年の瀬の広島と倉敷へ(5)御幸橋 <後編> [ひろでん(広島電鉄)]
今日の東京、コートを持っていく必要も無いくらいの暖かさ。仕事中はジャケットも脱いでYシャツ姿で過ごしていた。14日は、いまのところ雨予報だが、夏日予想を出している予報もあって...。
ついこの前まで真冬の寒さだったと思っていたら...、いつしか季節は動いているのである。
そういえば、13日は、北条鉄道キハ40形の運用開始日だったようで。
その盛り上がりを夜、会社から帰宅してPCでツイッターをチェックして知った次第。4月の上旬に運転される機会があるようなら、ぜひ撮りに行きたいと思っている。
その北条町から南へ高速バスで1時間ほどのところが神戸市の中心部。
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
神戸市電が全廃になって約50年、つまり、広島電鉄に転じた電車たちも広島での活躍が50年になる訳で。神戸の電車...というよりも、むしろ完全に広島の電車である。
でも、神戸市電の緑色濃淡の塗色は健在。50周年を記念して神戸時代、最末期を再現したワンマンのオレンジ帯塗装。2021年10月から2ヶ月間の期間限定で行われたイベント、「一度、撮りに...」と思っていたまま時間が過ぎて、撮りに訪れたのは終了の1週間前
幸い、広島に着いてすぐに撮ることができて。天満町電停の次は、御幸橋で待ち構えた。
…… ……
2021年12月13日(月)曇り
宮島線直通系統の2号線の印象が強い、5車体連接車たちなのだが、最近は日中の市内線区間でも当たり前に見かけるようになってきて、市内線を受け持つ千田車庫に新製配置される車両も出ているようで。
1号線(広島駅-紙屋町東-広島港(宇品))でも、日中、よく見かけたのだった。
【2021年12月13日12時03分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
“MAX”の広島駅ゆき。クルマの往来の激しい交差点ではあるが、ちょうどその流れが途絶える瞬間に重なって。
【2021年12月13日12時13分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
続くときは続くようで。後続の1号線も同型車。でも、こちらは地元のプロ野球チームの応援ラッピング車である。確か車内放送も選手たちの声によるオリジナル版だったような...
サッカーJリーグの地元チームのラッピング車にはこのあと、乗る機会があったが...。
こちらは、ちょっと遠めに御幸橋に差し掛かるところ、勾配を駆け上がってくるシーンを狙ってみた。
路面電車撮影では、こういうアップダウンのあるところで電車の上の方から徐々に見えてくるところ...というのが好きなのである。御幸橋だとちょっと遠くなってしまうので、翌日、違うところで再チャレンジしたのだが。
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
お目当ての582号車は、その“カープ電車”に続行する形でやって来た。皆実町六丁目の交差点を左折して橋に差し掛かるところを望遠で切り取って。
連接車とはまた違った見え方。でも、勾配を“登っている感”はちょっと表現できたかなぁ...と。
この御幸橋の交差点を電車は直進することになる。交差点で信号待ちしてしまうと、信号が青に変わる瞬間、クルマと同時にスタートすることになるのだが、一般にクルマの方が加速が鋭いので、交差点越しに撮っていると“車群”の後方から電車が来ることになってスッキリ撮ることができない。
一番有利なのは、まもなく直進の信号が青から赤に変わる...直前の時期に来てくれるとクルマに被られる率が下がるのだが...
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
その意味で、タイミングは決して悪くなかったのだが、あくまでそこは“時の運”。
ちょうどタクシーと並走する形になり。交差点もカーブした感じになっていて、ちょっと変則的な十字路。アウト側から電車を追ってくるタクシー...
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
交わせるかと期待したが、狙っていたカットは...
