2023年正月 北条鉄道キハ40を撮りに関西へ（１９） [北条鉄道]
もう、まさに「あぁ、そうだった」といった感じ。昨晩、Twitter で気づいた程度。そう、３月中旬の土曜日といえばＪＲグループを筆頭に、全国の鉄道事業者のダイヤ改正が実施される日。わが地元、井の頭線は「わかりやすいダイヤと定時性確保」をモットーにラッシュ時の減便が行われるみたいで。
今年の“目玉”はキハ85系「ワイドビューひだ」号の引退だろうか。登場当時から何度か乗った列車だっただけに寂しいものだが...
この時期は忙しくて、なかなか動きが取れないのである。尤も、そんなことを言いつつ、先日も阪堺電車を撮りに行ったのだが。
合わせて、いすみ鉄道キハの運転日が土曜日のみに縮小され。
そんな中、検査も終わって春からコンスタントに走ってくれている北条鉄道キハ40 535号車は気になる存在の１つ。
もちろん、その“同期”でもある小湊キハも気になるのだが。「いつでも、撮れる」ではなく、できるだけチャンスを見つけて撮りに行きたいと思ってはいるのだが。
そんなわけで、今年の「初キハ」となったのは、１月４日の北条鉄道キハ40 535号車。
【2023年1月4日14時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
正午過ぎ、長駅に到着。ここからは、半月前の失敗も踏まえつつ、午後のキハを撮り歩こうと。
…… ……
2023年1月4日（水）晴れのち曇り
いつもは、午前中を播磨横田から長、播磨下里駅周辺で過ごし、午後から法華口駅北側のストレート...と決まっていた。
【2023年1月4日12時31分】 北条鉄道北条線・長駅
でも、今回は午前中を粟生駅周辺で過ごして、午後から長駅周辺へと“転戦”してきたのだった。
駅には半月前と同じようにクリスマスを意識した飾り付けがそのまま残されており。
【2023年1月4日12時50分】 北条鉄道北条線・長－播磨下里
キハは、すぐに北条町から戻ってくるので、まずは、駅からすぐ近くの踏切付近で。
当初、カーブをゆくキハを撮れる...と思って、何度か訪れたが駅近くである分、周囲が建て込んでおり、背景がゴチャゴチャしているのが気になって。
ただ、駅から近いのは確かで。
この時間帯、光線状態に恵まれず。なかなか、コレは、といった撮影地を見つけることができないまま、播磨横田駅手前のストレートへ。
ここもスッキリ光が回るのは基本的に朝の時間帯、午後になると正面には光があるが...
それだったら。以前から気になっていた田んぼの中の第４種踏切。
足場は限られ、広角でギリギリといった窮屈な構図だったが、第４種の踏切標識を入れて。ここ、晴れれば絶対に逆光になるポジションだと思われる。
【2023年1月4日13時32分】 北条鉄道北条線・長－播磨横田
でも、痛恨のミス。
ド逆光のこの場面、レンズフレアの発生を少しでも防ごうとレンズフードの上にタオルを載せていたら（それ自体、意味不明な行動だろうが）、思いっきり、それが画面に入っていて。
それがなくても、逆光で冴えない１枚になっており。予報の通り、午後からは少しずつ雲が増えてきており、日が遮られる時間が増えていた。それに“期待”してのことではあったが...。
【2023年1月4日13時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
すぐにやってくる上りは、少し長駅方向に戻ったところの線路際から。
本当は“正面ドカン”で狙ってみたかったが、そのポジションには大型三脚を立てた“先客”。
数十メートル前方のガードレール付近から。何の変哲もない、単なるキハの走行写真になったが、意外とこういうカットを撮っていないので...。
撮りやすい場所ではあるものの、白色基調の車体塗色のキハを撮る場合、背後が住宅になるのが玉に瑕。
さて、予報通り、太陽が雲に隠される時間が増えてきた。
“リベンジ!!”を誓って、先ほどの踏切に戻って。
時折、日差しが戻ってくる中、「曇ってくれ!!」と祈りながら列車を待つ不思議な時間。
そして...
