる、かなり前に水島本線は半分近くの区間が高架化されており。地平を走る、つまり、沿線で撮るチャンスがあるのは、倉敷市-球場前、福井-浦田と、終点の三菱自工前駅前後のわずかな区間に限られてしまう。このうち、2つは線路がほぼ東西方向、福井-浦田は南北方向。いずれにせよ、上り方(倉敷市側)に連結されるキハ37 103号車を順光で撮ることは不可能なのである。そう、朝運用なら順光で撮りやすいのだが...

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【2021年12月15日16時05分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生-浦田

「どうせ、ダメなら...」と、やって来た浦田駅周辺。何度も何度も撮ったことのある場所だけに、撮り方の選択肢はいくつか...
でも、そう、晴れれば確実に逆光なのは変わらず。ならば、いっそ三菱自工前に残った方が良かったか...、結局、考えがまとまらない間にキハの時刻が迫ってきて。

逆光は分かっていた。空が白飛びするのも織り込み済み。それでも、“正面ドカン”の1枚を撮っておきたかった。

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年の瀬の広島と倉敷へ(43)晴れてきたら... [水島臨海鉄道]

クラウドファンディングで、キハ205号車の修復が。その目標額はあっという間に達成され、設定された“ネクストゴール”が、普段、平日ラッシュ時の運用に入るキハ37・38形の塗装変更。“国鉄色風”塗装になっている2両を、それぞれ、国鉄末期の両車の導入当時のカラーに変更することになって。
その第1弾として、キハ37形が登場当時の朱色の塗装に復元され、そのお披露目が、この日の午後だった。

夕方のキハ運用から営業運転に投入されることが発表され。でも、悩ましかったのは撮影地。今回のキハ37 103号車は上り方(倉敷市側)に連結される車輌だが、午後から夕方の時間帯、上り方の車輌を順光で撮れる地点というのが思い当たらず。
幸い、お昼、倉敷に到着した頃、その空には雲が広がっていて。でも、雨が降りそうな気配は無く。つまり、逆光を気にせずに写真が撮れる...と喜んでいたのだが。

まずは、曇り空の倉敷貨物ターミナル。ココも南向きにカメラを構えていることになるので、本来は逆光だが...

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【2021年12月15日13時29分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

DE10 1192号機のキャブには屋根にクレーンへのロープが取り付けられており。その傍らでは、2~3名の作業員がバーナーで車体から切り離す作業を進めており。
そのキャブのところ、よ~~く目を凝らすと、左下、グレーの部分に達筆な筆記体で何か書かれている。拡大して観察すると「Thank you 1192」と書かれているようで。廃車回送に送り出すJR貨物の職員によるものだろうか。

水島臨海鉄道を撮っていると、当たり前のようにやってくる存在だったDE10形牽引の貨物列車、JR機もまもなくDD200形に置換えだろうか。水島臨海鉄道も徐々に、でも、着実に移り変わっているのである。

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年の瀬の広島と倉敷へ(42)倉敷貨物ターミナル [水島臨海鉄道]

ここまで、3月上旬以来、40話にも渡って広島電鉄の路面電車の写真を載せ続けた...しかも、下手くそな写真ばかり。もはや、狂気の沙汰としか思えない拙ブログだが、2日ちょっとに渡る広島での撮影は、この朝で終了。
昼前の新幹線で倉敷へと移動したのだった。

でも、新幹線でのアクセスを考えると倉敷というのは、それほど便利では無く。
一番は「のぞみ」で岡山へ行って後戻りするパターンだろうが(運賃が高く付く)、「こだま」で新倉敷で降りて在来線で倉敷...というのは、意外と本数が少ないため、待ち時間を考慮すると時間が。
「新幹線に乗る区間を短くしたい」かつ「所要時間をできるだけ縮めたい」ということで、<変態鉄>が選択したのは...

でも、その車内で弁当を食べようと、かなり無謀なことを考えて...。

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【2021年12月15日13時27分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

9時半まで広島で路面電車を撮っていた<変態鉄>、午後は倉敷貨物ターミナルへ。

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年の瀬の広島と倉敷へ(41)最後チャンスは... [ひろでん(広島電鉄)]

昨日の記事の冒頭に書いた話。実はこの前の晩から、つまり、広島の2日目の晩から、歯の痛みが酷くなりつつあって。痛みに耐えながらの撮影だったのである。
ちょうど、広島に向けて出発する直前に、いつも行っている歯科の定期検査があって。普段は歯周病検査やら歯の表面や間の掃除やら歯科衛生士のおねーさんが30分くらい...で終わるものなのだが、なぜか、その12月の時だけ。
いきなり、「レントゲン撮影をして細部まで調べましょう!!」となって。そうしたら、以前、虫歯で詰め物をした奥歯、その詰め物の周囲の、表面からは絶対に見えない位置に小さな虫歯が新たにでき始めている。今なら小さいから、すぐに削って詰め直せば大丈夫、と。
そして、予約の取りにくい歯科なのだが、なぜか「明日の午前中に空きがあります!!」とトントン拍子で。検査だけのつもりが、翌日に削られる事になって。う~ん。

2日連続で、その歯科に。麻酔をされて後は...、いつも通りの虫歯の治療だったが「歯の深いところ、神経に近いところを削ったので少ししみることがあるかも知れません」と。
その「少し、しみる」というのが、とんでもないものだったのである。

波のように、引いては寄せて...時折、襲ってくる激しい痛みに怯えながら、カメラを構えていた。いま、写真を見ているだけでも、あのときの痛さが...

