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年の瀬の広島と倉敷へ(17)入庫ラッシュとピカピカと [ひろでん(広島電鉄)]

予想通り...といった感じかも知れない。今日は“出撃”は見合わせて、1日中、自宅で。明日からは今春一番の忙しい時期になる。あと1週間、来週の土曜まで朝一番の出社で夜までの勤務。「それ、おかしくない??」とお思いの方が居るかも知れないが、それもまた中小企業で働く身では日常茶飯事なのである。
でも、独り身の自分、休みに自室でパソコンを開いていると「自分は、何のために毎日、働いているのだろう??」、時折、そんなことを思ったりもする。もう40台も半ば、憧れは、セミリタイアのような感じで仕事を減らしていって、できた時間で趣味活動をしながら...、まぁ、あくまで妄想なのだが。

明日から仕事だと考えると憂鬱なのである。会社員になって以来、20年ほど、こんなことを考えているのは、自分くらいなのだろうか??

さて、そんなことを書いていても...

昨日のことだった。自宅にクロネコが。紙袋に入った荷物を届けてくれた。

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先日より営業運転に入っている北条鉄道キハ40 535号車。この導入の際のクラウドファンディング、その返礼品が届いたのである。今回の返礼品の中で一番なのは、写真集「鉄路逍遥」(非売品)である。
後半はキハ40形の搬入作業などの記録写真だが、前半は、フラワ型車両が走る風景を。コレがまた素敵な写真ばかりで...
これから撮りに行こうと思う自分だが、こんな素晴らしい作品の数々を見てからでは、カメラを構える自分が、ただただ恥ずかしく思えてしまうような...。

そして、もう1つ。

……  ……

自分が一番、「記念になった」と思ったのは1日フリーきっぷである。

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昔の、もう40年ほど前、小さかった自分が読んだ絵本のようなギミック。開くとキハが飛び出してくる“構造”になっていて。
素朴だけど、温かみあるイラストのデザインとあいまって、非常に好感のもてるデザイン。

アクシデントがあったみたいで、まだ4月の車両運用計画が公表されていないのだが、来月初旬に時間を見つけて訪れてみたいと思っている。

さて、それでは、引き続き2021年12月の広島電鉄の路面電車の撮影記。


2021年12月14日(火)晴れ

広電の車庫は市内線の江波と千田、そして、宮島線の荒手の3箇所。荒手は基本的に宮島線直通の連接車が居て、江波は市内線の単車が多く。
そして、広電本社前にある千田車庫も市内線の受け持ちだが、最近ではココも連接車も増えているようで。かつては、宮島線直通系統の“専属”だったような連接車たちが千田に“異動”してきていたり、中には新製配置されたものも...。

日中も運用されているようだが、多くはラッシュ時の運用が中心のようで。8時半になると朝ラッシュのピーク輸送を終えて車庫に戻ってくることが多くなり。

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【2021年12月14日8時35分】 広島電鉄宇品線・広電本社前電停付近

御幸橋から広電本社前に到着した3003号車、これまた、貴重な最古参の連接車だが...

表示は「0 回送」である。1号線か5号線のラッシュ輸送に入っていたのだろうか?? 

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【2021年12月14日8時36分】 広島電鉄宇品線・広電本社前-日赤病院前

宇品方面から回送で戻ってきた電車は、いったん紙屋町方面へと前進する。ちょうど自分が立っている位置付近。

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【2021年12月14日8時36分】 広島電鉄宇品線・広電本社前-日赤病院前

後続電車が迫ってくる中で、運転士さんは急いで車内を移動して。すぐに逆向きに走り出して、連接車は車体をくねらせながら渡り線を...

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【2021年12月14日8時37分】 広島電鉄・千田車庫付近

広電本社前電停直前の地点、宇品方面の線路を横切れば車道を横切って千田車庫へと入っていく出入庫線へ。
賃貸住宅を中心にした、TVのCMでも有名な全国規模の不動産会社の広告塗装になっている3003号車、<変態鉄>としては、もう一度、かつてのピンク色の帯を巻いた標準色で走る姿を撮りたいのだが...

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【2021年12月14日8時37分】 広島電鉄・千田車庫付近

そして、車庫内へと姿を消していくのである。

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【2021年12月14日8時38分】 広島電鉄宇品線・日赤病院前-広電本社前

千田車庫に入庫する電車は、全部、回送で戻ってくるということでは無く。「0号線」の表示はイレギュラーな運転系統ということで。入庫すると思ったのだが...
7号線(横川駅 - 広電本社前)の広電本社前止まりではなく、「0 広電前」でやって来たのは3700形「ぐりーんらいなー」。時間帯から考えると、朝ラッシュに5本ほど設定されている宮島線からの広電本社前ゆきだろうか。

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【2021年12月14日8時38分】 広島電鉄宇品線・日赤病院前-広電本社前

この3700形、宮島線直通用に新製された連接車としては、3500形に次ぐ2代目、試作的な要素が強かった3500形に対して、こちらが緑色の宮島線直通電車のスタートとなった車両である。1982年製と、自分よりちょっと若い位の...
過去に千田車庫所属で市内線で使われたこともあったようだが、現在は荒手に戻っており、普段は2号線(宮島線直通)に使われているようで。

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【2021年12月14日8時39分】 広島電鉄宇品線・広電本社前電停付近

久々に撮る“単車”は、毎度の1900形である。旧性能車が好きな自分でも「もう、良いかぁ~」と思ってしまうくらい、よく見かける電車だが、でも、この1両は...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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