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北陸鉄道「8802編成引退記念 8801編成復刻ラッピング撮影会」(8=最終回) [北陸鉄道]

12月になって、朝の寒さが堪えるようになってきた。一般に朝晩の空気が冷たくなるほど、写真を撮るのに適している時期とも言えるのだが、でも、朝、出かけるのが億劫になる時期でもあって。<鉄>にとって、その意味では“自分自身との闘い”を強いられる時期でもある。撮りに行きたいけれど、朝起きるのは辛いのである。

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【2022年9月11日15時46分】 北陸鉄道・内灘検車区

さて、そんな中でも拙ブログは未だに9月の撮影会の話題を延々と。
10月に「鉄道の日」があることも手伝って、しかも、今年は夏以降、徐々にコロナが落ち着いてきたこともあり、9月、10月に鉄道会社のイベントが連続した。
自分も、この9月11日の北鉄浅野川線を皮切りに、翌18日は阪堺電車のあびこ道の車庫、その2週間後、10月2日は水島臨海鉄道の倉敷貨物ターミナルでの撮影会イベントに参加している。

秋の撮影記を書きながら年越しを迎える予定。
だんだん、逆光が酷くなってきて撮影は難しく...、気づけば、途中で帰路に就く人も目立ってきて、最初の人数に比べてだいぶ少なくなり。
でも、最後の最後に...

……  ……

2022年9月11日(日)晴れ

東側からカメラを構える位置だったため、やはり、午後の部の撮影会は会が進むにつれて逆光が酷くなり。それなら、いっそ、曇り空の方が良かったかと。
でも、バックが灰色の雲ではアイボリーの8802編成は映えなかったかも。

だから。最後の最後に、8802編成の反対サイドに「惜別」マークを移して順光側から撮れることになっており、<変態鉄>はそれに賭けていた。少し早めに反対サイドへ。
構えていると、呼び戻されることになり。16時ちょうど発の北鉄金沢ゆきが、3000系広幅車の8902編成。撮影会場と駅を隔てていたロープを取り外して、井の頭線3000系の3本並びを撮りたい...とリクエストした参加者がいたらしく。

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【2022年9月11日15時51分】 北陸鉄道・内灘検車区

残念ながら明暗差が激しく。検修庫の影が駅に停車中の8902編成に落ちて。

う~ん、またとないチャンスである事は確かだが、撮り方は非常に悩ましく。

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【2022年9月11日15時52分】 北陸鉄道・内灘検車区

逆に一番手前に停まっている8802編成はステンレスの車体に夕陽を浴びて輝いており。他の参加者からちょっと離れてサイドがちに撮ってみたのである。

この状況下では<変態鉄>としてベストを尽くした1枚。これを以て撮影会はお開きとなるのである。
既に終了予定時刻の15:50を過ぎており。16:00発の電車で金沢に戻る人など退場する人が増えたが...

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【2022年9月11日15時54分】 北陸鉄道・内灘検車区

8802編成の内灘側、8812号車のアイボリーのオデコに光が回って。一番美しい時間帯である。こちら側は、ずっと「渋谷 吉祥寺」の急行表示だった。
その姿を撮っていると...

再度のサプライズ!?

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【2022年9月11日15時59分】 北陸鉄道・内灘検車区

終了時刻を過ぎているにもかかわらず、残っている参加者のために、「惜別」マークを8812号車に付け替えてくれて。順光、青空バック、そして、屋根肩がギラリして。
もしかしたら、これがこの日のベストショットだったかも知れない。

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【2022年9月11日16時07分】 北陸鉄道・内灘検車区

長かったようで、あっという間の撮影会。

暑かったが、でも、大満足で内灘検車区を後にしたのだった。

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【2022年9月11日16時22分】 北陸鉄道浅野川線・内灘駅

内灘駅ホームから8802編成の姿。これが最後の1枚。

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【2022年9月11日16時23分】 北陸鉄道浅野川線・内灘駅

そして、16:30発の北鉄金沢ゆきに乗り込むのだった。

……  ……

ここから、北鉄金沢駅に戻って、西口バス乗り場に行って...

写真を殆ど撮っていないのは、それどころでは無かったから。それは<速報版>で書いた通り。
バス乗り場で、空港バスのチケットをカード払いで買おうとしたら...、サイフの中にクレジットカードだけが無くて。しかも、自分のカード、銀行のキャッシュカード一体型で、かつ、航空会社のマイレージカードも一体という不思議なもので。
このカードで公共料金とか家賃の支払いとか、普段の生活に必要なことを一通り全部行っており。

だから、夕陽が射し込む日本海沿いのバス旅も、帰りのヒコーキも楽しむどころでは無く、まさに生きた心地がしなかった。ヒコーキの予約も、そのカードで行っており...
カードを最後に使ったのは、羽田空港の搭乗ロビーの売店だったのは覚えていて。

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【2022年9月11日18時10分】 石川県小松市浮柳町・小松空港

それにしても、そんなヘンな客にも親切に対応してくれた小松空港のANA地上スタッフの皆さんには...

手荷物預かりのカウンターで、「朝、羽田空港でカードをなくしたかも」と告げる<変態鉄>に、カウンターの女性職員は、代わりに何らかの身分証明書が無いか尋ねて。
その間、隣に居た案内担当の職員が問い合わせてくれて、ANAの羽田に届いていないことを確認した上で、「空港ターミナルビルの会社に届けられるケースもある」と、手元のタブレット端末で羽田のターミナルビルの問い合わせ先を検索してくれて。

実際には、幸い、バッグの底のちょっと考えられない場所に、しかも、カードが単独で引っかかっていた...というあり得ない展開だったのだが、予約の確認が済めば十分な筈の空港職員、<変態鉄>が紛失したカードのことも心配してくれて。ちょっと嬉しかったのである。

帰りのヒコーキはB737型機、JA59ANだった。こちらも定刻より早着、20時頃、羽田空港に到着したのだった。(おわり)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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