【2023年1月4日14時32分】 北条鉄道北条線・長－播磨横田
ほぼ狙い通りの曇りカット。
白い車体と白っぽい曇り空、車体がテカってしまったが、ほぼ思った通りの画。踏切のすぐ後ろはクルマの往来の多い道路なので引きの画を撮るのは無理な場所。第４種踏切標識を入れて。
さて、キハは、すぐに北条町駅で折返して戻ってくる。＜徒歩鉄＞としては移動可能な場所は限られており。先ほどの地点へ。
【2023年1月4日14時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
長い直線区間から緩やかなカーブに差し掛かる地点。先ほどのカーブの数メートル先に立てば“正面ドカン”の１枚が撮れる...といっても、望遠300 mmではパワー不足。迫力ある１枚を残すには500 mmくらいの超望遠を用意する必要があるのか??
でも、長い直線区間、向こうの方から車体を左右に揺らしながら近づいてくるキハを動画で残すのも面白いかも知れない。
そして、引き付けて。
【2023年1月4日14時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
ちょうど陽射しの戻ったタイミング。午後の光がアイボリーのキハの車体を照らし出して。踏切周りがゴチャゴチャしているのは確かだが、自分としては気に入っている１枚。
さぁ、陽の短い時期。そろそろ太陽も西に傾いてきて。
【2023年1月4日15時31分】 北条鉄道北条線・長－播磨横田
前回の訪問時、長駅近くの小さな鉄橋付近で、夕陽を浴びて“ギラリ!!”しそうなことに気づいていて。
今回、雲が多くて“ギラリ!!”を狙うのは望み薄というか、あまり期待できない空模様だが、時折、陽が差すタイミングもあり。
周囲は広々としているので、場合によっては流し撮りに変更することも考慮に入れて。
クルマで訪れている“先客”の方、お二人と。並行する道路橋の袂でカメラを構えたのだった。まず、下り第627列車は陽が弱くて。
もう１回!!
【2023年1月4日15時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
折返し上り第628列車のときは、直前までヒヤヒヤしたが列車が通過するタイミングで陽射しが戻ってくれて。
車体が輝いてくれた。これを以て、この日の撮影は終了。あとは長駅からキハに乗って北条町に戻るだけ。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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今年の“目玉”はキハ85系「ワイドビューひだ」号の引退だろうか。登場当時から何度か乗った列車だっただけに寂しいものだが...
この時期は忙しくて、なかなか動きが取れないのである。尤も、そんなことを言いつつ、先日も阪堺電車を撮りに行ったのだが。
合わせて、いすみ鉄道キハの運転日が土曜日のみに縮小され。
そんな中、検査も終わって春からコンスタントに走ってくれている北条鉄道キハ40 535号車は気になる存在の１つ。
もちろん、その“同期”でもある小湊キハも気になるのだが。「いつでも、撮れる」ではなく、できるだけチャンスを見つけて撮りに行きたいと思ってはいるのだが。
そんなわけで、今年の「初キハ」となったのは、１月４日の北条鉄道キハ40 535号車。
【2023年1月4日14時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
正午過ぎ、長駅に到着。ここからは、半月前の失敗も踏まえつつ、午後のキハを撮り歩こうと。
…… ……
2023年1月4日（水）晴れのち曇り
いつもは、午前中を播磨横田から長、播磨下里駅周辺で過ごし、午後から法華口駅北側のストレート...と決まっていた。
【2023年1月4日12時31分】 北条鉄道北条線・長駅
でも、今回は午前中を粟生駅周辺で過ごして、午後から長駅周辺へと“転戦”してきたのだった。
駅には半月前と同じようにクリスマスを意識した飾り付けがそのまま残されており。
【2023年1月4日12時50分】 北条鉄道北条線・長－播磨下里
キハは、すぐに北条町から戻ってくるので、まずは、駅からすぐ近くの踏切付近で。
当初、カーブをゆくキハを撮れる...と思って、何度か訪れたが駅近くである分、周囲が建て込んでおり、背景がゴチャゴチャしているのが気になって。
ただ、駅から近いのは確かで。
この時間帯、光線状態に恵まれず。なかなか、コレは、といった撮影地を見つけることができないまま、播磨横田駅手前のストレートへ。
ここもスッキリ光が回るのは基本的に朝の時間帯、午後になると正面には光があるが...
