小湊鐵道 宗谷線キハ400急行気動車ヘッドマーク「宗谷」編(1) [小湊鐵道]
2024年も早いもので、あと3ヶ月を切って。つまり、今年も4分の3が過ぎており。
そんな2024年の「重大ニュース」などというのは気が早すぎるが、自分にとって今年、いちばん大きかったのは小湊鐵道の「観光急行」だったかも知れない。
春先、まもなく「房総里山トロッコ」号の運転が始まる...という時期に来て、牽引するSL風ディーゼル機関車「DB4号機」に不具合があったとの発表。
代わりにキハ40形が「観光急行」として走ることになり。
【2024年9月29日9時14分】 内房線・五井駅
最初は「かずさ」のヘッドマークを掲出していたが、5月からは宗谷本線シリーズが始まって。
「天北」「利尻」「サロベツ」と続いて、最後、9月分は「宗谷」だった。
暑い時期ではあったが、頑張って毎月一度。定期的に五井を訪れたのは、このイベントのおかげと言っても良いくらい。
そんな房総も、だんだん秋が近づいてきて。
仕事の関係などもあって、最後の「宗谷」を撮りに行くことができたのは掲出最終日となった9月29日。この日は「曇り一時雨」の予報。
もちろん、晴れるに越したことはないが、逆に悪天候だからこそ、光線状態を気にすることなく撮ることができる...とポジティブに捉えることにして。
ドン曇りの朝、7時に自宅を経って五井へと向かったのだった。
…… ……
2024年9月29日(日)くもり一時雨
慣れというのは怖い物で...
だんだん、少しずつだが自宅を出る時刻が遅くなってきて。
7時過ぎの井の頭線。いつもは永福町から1駅間だけ急行に乗って先行し、明大前駅で京王線、そこから都営新宿線に入って馬喰町に向かうのだが...
「座っていきたい」というだけで永福町でも各停から降りることなく過ごしたら...。明大前では本八幡ゆきに間に合わず。
時計を見たら、思ったよりギリギリのタイミング。笹塚でも都営新宿線方面の接続は10分以上あるとのことで。
急遽...
所要時間が短いコースとして中央線で御茶ノ水、黄色い総武線に乗り換えて錦糸町というコース。結局、井の頭線でノンビリしたせいで、あとが面倒なことになって。
それでも、自分の乗った黄色い総武線緩行と錦糸町駅で同時入線となったのは君津ゆきの6分前を走る快速・千葉ゆき。
ゆっくり階段を...快速線ホームで君津ゆきを待つことができたのだった。
【2024年9月29日8時21分】 総武本線・錦糸町駅
6分差で雁行してくるはずの君津ゆき、でも、その前に挟まるのは新宿からの臨時特急「新宿さざなみ1号」である。コレに乗れば五井駅には15分ほど早く着けるのだが...
およそ1,000円の特急料金をケチるのが<変態鉄>なのである。
E257系5連の特急電車を見送って。
【2024年9月29日8時21分】 総武本線・錦糸町駅
錦糸町駅のホームからはほぼ真っ正面にスカイツリーを望むことができる。快速ホームに立てば、ホーム向かいの留置線に入って休んでいる総武快速線電車とスカイツリーを絡めて撮ることができて。
やはり、近くで見るとスカイツリーは巨大なのである。
【2024年9月29日9時14分】 内房線・五井駅
後はウトウトしていれば五井駅なのである。9:01、この日はほぼ定刻での到着。
そして、五井駅を発車していくE235系11両編成を見送れば...
【2024年9月29日9時14分】 小湊鉄道線・五井駅
向かい側には小湊鐵道のホーム、そして、その南側には五井機関区があって。
ちょうど、急行「宗谷」のヘッドマークを掲出した2号機がスタンバイしており。側サボも「指定席」となっており。かなり芸が細かいのである。
手前にキハ200形が停車しているので、全景は見えないが...
【2024年9月29日9時14分】 小湊鉄道線・五井駅
よく観察してみると、この日もキハ40 2号機1両編成で。自分としては、夏場と違って、そろそろ「観光急行」も2連に戻るかも...と期待していたのだが。
(10月の運行から2連になっているようで...)
【2024年9月29日9時15分】 小湊鉄道線・五井駅
というのは、日中の運用にもキハ200形が“復帰”してきており。
9:01発の第9A列車として発車を待っていたのは、キハ207 + キハ201の2両編成。前側、キハ207号車の窓が開いているところからすれば冷房の調子が良くないのだろうか。
キハ200形は仕組み上、どうしても冷房の効きが悪いので、夏場の日中運用は基本的にキハ40形で賄いたかったはずで。
暑さが和らいできて、そろそろキハ200形が動き出すシーズン。これから養老渓谷の行楽シーズンを迎えると、もっと長編成で走る場面も増えてくるかと。
「急行1号」を沿線で撮る場合、大急ぎでその第9A列車に乗らないとならないが、この日の<変態鉄>、ノンビリ歩いて改札口を出て...