ということで、最後の朝、新幹線の時刻を気にしながら、十日市町で撮った広島電鉄の路面電車。

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【2021年12月15日9時22分】 広島電鉄本線・十日市町電停

最高の晴れカットになったのは、913号車。

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年の瀬の広島と倉敷へ(40)神戸も良いけど大阪も。 [ひろでん(広島電鉄)]

とにかく仕事が忙しいところに差し掛かっており。本当は趣味活動の面において、気になっていることもやりたいこともあるのだが、それが全くといっていいほど思い通りにはならず。
まぁ、<会社員鉄>なので、そこのところは仕方ないのかも知れないが...

そんな中で腰痛が悪化しており。姿勢の問題なのか、仕事中は気にならないが、朝、目が覚めたときが一番辛いという不思議。午後にかけて腰の痛みは引いていくのである。OAチェアのようなイスに座っている状態が一番良いということだろうか。

“痛みに耐えてよく頑張った。感動したっ!!!”というのは、横綱・貴乃花(当時)が決定戦で武蔵丸を破って優勝したときの、某総理大臣のコトバ。
思い起こせば、この12月の撮影も、痛みに耐えながら...だったのだが。

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【2021年12月15日9時01分】 広島電鉄本線・十日市町-本川町

接触事故の影響でダイヤが乱れていた、この朝の広島電鉄。
西広島(己斐)に入れなくなった1156号車は、土橋付近で運転打ち切りになって、急遽、広島港(宇品)ゆきとして折り返したみたいで。
「行ったばかりだから...」と安心しきっていた<変態鉄>は不意打ちに遭って。

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年の瀬の広島と倉敷へ(39)やっぱり、“リバイバルKOBE” [ひろでん(広島電鉄)]

最後の朝、チェックアウトと倉敷へ向けて出発する時刻を気にしながらの撮影だった。だから、できるだけ広島駅側の...ホテルから近いところで撮ろうと思っていたのだが、だんだん...
いつの間にか紙屋町の交差点へ、そして...

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【2021年12月15日8時53分】 広島電鉄本線・本川町-十日市町

やはり、今回の撮影行のメインだった“リバイバルKOBE”。最後にもう一度、撮っておこうと歩き出したのだが...

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年の瀬の広島と倉敷へ(38)紙屋町交差点 [ひろでん(広島電鉄)]

5月の大型連休、自宅でゴロゴロしながら過ごすつもりだった。でも...
急遽、“出撃”に方針変更する予定。意外なのは、その目的地に向かうヒコーキ、まだ空席があること。いつもなら連休に空席を見つけるのに苦労するのだが...
やはり、コロナの影響は思ったより続いているのか...。

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【2021年12月15日8時25分】 広島電鉄宇品線・本通電停

さて、広島電鉄撮影記。朝の本通電停でカメラを構えると紙屋町交差点を曲がってくる電車たちの姿を撮ることができて。
朝ラッシュの時間帯には、3号線、5号線も連接車の運用が多くて、さまざまな形式が行き交っており。

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年の瀬の広島と倉敷へ(37)本通電停 [ひろでん(広島電鉄)]

昨日も書いたように、この冒頭部分というのが非常に悩ましいもので。
最近の<変態鉄>、仕事が忙しいこと以上に、ここしばらく落ち着きを見せていた「慢性腰痛症」が再度、悪化しており。朝起きるのが大変な状況。でも、なぜか酷いのは午前中だけで起きてから時間が経つと大して痛みを感じなくなると言う不思議。
やはり、40代も半ばになると自分の体もさまざまなところに経年劣化に伴う痛みが出てくるようで...

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【2021年12月15日8時04分】 広島電鉄宇品線・八丁堀電停付近

そういう意味では、広島移籍が自分が生まれたのと同じ頃、それまで京都の街を走っていた広島電鉄1900形、移籍してきた仲間が全車健在で、日中の運用にも入っていて広島のどこでも見られるというのは、スゴい事。
その1900形が白島-江波というレア運行に入る様子を撮って。

別に意識していたわけでも、事前に情報を入手していたわけでも無いのだが、この白島からの江波直通電車というのは今春の改正で深夜時間帯のみになったようで。
意外な形で貴重な記録となったのである。

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