2023年正月 阪堺電車を撮りに関西へ(21) [ちん電(阪堺電気軌道)]
こうもまぁ、阪堺電車と北条鉄道、そして、このシリーズが終われば次は水島臨海鉄道と西日本の話題が続く拙ブログだが、もちろん住んでいるのは東京なのである。でも、なぜか西日本の鉄道情景に惹かれる部分が多いのである。それは、遠いから、すぐに行くことができないから...ということだけでは無いような気がする。もちろん、東日本にも...関東にも魅力的な路線や車両は確かにあるのだが、圧倒的に西の方に多いのである。
ということで、似たような写真が続いてしまうわけだが...
【2023年1月5日8時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
北条鉄道キハを撮りに行った翌日、1月5日は、引き続き、阪堺電車を。
この朝は期待したのだが、残念ながらモ161形車の姿を見ることはできなかった。でも、その分、沿線の普段はあまり注目しないポイントなども...
気持ち良い冬晴れの1日、「撮影」というより、大阪ミナミの「街歩き」のような感じだった。
…… ……
2023年1月5日(木)晴れのち曇り
やはり。8時前の天王寺駅前からスタート。
【2023年1月5日8時03分】 阪堺電気軌道上町線・天王寺駅前電停
すでに世の中は正月休みが明けて、普段の“平日の朝”が戻ってきているようで。
そんな中でカメラを構えながらウロウロしている<変態鉄>。天王寺駅前から乗り込んだモ353号車の我孫子道ゆきの車窓からすれ違う電車の車番をチェック。
【2023年1月5日8時31分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道電停
モ501形、モ351形にも「補助ステップ」が付いたことで、モ161形車は「最も乗降が大変な電車」となってしまって。
やはり、高齢の利用客を中心に乗降に時間がかかり、ダイヤの乱れにも繋がることが、最近の出番の無さの原因なのだとか。数年前までは冬場なら、だいたい2〜3日に一度は日中運用に入っていたような気がするのだが...
もちろん、そこにはコロナ禍以降の減便も影響しており。
だから、我孫子道に着いたときも、ショックというよりも「まぁ、そうだろうなぁ」と。
さて、それでは車両にこだわらない、新しい撮り方を模索しようと。
<変態鉄>の“自主練”のような感じで...
3日の朝と同じく、この日もスカッとした青空。ということで、清水丘の住宅街を抜け、大和川鉄橋のところで“リベンジ”。
【2023年1月5日8時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
まずは堤防上の踏切で。真っ赤なモ502号車は証券会社の広告塗装。
河川敷は階段状になっていて、水面の近くまで下りることができる。ちょうど太陽が水面を照らしていて。こちら側(鉄橋の西側 = 南海本線側)の河原に下りれば、阪堺電車の鉄橋を挟んで正面に太陽が。
水面のギラギラを入れつつ、電車をシルエットで抜いてみようと。
【2023年1月5日8時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
でも、撮ってみると予想通りに盛大なレンズフレア。これはこれで味わいがある...と言えれば良いのだが、このあたりの表現方法はどうすれば良いのか?
【2023年1月5日8時50分】 阪堺電気軌道阪堺線・大和川-我孫子道
1月3日のときよりも、数メートル、低い位置からカメラを構えているので、背後の、阿倍野筋沿い(堺市側)にある大きな建物は目立たなくて済んで、それは改善点かも。
普段、フツーの鉄道写真を撮っていると、太陽を構図の中に入れるということは絶対といっていいほど考えられず。
立ち位置を変えているわけではないのに、水面のギラギラする部分は結構な速さで動いており。鉄橋、架線柱の位置に注意を払いつつ、自分も少しずつヨコに動きながら。堺トラムは角張った四角いフォルム。シングルアームパンタがアクセントになっているか??
自分としては、この朝の1枚の中では、一番、良いかと思った1枚。
【2023年1月5日8時53分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
なぜか連接車が続いて。T1101号車だろうか??
最近の電車だけあって、窓はいわゆるUVカットガラスが使われているものの、それでも、窓がうまく抜けてくれて。
【2023年1月5日9時00分】 阪堺電気軌道阪堺線・大和川-我孫子道
でも、やはり、こういう画は難しい。線路際に三脚を立てて...の撮影の方が、構図決めも気持ちがラク。
水面での太陽光の反射の様子、鳥たちの動き...、そういったことに反応できないと、中途半端な画を撮り続けるだけになってしまうこのシーン。
自分にとっては、やはり、ハードルが高いのだった。
RAW撮影だから“現像”時に明るさは弄っているが、でも、意外と、こう完全に逆光でも車体の細部、黒つぶれしているように見えてPCに取り込んで確認すると、ちゃんと見えるのである。どういうカメラを条件に設定して撮影すれば良いのか...、シルエット写真もちょっと練習してみたいと思っているのだが。
再び階段を上がって堤防上の道路を。堺市側とは違って、大阪市側の堤防上はかなり頻繁にクルマが来て。
【2023年1月5日9時02分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
その堤防上の踏切。ちょうど、浜寺駅前ゆき、こちらから撮ると逆光になるが...
