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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(33)若桜駅 ~ その3 ~ [3セク鉄道「鉄印」の旅]

最近、ブログの管理ページを開いたときに表示される今日分の閲覧数(PV)が、かなり多くなって、もう“鮮度落ち”も良いところ。3ヶ月前の、旅行記をダラダラと書いているだけなのに、「なぜ、こんな数字が??」と、自分でも解せない部分が。もしかして、SSブログの方が設定を変更してPV数の数え方を変えたのだろうか??
だんだん、旧ブログ時代の数字に近づいてきているように感じる。“継続は~”というのは、自分には無縁なコトバだと思っていたが、ブログだけは、そうなのかも知れない。これからも、ダラダラと続けていきたいと思っている。

ということで、10月22日の若桜駅を訪れたときの記録。

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【2021年10月22日13時51分】 若桜鉄道・若桜駅

自宅にいるときは、どれだけでもゴロゴロしていられるタイプの<変態鉄>、でも、不思議と旅行中は、旅先ではジッとしていられないタイプでもあって。
雨脚が強くなってきて、いったん駅舎に引き上げたものの、バッグの荷物を整理して、傘を取り出したら、やはり、駅周辺をウロウロしてみたくなって。雨の中を駅前の通りを...

都合により、今日はちょっとい短めの記事で。

……  ……

2021年10月22日(金)晴れのち雨

隼駅を発つ頃には雨も上がっていたのに、若桜駅に着いた途端、激しい雨になって。

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【2021年10月22日13時46分】 若桜鉄道・若桜駅

う~ん、何だかツいていない。いったん駅舎に引き上げて。木造駅舎は内装が大幅にリフォームされていてカフェ併設のようになっており、列車利用者以外もやってきて賑わっており。そんな駅舎内の椅子に腰掛けて。
例のデザイナーさんが、車両だけでなく駅舎もトータルでコーディネートしているのだろうか??

そんな感じのつくりである。

さて、SLだけでは列車にはならない...などと書くと、融通の利かないマニアから「機関車単機列車にはなる!!」と反論されそうだが、地域活性化の起爆剤的にSL列車を活用するとなれば、その牽引する客車というのが...
でも、日本では機関車牽引の旅客列車...つまり、「客車列車」...というのは高度成長期以来、夜行列車や波動用輸送を除いて、電車やディーゼル動車に置き換える方針が決まり。

つまり、いま、SLを修復したとしても牽引する客車が残っていない...という問題が生じるのである。
でも、この若桜鉄道の場合、SLだけでなくJR四国で余剰となっていた夜行快速用の12系客車も譲受しており。もちろん、営業運転までに乗り越えなければならないハードルは高いのだが、必要なものは全て揃っているのである。

その12系客車は、活躍する日を駅の構内の端、突端部分で留置されながら待っているのである。駅を出て正面の若桜郵便局の前の道を進めば、その駅構内の先端部分に近づくことができて。

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【2021年10月22日13時51分】 若桜鉄道・若桜駅

隼駅にはオロ12形が1両いたが、こちらは列車編成らしい姿。車掌室(とサービス電源用の発電エンジン)を積んだスロフ12形2両でオロ12をサンドイッチする3両編成の姿になって、駅の構内外れ...本当に、線路の終端部分に留置されているのである。
いっそ、クラウドファンディングで資金を募って、とりあえず、ディーゼル機関車牽引の臨時列車として運転できるようにでも整備してくれたら...と思うのだが、残念ながら現在は塗装も剥げ落ちて錆が浮かび、車体には苔が目立つ痛々しい姿で留置されているのである。

その様子、12系客車の後ろ側、つまり、車止めの先のところに道があって、そこから眺めることができた。傘をさしながらの撮影である。

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【2021年10月22日13時54分】 若桜鉄道・若桜駅

駅のヨコの駐車場のようなところから撮ると、C12蒸気機関車と給水塔がとても良い感じで並んでくれて。

もちろん、見学者用のチェーンとその支柱が立っていたり...
現役時代とは大きく姿を変えてはいるのだろうが、それでも<変態鉄>が生まれる前の、昭和40年台くらいまでの鉄道情景が、ごく自然な感じで残っているのである。

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【2021年10月22日14時06分】 若桜鉄道・若桜駅

というわけで、雨に濡れる若桜駅舎。

建築は隼駅と、そう変わらないのだろうが、大きさには違いがあり。やはり、終着駅だけあって、かつては機関車乗務員さんの宿泊施設なども駅舎内にあったのだろうか、かなり大きな駅舎である。

いったん駅に戻って。

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【2021年10月22日14時41分】 若桜鉄道・若桜駅

それにしても...

「腹が減っては戦はできぬ」、いや、ひとりで写真を撮っているだけで誰と戦っている訳でも無いのだが、朝、倉敷のホテルで朝食を食べて以来である。すっかり空腹。
駅前には観光客目当てのお店が並んでいて。そんな中の「にぎわいプラザ」にあるカフェのような...、そう、オッサンには場違いなお店が。(→ こちら

若狭(福井県)とは「わかさ」違いの筈だが、こちらも、焼き鯖寿司が名物だそうで。山深い街と鯖寿司が結びつくのか...、それはちょっと謎なのだが、その若桜の焼き鯖寿司をアレンジしたメニューとして、焼き鯖重というのが“おすすめ”に書かれており。それをオーダー。
窓の大きな明るい店内は、オッサンがひとりで座っているには、あまりに場違いだったのは間違いないが、いや、量はさておき、味の方は間違いなく。

腹を満たして、表に出たら、ぬぁんと...

雨はすっかり上がっていたのである。

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【2021年10月22日14時41分】 若桜鉄道・若桜駅

さぁ、先ほど“中断”した機関車の見学をもう一度...。(つづく)

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