それだったら。以前から気になっていた田んぼの中の第４種踏切。
足場は限られ、広角でギリギリといった窮屈な構図だったが、第４種の踏切標識を入れて。ここ、晴れれば絶対に逆光になるポジションだと思われる。
【2023年1月4日13時32分】 北条鉄道北条線・長－播磨横田
でも、痛恨のミス。
ド逆光のこの場面、レンズフレアの発生を少しでも防ごうとレンズフードの上にタオルを載せていたら（それ自体、意味不明な行動だろうが）、思いっきり、それが画面に入っていて。
それがなくても、逆光で冴えない１枚になっており。予報の通り、午後からは少しずつ雲が増えてきており、日が遮られる時間が増えていた。それに“期待”してのことではあったが...。
【2023年1月4日13時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
すぐにやってくる上りは、少し長駅方向に戻ったところの線路際から。
本当は“正面ドカン”で狙ってみたかったが、そのポジションには大型三脚を立てた“先客”。
数十メートル前方のガードレール付近から。何の変哲もない、単なるキハの走行写真になったが、意外とこういうカットを撮っていないので...。
撮りやすい場所ではあるものの、白色基調の車体塗色のキハを撮る場合、背後が住宅になるのが玉に瑕。
さて、予報通り、太陽が雲に隠される時間が増えてきた。
“リベンジ!!”を誓って、先ほどの踏切に戻って。
時折、日差しが戻ってくる中、「曇ってくれ!!」と祈りながら列車を待つ不思議な時間。
そして...
【2023年1月4日14時32分】 北条鉄道北条線・長－播磨横田
ほぼ狙い通りの曇りカット。
白い車体と白っぽい曇り空、車体がテカってしまったが、ほぼ思った通りの画。踏切のすぐ後ろはクルマの往来の多い道路なので引きの画を撮るのは無理な場所。第４種踏切標識を入れて。
さて、キハは、すぐに北条町駅で折返して戻ってくる。＜徒歩鉄＞としては移動可能な場所は限られており。先ほどの地点へ。
【2023年1月4日14時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
長い直線区間から緩やかなカーブに差し掛かる地点。先ほどのカーブの数メートル先に立てば“正面ドカン”の１枚が撮れる...といっても、望遠300 mmではパワー不足。迫力ある１枚を残すには500 mmくらいの超望遠を用意する必要があるのか??
でも、長い直線区間、向こうの方から車体を左右に揺らしながら近づいてくるキハを動画で残すのも面白いかも知れない。
そして、引き付けて。
【2023年1月4日14時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
ちょうど陽射しの戻ったタイミング。午後の光がアイボリーのキハの車体を照らし出して。踏切周りがゴチャゴチャしているのは確かだが、自分としては気に入っている１枚。
さぁ、陽の短い時期。そろそろ太陽も西に傾いてきて。
【2023年1月4日15時31分】 北条鉄道北条線・長－播磨横田
前回の訪問時、長駅近くの小さな鉄橋付近で、夕陽を浴びて“ギラリ!!”しそうなことに気づいていて。
今回、雲が多くて“ギラリ!!”を狙うのは望み薄というか、あまり期待できない空模様だが、時折、陽が差すタイミングもあり。
周囲は広々としているので、場合によっては流し撮りに変更することも考慮に入れて。
クルマで訪れている“先客”の方、お二人と。並行する道路橋の袂でカメラを構えたのだった。まず、下り第627列車は陽が弱くて。
もう１回!!
【2023年1月4日15時48分】 北条鉄道北条線・播磨横田－長
折返し上り第628列車のときは、直前までヒヤヒヤしたが列車が通過するタイミングで陽射しが戻ってくれて。
車体が輝いてくれた。これを以て、この日の撮影は終了。あとは長駅からキハに乗って北条町に戻るだけ。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ！」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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