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阪堺「モ161号大規模修繕工事」竣工お披露目車庫撮影会(5) [ちん電(阪堺電気軌道)]

今日は珍しく公休...というか振休のような形で1日お休みだった。とはいえ、持ち帰った仕事を今晩中に片付けないといけないのだが。
ということで今日は自宅でゴロゴロ。明日から台風の影響が出始めるらしいが、今日の東京は穏やかな青空が広がり。いつの間にかすっかり秋である。
それなら、カメラ片手に出かけるのが<鉄>としての正しい判断だろうが、あくまで自宅でゴロゴロ。自民党総裁選をTVで視ているうちに、いつの間にか、外は暗くなっていた。別に総裁選に特別な思いはないが、ボーーっとテレビを視ながら。こういうときは民放でコメンテーターなる者たちが知った顔でテキトーなことを騒ぎ立てるのを視ているより、どことは言わないが渋谷にある公共放送の方が落ち着いて視ていられるような気がする。

コロナ禍も、なぜか落ち着きを取り戻してきて。10月はちょっと外出したいと思うのだが...
その目的地、何年ぶりだろうか久々に訪れる土地だけにいろいろと調べながら過ごしていた。降りてから少し歩かないといけないものの、高速バスが利用できるとわかって。
来週あたり、また<速報版>の記事を入れられるかも。本当は日曜日に訪問したかったが、そう、緊急事態宣言解除でこれまでの自粛の反動、人出が増えて撮りづらくなるだろうと予想して。

さぁ、それでは引き続き、9月19日の阪堺電軌モ161号のお披露目撮影会の話題。

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【2021年9月19日10時46分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

逆光サイドとなる北側からも撮っておきたかったのは...

……  ……

2021年9月19日(日)晴れ

この「モ161号車」、同形車は現在、全部で4両が稼働しているが、その中でこの161号車は10年前に「昭和40年代復元車」となり、それ以降は基本的にイベント・貸切用に使われることが多くなっていて。

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【2021年9月19日10時57分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

昭和40年代は前面に方向板を掲げて走っていたようで、オデコに後に方向幕が追加されたが、ここも復元のポイントになり。
もちろん、住吉大社初詣輸送を中心に一般の営業運用に入ることもあるので、方向幕は残されているがイベント用にその塞ぎ板が用意されていて。

方向板は掲出されなかったが、こちらは方向幕を隠した姿にされており。それだけの違いといえば、それだけの違いではあるもののだいぶ印象が変わるものなのである。
こちらの姿も撮っておきたかった。

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【2021年9月19日10時59分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

光線状態が悪いはずだが、ちょうどこのタイミングで太陽は灰色の雲に覆われて姿を消してくれて。車庫の南側は民家が少しあって大和川の堤防である。だから、順光側と違って真正面から撮っても背景がうるさくないのである。

とはいえ、ただ1両の撮影会であるのも確かなことで。やはり、撮れば撮るほど同じような写真になるのである。こういうときに、アレコレ変化をつけた画が狙えるようになりたい...のだが、こういうところが撮影者のセンスの問題。

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【2021年9月19日11時00分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

方向幕が隠れただけで、だいぶその雰囲気は変わっているのである。

ふと電車の前側の地面を見てみると...

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【2021年9月19日11時01分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

ちょうど良い位置に水たまりができていて。正面の線路内に立てば、水面にダークグリーンと鉛丹色の車体が映し出されて。
時折、風が弱まるのでそのタイミングを狙って。

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【2021年9月19日10時58分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

う~ん、なかなか思ったようには...

限られた時間の中でもアレコレ考えながら撮っていたのだが。

……  ……

モ161号車のお披露目であっても、周囲の電車たちも気になってしまうのが<変態鉄>である。

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【2021年9月19日10時57分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

庫内ではモ162号、モ164号の2両が待機しており。モ161型車は冷房使用期間は運用を外れているので、もうしばらくお預けだろうが、コロナ禍もあって大阪に来ることができなかった間に塗装が変わっており。

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【2021年9月19日11時02分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

阪堺電車はだいたい3年ほどの周期で塗装をやり直しているのだろうか、赤地にクリーム色の帯が入るモ162号車は筑豊電鉄とのタイアップ企画で、西鉄北九州市内線のカラーが再現されている。北九州線自体、路面区間が廃止されて、(事実上の)全廃が近づいている時期に一度、訪れただけ。当時もこの塗色の電車は残ってはいたものの、自分には白地にオレンジと青のラインが入った塗装の方が印象に残っており。
それでも、写真で見た西鉄北九州線の旧型電車を彷彿とさせる姿は、案外、よく似合っている。

この電車、前回、撮ったときはモ161号とは違う色調の濃緑色塗りつぶし塗装だった。光線状態によって映りが全然違って、撮るのは難しかったが落ち着きのある好きな色だった。

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【2021年9月19日11時02分】 阪堺電気軌道・大和川検車区

一方、モ164号は、モ161・151型車が導入された昭和初期のカラーを再現したとされるこげ茶色塗りつぶし。先日まで、この車両はブルーの「雲塗装」だった。電機メーカーの広告塗装が発端だが、自分にとっては一番、阪堺らしい塗装に感じられ、「雲塗装」はかなり好きなのだが...
あと2~3年で次の塗り替えが来るはず。そのときに期待したいと思っている。

もう1両は濃緑色に黄色の帯、こちらも、ぜひ撮ってみたいのだが残念ながらチラッと見かけただけ。撮れる場所にはいなかった。ぜひ、今冬に一般運用に入っている姿を撮れることを期待したい。

やはり、実車を見ると車庫でたたずむ姿だけではなく本線運用に入る姿を撮りたくなるもので。11月になったら大阪を訪れたいという思いを強くしていくのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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