質屋さんカラーのモ604号車である。先日、海道畑に行くときも立ち寄ったが、この踏切、最近、ちょっと気に入っているのである。
【2023年1月5日9時05分】 阪堺電気軌道阪堺線・大和川-我孫子道
大和川の堤防の高さにあるので、周囲の“ヌケが良い”ということはもちろん、すぐ手前にある小さな鉄橋のレンガ積みの橋脚も堪らない。
ただ、悩ましいのは背後に高圧鉄塔があること。それと、ちょうど良い位置に架線柱。これをいかにかわすか...に悩みつつ。
ちょうどやって来た「堺トラム」を1枚。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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ということで、似たような写真が続いてしまうわけだが...
【2023年1月5日8時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
北条鉄道キハを撮りに行った翌日、1月5日は、引き続き、阪堺電車を。
この朝は期待したのだが、残念ながらモ161形車の姿を見ることはできなかった。でも、その分、沿線の普段はあまり注目しないポイントなども...
気持ち良い冬晴れの1日、「撮影」というより、大阪ミナミの「街歩き」のような感じだった。
…… ……
2023年1月5日(木)晴れのち曇り
やはり。8時前の天王寺駅前からスタート。
【2023年1月5日8時03分】 阪堺電気軌道上町線・天王寺駅前電停
すでに世の中は正月休みが明けて、普段の“平日の朝”が戻ってきているようで。
そんな中でカメラを構えながらウロウロしている<変態鉄>。天王寺駅前から乗り込んだモ353号車の我孫子道ゆきの車窓からすれ違う電車の車番をチェック。
【2023年1月5日8時31分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道電停
モ501形、モ351形にも「補助ステップ」が付いたことで、モ161形車は「最も乗降が大変な電車」となってしまって。
やはり、高齢の利用客を中心に乗降に時間がかかり、ダイヤの乱れにも繋がることが、最近の出番の無さの原因なのだとか。数年前までは冬場なら、だいたい2〜3日に一度は日中運用に入っていたような気がするのだが...
もちろん、そこにはコロナ禍以降の減便も影響しており。
だから、我孫子道に着いたときも、ショックというよりも「まぁ、そうだろうなぁ」と。
さて、それでは車両にこだわらない、新しい撮り方を模索しようと。
<変態鉄>の“自主練”のような感じで...
3日の朝と同じく、この日もスカッとした青空。ということで、清水丘の住宅街を抜け、大和川鉄橋のところで“リベンジ”。
【2023年1月5日8時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
まずは堤防上の踏切で。真っ赤なモ502号車は証券会社の広告塗装。
河川敷は階段状になっていて、水面の近くまで下りることができる。ちょうど太陽が水面を照らしていて。こちら側(鉄橋の西側 = 南海本線側)の河原に下りれば、阪堺電車の鉄橋を挟んで正面に太陽が。
水面のギラギラを入れつつ、電車をシルエットで抜いてみようと。
【2023年1月5日8時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
でも、撮ってみると予想通りに盛大なレンズフレア。これはこれで味わいがある...と言えれば良いのだが、このあたりの表現方法はどうすれば良いのか?
【2023年1月5日8時50分】 阪堺電気軌道阪堺線・大和川-我孫子道
1月3日のときよりも、数メートル、低い位置からカメラを構えているので、背後の、阿倍野筋沿い(堺市側)にある大きな建物は目立たなくて済んで、それは改善点かも。
普段、フツーの鉄道写真を撮っていると、太陽を構図の中に入れるということは絶対といっていいほど考えられず。
立ち位置を変えているわけではないのに、水面のギラギラする部分は結構な速さで動いており。鉄橋、架線柱の位置に注意を払いつつ、自分も少しずつヨコに動きながら。堺トラムは角張った四角いフォルム。シングルアームパンタがアクセントになっているか??
自分としては、この朝の1枚の中では、一番、良いかと思った1枚。
【2023年1月5日8時53分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
なぜか連接車が続いて。T1101号車だろうか??
最近の電車だけあって、窓はいわゆるUVカットガラスが使われているものの、それでも、窓がうまく抜けてくれて。
【2023年1月5日9時00分】 阪堺電気軌道阪堺線・大和川-我孫子道
でも、やはり、こういう画は難しい。線路際に三脚を立てて...の撮影の方が、構図決めも気持ちがラク。
水面での太陽光の反射の様子、鳥たちの動き...、そういったことに反応できないと、中途半端な画を撮り続けるだけになってしまうこのシーン。
自分にとっては、やはり、ハードルが高いのだった。
RAW撮影だから“現像”時に明るさは弄っているが、でも、意外と、こう完全に逆光でも車体の細部、黒つぶれしているように見えてPCに取り込んで確認すると、ちゃんと見えるのである。どういうカメラを条件に設定して撮影すれば良いのか...、シルエット写真もちょっと練習してみたいと思っているのだが。
再び階段を上がって堤防上の道路を。堺市側とは違って、大阪市側の堤防上はかなり頻繁にクルマが来て。
【2023年1月5日9時02分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-大和川
その堤防上の踏切。ちょうど、浜寺駅前ゆき、こちらから撮ると逆光になるが...
質屋さんカラーのモ604号車である。先日、海道畑に行くときも立ち寄ったが、この踏切、最近、ちょっと気に入っているのである。
【2023年1月5日9時05分】 阪堺電気軌道阪堺線・大和川-我孫子道
大和川の堤防の高さにあるので、周囲の“ヌケが良い”ということはもちろん、すぐ手前にある小さな鉄橋のレンガ積みの橋脚も堪らない。
ただ、悩ましいのは背後に高圧鉄塔があること。それと、ちょうど良い位置に架線柱。これをいかにかわすか...に悩みつつ。
ちょうどやって来た「堺トラム」を1枚。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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