既に跨線橋の窓のところにはカメラを構えた人だかりができていたが、そこにスペースを見つけて。
【2024年9月29日9時19分】 小湊鉄道線・五井駅
先ほど内房線ホームから眺めたキハ40 2号機、出庫の準備が整っており。
大勢の<鉄>がその瞬間を見守っているのだった。掲出最終日とあってか天気が悪いにもかかわらず、思いのほか人数は多いだろうか。
いよいよ。
【2024年9月29日9時19分】 小湊鉄道線・五井駅
第9A列車が発車していくのを待っていたかのように、キハ40 2号機が動き出すのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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そんな2024年の「重大ニュース」などというのは気が早すぎるが、自分にとって今年、いちばん大きかったのは小湊鐵道の「観光急行」だったかも知れない。
春先、まもなく「房総里山トロッコ」号の運転が始まる...という時期に来て、牽引するSL風ディーゼル機関車「DB4号機」に不具合があったとの発表。
代わりにキハ40形が「観光急行」として走ることになり。
【2024年9月29日9時14分】 内房線・五井駅
最初は「かずさ」のヘッドマークを掲出していたが、5月からは宗谷本線シリーズが始まって。
「天北」「利尻」「サロベツ」と続いて、最後、9月分は「宗谷」だった。
暑い時期ではあったが、頑張って毎月一度。定期的に五井を訪れたのは、このイベントのおかげと言っても良いくらい。
そんな房総も、だんだん秋が近づいてきて。
仕事の関係などもあって、最後の「宗谷」を撮りに行くことができたのは掲出最終日となった9月29日。この日は「曇り一時雨」の予報。
もちろん、晴れるに越したことはないが、逆に悪天候だからこそ、光線状態を気にすることなく撮ることができる...とポジティブに捉えることにして。
ドン曇りの朝、7時に自宅を経って五井へと向かったのだった。
…… ……
2024年9月29日(日)くもり一時雨
慣れというのは怖い物で...
だんだん、少しずつだが自宅を出る時刻が遅くなってきて。
7時過ぎの井の頭線。いつもは永福町から1駅間だけ急行に乗って先行し、明大前駅で京王線、そこから都営新宿線に入って馬喰町に向かうのだが...
「座っていきたい」というだけで永福町でも各停から降りることなく過ごしたら...。明大前では本八幡ゆきに間に合わず。
時計を見たら、思ったよりギリギリのタイミング。笹塚でも都営新宿線方面の接続は10分以上あるとのことで。
急遽...
所要時間が短いコースとして中央線で御茶ノ水、黄色い総武線に乗り換えて錦糸町というコース。結局、井の頭線でノンビリしたせいで、あとが面倒なことになって。
それでも、自分の乗った黄色い総武線緩行と錦糸町駅で同時入線となったのは君津ゆきの6分前を走る快速・千葉ゆき。
ゆっくり階段を...快速線ホームで君津ゆきを待つことができたのだった。
【2024年9月29日8時21分】 総武本線・錦糸町駅
6分差で雁行してくるはずの君津ゆき、でも、その前に挟まるのは新宿からの臨時特急「新宿さざなみ1号」である。コレに乗れば五井駅には15分ほど早く着けるのだが...
およそ1,000円の特急料金をケチるのが<変態鉄>なのである。
E257系5連の特急電車を見送って。
【2024年9月29日8時21分】 総武本線・錦糸町駅
錦糸町駅のホームからはほぼ真っ正面にスカイツリーを望むことができる。快速ホームに立てば、ホーム向かいの留置線に入って休んでいる総武快速線電車とスカイツリーを絡めて撮ることができて。
やはり、近くで見るとスカイツリーは巨大なのである。
【2024年9月29日9時14分】 内房線・五井駅
後はウトウトしていれば五井駅なのである。9:01、この日はほぼ定刻での到着。
そして、五井駅を発車していくE235系11両編成を見送れば...
【2024年9月29日9時14分】 小湊鉄道線・五井駅
向かい側には小湊鐵道のホーム、そして、その南側には五井機関区があって。
ちょうど、急行「宗谷」のヘッドマークを掲出した2号機がスタンバイしており。側サボも「指定席」となっており。かなり芸が細かいのである。
手前にキハ200形が停車しているので、全景は見えないが...
【2024年9月29日9時14分】 小湊鉄道線・五井駅
よく観察してみると、この日もキハ40 2号機1両編成で。自分としては、夏場と違って、そろそろ「観光急行」も2連に戻るかも...と期待していたのだが。
(10月の運行から2連になっているようで...)
【2024年9月29日9時15分】 小湊鉄道線・五井駅
というのは、日中の運用にもキハ200形が“復帰”してきており。
9:01発の第9A列車として発車を待っていたのは、キハ207 + キハ201の2両編成。前側、キハ207号車の窓が開いているところからすれば冷房の調子が良くないのだろうか。
キハ200形は仕組み上、どうしても冷房の効きが悪いので、夏場の日中運用は基本的にキハ40形で賄いたかったはずで。
暑さが和らいできて、そろそろキハ200形が動き出すシーズン。これから養老渓谷の行楽シーズンを迎えると、もっと長編成で走る場面も増えてくるかと。
「急行1号」を沿線で撮る場合、大急ぎでその第9A列車に乗らないとならないが、この日の<変態鉄>、ノンビリ歩いて改札口を出て...
既に跨線橋の窓のところにはカメラを構えた人だかりができていたが、そこにスペースを見つけて。
【2024年9月29日9時19分】 小湊鉄道線・五井駅
先ほど内房線ホームから眺めたキハ40 2号機、出庫の準備が整っており。
大勢の<鉄>がその瞬間を見守っているのだった。掲出最終日とあってか天気が悪いにもかかわらず、思いのほか人数は多いだろうか。
いよいよ。
【2024年9月29日9時19分】 小湊鉄道線・五井駅
第9A列車が発車していくのを待っていたかのように、キハ40 2号機が動き出すのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2024-10-08 01:00
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