夷隅の地で ♪春色のキハを撮って... ＜速報版＞

自分は1978年生まれだが「アイドル」といえば、百恵ちゃんなのである。だから、ポルシェは赤くないとマズいけれど、スイートピーが赤かろうが青かろうが特に興味はない。手も握らないようなオトコでもない。握る人がいないだけである。

でも、何となく、２回、続けて歌詞を使っているような。別段、それに意味はない。たぶん、ヒコーキのオーディオサービスで聞いて以来、何となく記憶に残っているから...、だと思う。


【2023年4月1日10時09分】　いすみ鉄道線・大多喜駅

とはいえ、4月1日。この日の房総は、まさに「春色」という表現がピッタリな。
いすみ鉄道の代名詞でもある「菜の花」は、もう終盤戦を迎えていた。それでも、セーターを脱いでシャツだけでカメラを構えられる陽気。
サクラの花びらがヒラヒラと舞う中で、キハの通過を待つ時間は、あっという間に過ぎていくのだった。

土曜日は仕事を休むことが困難で。強引に、無理やり、１日は休みをもらって。その代わり、日曜日は朝から勤務なのである。

……　　……

2023年4月1日（土）晴れ

朝6時半の井の頭線で出発。これは、もういつも通りのパターン。


【2023年4月1日7時21分】　東京都中央区八重洲・バスターミナル東京八重洲

7時半にバスターミナル東京八重洲。コンビニでお茶を買ったら、11-c乗り場、勝浦線の列に加わって。
でも、そのバス。アクアラインの事故渋滞で珍しく30分遅れ。浮島のアクアトンネル入口で事故だったようで。1号羽田線を迂回して、浮島までは順調だったが、浮島で30分待つハメになって。

尤も、キハが動き出すのは11時。いったん、大多喜駅に立ち寄るのも、いつも通り。


【2023年4月1日10時49分】　いすみ鉄道線・大多喜－小谷松

柳原か、祠のところで撮ろうと思っていたが、新丁の鉄橋のところのサクラが気になって。
そう、最近の＜変態鉄＞、鉄道写真でありながら広角を使うことが増えていて。何なんだろうか??　歳のせいか??

この列車、キハの1本前、上総中野駅で小湊鐵道からの接続を受ける関係で、この時期は混雑する。だから、2両編成のようだが...
あとで聞いた話では、接続の小湊キハの到着が遅れて接続できなかったようで。この日のキハ52形の急行は超満員での運転だった。ニハチが居なくなって、ゴーニー単行になったのが仇となった形。まぁ、結果論だが。その上りの超満員のキハは、上総中川駅近くの「夜泣き地蔵」で撮って。


【2023年4月1日13時49分】　いすみ鉄道線・大多喜－小谷松

最後は、森宮のサクラを。
最近のいすみ鉄道沿線、菜の花よりも田んぼに無造作に設置されたソーラーパネルが目立ってしまって。極力、それを画面から排したくて悪戦苦闘。
森宮のこの地点、ちょうど線路沿いに茅葺屋根の民家があって。最近までオシャレなレストランになっていたが、気づけば「貸店舗」の看板。
その分、見通しがよくなっており、茅葺屋根とサクラを入れて。そうすると、広角でサイドから...しか、選択肢が残っておらず。

「構図は引き算」という写真撮影のセオリーに全くもって逆らった１枚。
まぁ、つまり、中途半端な１枚。

……　　……

大多喜を起点にハイキングのイベントが行われていたようで、それに参加したシニア層が大挙して乗り込んで、東京八重洲ゆきの高速バスも満席。
隣に座ってきたお兄さんが、1人分のシートでは到底収まりきらない体型の方で。窓側に座っていた＜変態鉄＞には辛い時間。袖ケ浦と首都高湾岸線が断続的に渋滞し、今日も１時間遅れ、やはり17時に八重洲に到着したのだった。

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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