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真夏の、いすみ鉄道キハ撮影記(3-1)最後の「東京駅八重洲口前」 [路線バス・高速バス]

いわゆる<撮り鉄>の中には、バスに詳しい方が多いような気がする。鉄道の撮影会でも通りかかったバスに皆さんが希少車だと気づいて駆け寄る...などという場面にも何度も遭遇している。

でも、自分は...というと。乗ることは多い。ヒコーキで移動する位の長距離で無ければJR線で行くよりも高速バスの方が快適...と考える人間である。
だからといって、バスを撮ることと言うのは、まずない。いや、ブログを書く関係で記録として乗車したバスの写真を撮ることはあるのだが、あくまで「ブログに貼れれば良い」というスナップショット。
<鉄>なグループからのお誘いで、バスのイベントに参加したこともあるが、バスについては全然詳しくないのである。

高速バスにも空港バスにも、よく乗るが、例えば「セレガ」と「ガーラ」が見分けられないレベル。ただ、2011年の、いすみ鉄道キハ52形のデビュー以来の...
京成・日東の高速バスが発着していた「東京駅八重洲口前」バス停が、とうとう9月17日から「バスターミナル東京八重洲」に移転することになり。

浜松町バスターミナルなき後、ずっとお世話になった、この道路上の停留所から乗降するのも、これが最後になって。早く着いたのでちょっと撮影。

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【2022年9月4日11時39分】 いすみ鉄道・総元-西畑

9月初めの日曜日、いすみ鉄道キハ撮影記。
何というのだろうか、「欠かさず、全部、狙おう」と思う余り、どれもこれも中途半端な...う~ん。

……  ……

2022年9月4日(日)曇り時々晴れ

なんと2週連続での、いすみ鉄道への“出撃”。まぁ、ストレートに言えば単なる“葬式鉄”なのである。

7月、8月と小湊鐵道経由で“出撃”していたが、今回は往復とも高速バス。
実は前夜、ギリギリまで行くか行かないか迷ったのだった。ちょうど仕事がバタバタする時期でもあって。でも、曇り予報に期待して5時起床。

いつも通り、7時過ぎに東京駅。

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【2022年9月4日7時20分】 東京都中央区八重洲付近

普段なら「ヤエチカ」経由でバス乗り場に向かうのだが、この朝だけはJR高速バス乗り場のところから。伝統のスワローマークのJRバスの後ろに見えているのが「東京ミッドタウン八重洲」、長らく工事用のフェンスに覆われていたが、その全貌を現し。ちょうど、JR高速バス乗り場から外堀通を挟んで反対側。

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【2022年9月4日7時22分】 東京都中央区八重洲付近

いったん、外堀通りを南へ。といっても、ブックセンターのところの横断歩道へ。向かい側に、その真新しいミッドタウンが聳え立っており。見上げて1枚。

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【2022年9月4日7時23分】 東京都中央区八重洲付近

この写真、左寄りで京成高速バスが信号待ち、その後ろ、写真の左端に見えるポールが東京駅八重洲口前バス停である。
そして、写真の右端にミッドタウンの入口、この地下2階にオープンするのが「バスターミナル東京八重洲」、この写真を撮った時点で2週間前、すでに完成しており。

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【2022年9月4日7時24分】 東京都中央区八重洲付近

もちろん、まだ立ち入ることができないが案内板には「バスターミナル東京八重洲」とも書かれており。

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【2022年9月4日7時25分】 東京都中央区八重洲付近

その30メートルほど先が京成高速バス「東京駅八重洲口前」バス停。交差点の向こう側にも京成バスの乗り場があって、かつては、茂原ゆきなどがそちらを発着していた。
この停留所は、鴨川線と木更津・君津線、そして、<変態鉄>が利用する勝浦線が発着していた。
長蛇の列になっているのは、7:35発、<変態鉄>の乗る勝浦線の1つ前、安房鴨川ゆき「アクシー号」である。確か、鴨川シーワールドと往復のバスがセットになった企画乗車券などがあり、いつも混雑している。

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【2022年9月4日7時25分】 東京都中央区八重洲付近

だから、これだけ人が多くても御宿ゆきの勝浦線バスを待つ人は10名ほど。

既に移転を目前にして、この日は「京成バス」の上着を着たスタッフがバスを待つ人たちに、その半月後に移転する新バスターミナルの案内チラシを配布しており。乗り場の関係だろうか、5分程度、時刻が変わることになっており。

……  ……

7:45発の勝浦線高速バス。この朝は道路も順調だったようで。湾岸線に入り、レインボーブリッジを通過したあたりは覚えているが、次に気がついたときは既に市原鶴舞の直前で。
圏央道の開通に合わせて開設されたバスターミナルだが、ここに来て、この勝浦線高速バスに接続する形でゴルフ場の送迎バスが待っているパターンが多くなり、この市原鶴舞バスターミナルで下車して、トランクからゴルフバッグを取り出して乗り換えて行く乗客が増えてきたと思う。

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【2022年9月4日9時10分】 千葉県夷隅郡大多喜町船子付近

大多喜バス停には、ほぼ定刻、9:10頃に到着。通い慣れた道を大多喜駅に向かうのだった。
基本的に、2011年以来、コロナや車両検査での長期運休はあったものの、土休日ダイヤの日にはキハの運行があって。だから、11月でのキハ28形引退の発表がなされるまでは、いくらキハの運転日だからと言って、大多喜駅前に大勢の<鉄>がいる...など無かった。
あの、五之町だって、この11年間の中には<変態鉄>が“独り占め”で撮っていたことだって、あったのである。

そういう意味では<鉄>の姿は急増している...ことになろうが、だからといって、それほどではなく。

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【2022年9月4日9時45分】 いすみ鉄道・大多喜駅

窓口で、キハ28形の引退記念1日フリーきっぷを買い求め。でも、日付印は貰わずに。別に券売機で乗車券を買い求めてホームへ。
まもなく、9:59発の第57D列車が据え付けられ。この日は、351号車「ランタン列車」の単行である。

9:33着の大多喜止まり、第55D列車からの乗り継ぎ客も含めて、発車時点では車内は30名ほどになっただろうか。それでも、乗客は一見して、<鉄>と観光客とわかるような格好をしており、“地元の足”として利用していると思しき乗客は見つからず。

さぁ、念願の曇り空!!

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【2022年9月4日12時52分】 いすみ鉄道・西畑駅

勇んで向かったのは、終点1駅手前の西畑駅だった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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Cedar

神戸と2拠点生活はじめて、夜行バスに乗る機会が増え、バスタ新宿には月イチでお世話になってますが、八重洲にもターミナルができるんですね、地下ってのは排気ガスが心配ですが~
by Cedar (2022-11-25 18:19) 

ferrum_queserasera

Cedarさん

コメントありがとうございます。
「バスターミナル東京駅八重洲」は9月17日にオープンしています。
何でも、コロナ後の新しいビジネススタイルを見越して、これまで東京駅には縁のなかった、京王バスが運営主体だとか。
バスタ新宿とは違って、ガラス扉でバスの乗降スペースとは完全に区切られており、バスが停車後、運転手さんが外のスイッチを操作して、ドアが開くようになっているため、乗降ホームは新宿より快適だと思います。
東京駅周辺も確実に姿を変えており、時代の変化を感じてしまいます。

by ferrum_queserasera (2022-11-25 22:50) 

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