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年の初めは阪堺から(10)一転、2日は青空が... [ちん電(阪堺電気軌道)]

朝、ホテルの窓の外には、水島臨海鉄道の高架の線路が見えて。6:15過ぎ、倉敷市に向かっていく列車がキハの朝運用。これが、いわゆる「赤編成」だったら急ぎ、浦田駅のところに駆けつけるつもりだった。
でも、姿を現したのは、ぬぁんとMRTの2連。最近、休んでいることが多い303号車が下り方で運用に入っていたので、これを撮りたい...と思いつつも。
慌てて水臨の Twitter を見てみると、ちゃんと書いてあった。これも、事前のリサーチ不足。今週、キハの朝運用はMRTに差し替えになっているとのこと。夕方運用には引き続き、充当されているとのことで、詳細は不明だが、キハを撮ることは叶わなかったということ。
秋の「鉄道の日」関連イベントで走行シーンを撮りたいと思っている。

ホテルで朝食をとって部屋のTVを視ていたら、MRT重連を撮りに行こうという気も失せて。

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【2022年5月16日11時43分】 岡山市北区・岡山桃太郎空港

ゆったり出発して、そして、正午過ぎのヒコーキに乗って東京に戻ってきたのだった。
リムジンバスで渋谷駅に戻って、そのまま帰宅...ではなく、渋谷駅のコインロッカーに荷物を入れてそのまま会社に向かったのだった。

ということで、引き続き、正月の阪堺電車撮影記。でも、今日は阪堺電車はあまり出てこないような...
そして、その前に。
……  ……

16日の自分。倉敷の...水島臨海鉄道・常盤駅の正面にあるホテルの部屋で目覚めたのは朝6時。外は灰色の雲が広がっており。
今回も、運良く“トレインビュー”の部屋だったので、窓からキハ運用を確認したのだが...

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【2022年5月16日8時24分】 水島臨海鉄道水島本線・常盤駅

ちょっと、ホッとしながらゆっくり朝食をとって。

空港バスの時刻を完全に勘違いして。8時過ぎにチェックアウト。倉敷市ゆきを待っていると、ちょうど、朝のキハ運用(MRT代走)の最後の下り。
最近、お休みのことが多いような気がするMRT303号車が先頭の編成。この「50周年記念塗装」、コロナ禍さえなければ水臨のエース的存在になれたのではないか...と。
勝手にそんなことを妄想している<変態鉄>なのである。


さて、それでは正月の阪堺電車の話題。元日は、時折、雪が舞い落ちる寒い日だったが、一転、2日の大阪は青空が広がった。


2022年1月2日(日)晴れ

朝7時半に出発。天王寺駅前でいきなりモ161形車と会うことができればテンションも上がるのだが...

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【2022年1月2日7時27分】 阪堺電軌上町線・天王寺駅前電停

世の中、それほど甘くない。ホームで待っていたあびこ道ゆきは「堺トラム」の運用。愛称にも「堺」と付いている通り、導入時のオトナの事情もあるのか...基本的に日中は浜寺駅前ゆきなので、この車輌の「あびこ道」表示は、遠くから訪れる者には、なかなか貴重なものなのである。
その車内は空いており。それが「初詣には早すぎる」ということだけでは無いような気がしながら...

だいたい、10時過ぎから増便の車輌の出庫が始まる。それまでの時間帯は、20両弱の通常運用の車輌だけが走っているので...
そのメンバーの中にモ161形車が入っていてくれれば...と思いながら。でも、その甘い期待は、あえなく打ちのめされ。
車窓を見ながら、すれ違う電車に注目していたのだが、やはり...いつしか終点のあびこ道に到着していたのだった。

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【2022年1月2日8時03分】 阪堺電軌・大和川検車区付近

ここから、あびこ道車庫の周囲を1周してみるのが<変態鉄>が阪堺を撮りに訪れたときのルーティン。
筑豊色のモ162号車は前の方に出てきて休んでいるが、パンタは上がっていないみたい。ということは運用に入る可能性は低そう。

ここから路地に入って車庫の裏手に回ってみれば...

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【2022年1月2日8時08分】 阪堺電軌・大和川検車区付近

留置されている電車を、フェンス越しに眺めることができるのである。写真ではモ166号車の姿が。あとの164、161の2両の姿も見ることができて。
つまり、いま1両も走っていないということで。う~ん、2日連続、待たなければならないのだ。

でも、待ってばかり居ても仕方ない。しかも、モ161形車は車庫の奥の方にまとまって居るみたい。つまり、10時過ぎから増車が始まったとしても、しばらくは動かない筈。

それなら...

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【2022年1月2日8時39分】 阪堺電軌上町線・神ノ木電停

天王寺駅前ゆきに乗って戻ってきたのは神ノ木電停。
ちょうど南海高野線をオーバークロスする地点にある。阪堺電車は南海の子会社でもあって、車内放送でもしっかり「高野線は乗り換え」と案内される。その神ノ木電停から階段を下りて南に1~2分進めば、高野線の住吉東駅である。

そう、いつも阪堺電車を撮っていて、南海電車は気になる存在なのである。住吉東駅側には撮れそうな地点が見つからず...

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【2022年1月2日8時53分】 南海電鉄高野線・住吉東-帝塚山

そもそも住宅街のまっただ中なので、冬晴れの日には建物の影が落ちて、撮影には不適なのだが交差地点の北側にある緩やかなカーブの付近に立てば、とりあえず、南海高野線を「撮ろうと思えば撮れる」と分かって。
しかも、振り返れば上を走る阪堺電車も見られて。

だから、しばらくの間、南海電車を撮りながら、吊り掛け音が聞こえたときだけ後ろを振り返ることにしたのだった。いきなり、姿を見せてくれたのは、お気に入りの6000系電車。
向こうの方に、帝塚山駅のホームが微かに確認できる。そして、背の高い架線柱がズラッと並んでいるのも、何とも味があって。

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【2022年1月2日8時55分】 南海電鉄高野線・帝塚山-住吉東

難波方面の電車を後追いで撮るのは、ちょっと苦しい構図。やはり、堺東方面の電車を正面からじっくりと...。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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