2024年GWは、新見へ、堺へ(32)この日、最後は帝塚山3丁目 [ちん電(阪堺電気軌道)]
ココ最近、<鉄>の世界では衝撃的なニュースが続いており。鳥塚さんが大井川鉄道の社長に招聘(?)されたのも意外だったが、<変態鉄>にとって(分かっては居たが)ショックだったのは、ひたちなか海浜鉄道のキハ205号車の引退。
【2021年6月17日14時07分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
今秋以降、新造車が投入されるとかされないとか。
むしろ、小湊鐵道が異例中の異例なのであって、いまも、DMH17系エンジンを維持しているということが奇跡と言えることなのである。
小湊鐵道、水島臨海鉄道、どちらにも、「キハ205号車」が居て。そして、那珂湊駅の見えやすい場所で、いつも佇んでいたのが、ひたちなか海浜鉄道の「キハ205号車」だった。
現役引退は時の流れで、仕方ないこと。むしろ、この置換えに続いて海浜公園方面の延伸の実現が見えてきているわけで。ひたちなか海浜鉄道にとっては、旧型キハの引退...というのは、前向きな1歩でもあるということは<変態鉄>でも重々承知の上。
何とか、どこかで良い形で保存されてほしいと願っている。
そして、そんなキハより、さらに30年近く“先輩”にあたるのが、阪堺電車のモ161形車。
5月の大型連休、自分にとって2日目となった5月4日の撮影は、この上なく絶好調、最後、「赤・あびこ道」表示の姿も、何とかいい感じで...
…… ……
2024年5月4日(土)晴れ
北畠で、昨日の“リベンジ”を果たして...。
最後の撮影は、このすぐ近く、姫松付近から帝塚山にかけての併用軌道区間で撮ろうと思っていた。
【2024年5月4日11時58分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
前日、3日は公園前で駐車するクルマの動きにヒヤヒヤさせられながらの撮影だったが、この日は、少し先へ進んで姫松交差点を過ぎて、帝塚山3丁目電停付近まで下がってきた。
この日、何度も撮っているモ704号車「オリジュウ」である。
【2024年5月4日12時03分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目電停付近
この付近からでも、ハルカスを入れて撮ることはできるのだが、今度はハルカスはカットして、電車通りの風景をできるだけ盛り込みながら。
道路上に設置された平均台のような細いホームというのも、画になるアイテム。後方に帝塚山3丁目電停を配して。
ちょうど、電停で客扱い中なのは、例の質屋さんカラー、モ711号車である。
住宅街から電車通りに出てきたクルマが電車の通過を待ち、そして、線路を掠めるように道路中央を自転車が勢いよく走っていく...
これぞ、大阪の“電車通り”の日常風景である。
そして...
【2024年5月4日12時05分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目電停付近
ちょっと折れ曲がった電車通りの向こうから、モ162号車の姿が視界に入ってくる。
帝塚山3丁目電停に到着して...
【2024年5月4日12時05分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
日中6分間隔の上町線、とはいえ、運賃精算や道路信号のタイミングなどの関係で定期営業電車も続行運転のような感じになってしまうことはあるもので。ちょうど、3丁目電停付近でモ162号車はモ702号車とすれ違っているが、すぐ後ろにはモ605号車の同じく天王寺駅前ゆき。
1つの画面に3両の電車、しかも、その1両がモ162号車。こういうのが朝ラッシュ以外で撮れるのは、正月の住吉大社初詣輸送くらいかも知れない。
【2024年5月4日12時06分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
そして、3丁目電停に停車するモ162号車。ここでモ606号車とすれ違い。
モ162号車の方向幕が赤文字の「あびこ道」であることも確認できる。初詣輸送はしばらく撮っていないし、定期運用に入ってくれたときもヒコーキの時刻などの関係で、入庫まで撮らずに帰ってしまう事が多く、この「あびこ道(入庫)」の表示、実は、自分は撮る機会が少ないのである。
【2024年5月4日12時06分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
ちょうど、クルマもオッサンの自転車も途絶えた、そのタイミングでモ162号車が近づいてきてくれた。
自分にとっては貴重な「赤・あびこ道」である。
【2024年5月4日12時06分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
何度撮っても、この場面、心臓バクバクだが、近づいてくるところをドンドン連写して。
ちなみに、後ろに見えるちょっと傾いて建てられた架線柱、昭和一ケタの年号が表記してあるものが多く。モ161形車が歩んできたのと同じくらいの時間、阪堺電車を見守っているのである。
【2024年5月4日12時06分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
ズームリングを思いっきり広角側に回しながら、フレームアウトするまでモ162号車の朱色の車体を撮り続けたのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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【2021年6月17日14時07分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
今秋以降、新造車が投入されるとかされないとか。
むしろ、小湊鐵道が異例中の異例なのであって、いまも、DMH17系エンジンを維持しているということが奇跡と言えることなのである。
小湊鐵道、水島臨海鉄道、どちらにも、「キハ205号車」が居て。そして、那珂湊駅の見えやすい場所で、いつも佇んでいたのが、ひたちなか海浜鉄道の「キハ205号車」だった。
現役引退は時の流れで、仕方ないこと。むしろ、この置換えに続いて海浜公園方面の延伸の実現が見えてきているわけで。ひたちなか海浜鉄道にとっては、旧型キハの引退...というのは、前向きな1歩でもあるということは<変態鉄>でも重々承知の上。
何とか、どこかで良い形で保存されてほしいと願っている。
そして、そんなキハより、さらに30年近く“先輩”にあたるのが、阪堺電車のモ161形車。
5月の大型連休、自分にとって2日目となった5月4日の撮影は、この上なく絶好調、最後、「赤・あびこ道」表示の姿も、何とかいい感じで...