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
そのタクシーと被っていた。たぶん、天満町での撮影がなければ、かなり悔しがってブログにも「撃沈した!!」という趣旨のことを書いたと思うが、そう、582号車の記録写真自体は天満町で撮影済みだったので、この1枚、タクシーと交錯して電車が一部、隠れてしまっているが、そのことは全く気にならなかった。
むしろ、路面電車らしい良い画が撮れた...という感じで手応えを感じていたのだった。
でも、そんなことを確認している余裕があろう筈も無く。
交差点を通過した先には、つまり、自分が撮っていたすぐ後ろ側には御幸橋電停があって。
停車して乗客が乗り降りしている間に、自分はカメラを持って電車通りを急ぐのである。
【2021年12月13日12時16分】 広島電鉄宇品線・御幸橋-広電本社前
御幸橋電停を出たところで。
【2021年12月13日12時17分】 広島電鉄宇品線・御幸橋-広電本社前
もちろん、徒歩では電車に勝てるはずも無く。御幸橋電停を出発した582号車はあっという間に<変態鉄>を追い越して、隣の広電本社前電停へと向かっていったのである。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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ついこの前まで真冬の寒さだったと思っていたら...、いつしか季節は動いているのである。
そういえば、13日は、北条鉄道キハ40形の運用開始日だったようで。
その盛り上がりを夜、会社から帰宅してPCでツイッターをチェックして知った次第。4月の上旬に運転される機会があるようなら、ぜひ撮りに行きたいと思っている。
その北条町から南へ高速バスで1時間ほどのところが神戸市の中心部。
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
神戸市電が全廃になって約50年、つまり、広島電鉄に転じた電車たちも広島での活躍が50年になる訳で。神戸の電車...というよりも、むしろ完全に広島の電車である。
でも、神戸市電の緑色濃淡の塗色は健在。50周年を記念して神戸時代、最末期を再現したワンマンのオレンジ帯塗装。2021年10月から2ヶ月間の期間限定で行われたイベント、「一度、撮りに...」と思っていたまま時間が過ぎて、撮りに訪れたのは終了の1週間前
幸い、広島に着いてすぐに撮ることができて。天満町電停の次は、御幸橋で待ち構えた。
…… ……
2021年12月13日(月)曇り
宮島線直通系統の2号線の印象が強い、5車体連接車たちなのだが、最近は日中の市内線区間でも当たり前に見かけるようになってきて、市内線を受け持つ千田車庫に新製配置される車両も出ているようで。
1号線(広島駅-紙屋町東-広島港(宇品))でも、日中、よく見かけたのだった。
【2021年12月13日12時03分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
“MAX”の広島駅ゆき。クルマの往来の激しい交差点ではあるが、ちょうどその流れが途絶える瞬間に重なって。
【2021年12月13日12時13分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
続くときは続くようで。後続の1号線も同型車。でも、こちらは地元のプロ野球チームの応援ラッピング車である。確か車内放送も選手たちの声によるオリジナル版だったような...
サッカーJリーグの地元チームのラッピング車にはこのあと、乗る機会があったが...。
こちらは、ちょっと遠めに御幸橋に差し掛かるところ、勾配を駆け上がってくるシーンを狙ってみた。
路面電車撮影では、こういうアップダウンのあるところで電車の上の方から徐々に見えてくるところ...というのが好きなのである。御幸橋だとちょっと遠くなってしまうので、翌日、違うところで再チャレンジしたのだが。
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
お目当ての582号車は、その“カープ電車”に続行する形でやって来た。皆実町六丁目の交差点を左折して橋に差し掛かるところを望遠で切り取って。
連接車とはまた違った見え方。でも、勾配を“登っている感”はちょっと表現できたかなぁ...と。
この御幸橋の交差点を電車は直進することになる。交差点で信号待ちしてしまうと、信号が青に変わる瞬間、クルマと同時にスタートすることになるのだが、一般にクルマの方が加速が鋭いので、交差点越しに撮っていると“車群”の後方から電車が来ることになってスッキリ撮ることができない。
一番有利なのは、まもなく直進の信号が青から赤に変わる...直前の時期に来てくれるとクルマに被られる率が下がるのだが...
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
その意味で、タイミングは決して悪くなかったのだが、あくまでそこは“時の運”。
ちょうどタクシーと並走する形になり。交差点もカーブした感じになっていて、ちょっと変則的な十字路。アウト側から電車を追ってくるタクシー...
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
交わせるかと期待したが、狙っていたカットは...
【2021年12月13日12時15分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目-御幸橋
そのタクシーと被っていた。たぶん、天満町での撮影がなければ、かなり悔しがってブログにも「撃沈した!!」という趣旨のことを書いたと思うが、そう、582号車の記録写真自体は天満町で撮影済みだったので、この1枚、タクシーと交錯して電車が一部、隠れてしまっているが、そのことは全く気にならなかった。
むしろ、路面電車らしい良い画が撮れた...という感じで手応えを感じていたのだった。
でも、そんなことを確認している余裕があろう筈も無く。
交差点を通過した先には、つまり、自分が撮っていたすぐ後ろ側には御幸橋電停があって。
停車して乗客が乗り降りしている間に、自分はカメラを持って電車通りを急ぐのである。
【2021年12月13日12時16分】 広島電鉄宇品線・御幸橋-広電本社前
御幸橋電停を出たところで。
【2021年12月13日12時17分】 広島電鉄宇品線・御幸橋-広電本社前
もちろん、徒歩では電車に勝てるはずも無く。御幸橋電停を出発した582号車はあっという間に<変態鉄>を追い越して、隣の広電本社前電停へと向かっていったのである。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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