…… ……
2024年5月4日(土)晴れ
北畠で、昨日の“リベンジ”を果たして...。
最後の撮影は、このすぐ近く、姫松付近から帝塚山にかけての併用軌道区間で撮ろうと思っていた。
【2024年5月4日11時58分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
前日、3日は公園前で駐車するクルマの動きにヒヤヒヤさせられながらの撮影だったが、この日は、少し先へ進んで姫松交差点を過ぎて、帝塚山3丁目電停付近まで下がってきた。
この日、何度も撮っているモ704号車「オリジュウ」である。
【2024年5月4日12時03分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目電停付近
この付近からでも、ハルカスを入れて撮ることはできるのだが、今度はハルカスはカットして、電車通りの風景をできるだけ盛り込みながら。
道路上に設置された平均台のような細いホームというのも、画になるアイテム。後方に帝塚山3丁目電停を配して。
ちょうど、電停で客扱い中なのは、例の質屋さんカラー、モ711号車である。
住宅街から電車通りに出てきたクルマが電車の通過を待ち、そして、線路を掠めるように道路中央を自転車が勢いよく走っていく...
これぞ、大阪の“電車通り”の日常風景である。
そして...
【2024年5月4日12時05分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目電停付近
ちょっと折れ曲がった電車通りの向こうから、モ162号車の姿が視界に入ってくる。
帝塚山3丁目電停に到着して...
【2024年5月4日12時05分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
日中6分間隔の上町線、とはいえ、運賃精算や道路信号のタイミングなどの関係で定期営業電車も続行運転のような感じになってしまうことはあるもので。ちょうど、3丁目電停付近でモ162号車はモ702号車とすれ違っているが、すぐ後ろにはモ605号車の同じく天王寺駅前ゆき。
1つの画面に3両の電車、しかも、その1両がモ162号車。こういうのが朝ラッシュ以外で撮れるのは、正月の住吉大社初詣輸送くらいかも知れない。
【2024年5月4日12時06分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
そして、3丁目電停に停車するモ162号車。ここでモ606号車とすれ違い。
モ162号車の方向幕が赤文字の「あびこ道」であることも確認できる。初詣輸送はしばらく撮っていないし、定期運用に入ってくれたときもヒコーキの時刻などの関係で、入庫まで撮らずに帰ってしまう事が多く、この「あびこ道(入庫)」の表示、実は、自分は撮る機会が少ないのである。
【2024年5月4日12時06分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
ちょうど、クルマもオッサンの自転車も途絶えた、そのタイミングでモ162号車が近づいてきてくれた。
自分にとっては貴重な「赤・あびこ道」である。
【2024年5月4日12時06分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
何度撮っても、この場面、心臓バクバクだが、近づいてくるところをドンドン連写して。
ちなみに、後ろに見えるちょっと傾いて建てられた架線柱、昭和一ケタの年号が表記してあるものが多く。モ161形車が歩んできたのと同じくらいの時間、阪堺電車を見守っているのである。
【2024年5月4日12時06分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
ズームリングを思いっきり広角側に回しながら、フレームアウトするまでモ162号車の朱色の車体を撮り続けたのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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