春の1日、会津まで往復してみた（１７）夕暮れの会津線を

わが愛機、EOS RPくんたちは、いまどうなっているのだろうか??
先週、修理依頼した訳で、いまごろは工場で分解されてレンズについては部品交換が必要だと言われており。RPくん自体は調整が中心で。
いまのところ、月末、連休ギリギリのタイミングで手元に戻ってくることになっており。

心配しながら待っている＜変態鉄＞なのである。

さて、3月9日の会津への＜乗り鉄＞旅。


【2021年3月9日18時46分】　東武日光線・下今市駅

あとは夕方の会津線を、夜の帳が下りた東武日光線を一気に浅草へと向かうだけ。

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……　　……

2021年3月9日（火）曇りのち晴れ

弁当を買うだけ買ったら大急ぎで会津若松駅に戻ってきて。


【2021年3月9日14時41分】　只見線・会津若松駅

先ほどと同じAT-601号車単行の折り返しは普通・第2313D列車。そう、この路線の来歴ゆえ、「上り」「下り」の表現がビミョーに難しいのである。
会津鉄道は国鉄会津線時代、磐越西線と接続する会津若松を起点に...だから、会津滝ノ原（現・会津高原尾瀬口）方面が下りとなる。だから、会津若松発の列車が奇数番号の列車となる。
でも、東武日光・鬼怒川線は浅草方面からの列車が下りなので、会津鉄道線内では、偶数・奇数番号の列車が入り交じり...

＜変態鉄＞も、ついつい、復路の列車を「上り」と言ってしまいそうになるのだが、会津若松から＜変態鉄＞が乗り込んだのが、下り第2313D列車なのである。

大急ぎで戻ってきて。高校生の帰宅時間帯にあたっているみたいで、先ほどの第3158D列車「AIZUマウントエクスプレス3号」のときよりも車内の乗客は多くて。
とは言っても、座席を確保できる程度であって。

急いだ割に...、実はこの日、JR磐越西線のダイヤが乱れており、郡山からの電車の到着が遅れていると言うことで、その接続待ちで第2313D列車も約6分遅れの発車となったのである。


【2021年3月9日15時26分】　会津鉄道会津線・第2313D列車（AT-601号車）内

なぜか関東地方ではなかなか出会うことのない転換クロスシートで。
折り返しで乗務員さんも同じみたいで、この列車も単行ながら車掌乗務の列車で。
でも、今度はワンマン用の運賃表示器を使っていると思えば、車掌さんは2駅目の西若松までの便乗のような扱いで。先ほどの、第2313D列車より乗客数は多いのにこちらがワンマン運転だった。


【2021年3月9日15時42分】　会津鉄道会津線・第2313D列車（AT-601号車）内

ローカル線にしては駅間距離が短い方かもしれない。小さな駅を1つ1つ拾いながら、山間部へとだんだん分け入っていく。今度は車窓の阿賀川はだんだん細く急な流れに変わっていく訳で。


【2021年3月9日15時46分】　会津鉄道会津線・第2313D列車（AT-601号車）内

残雪と昔ながらの農家の屋根。そんな車窓を眺めながらの＜乗り鉄＞旅は、＜鉄＞として、＜変態鉄＞として至福の時。
ちなみに、＜乗り鉄＞中は寝ないようにしている＜変態鉄＞、初乗りの路線はできるだけ車窓を見ることができる日中時間帯に通過できるようにしたい...というタイプである。


【2021年3月9日16時13分】　会津鉄道会津線・会津田島駅

1時間少々で会津田島駅まで戻ってきた。西日が駅構内をオレンジ色に照らし出して一番美しい時間帯である。

ここまで乗ってきたAT-601号車の姿をちょっと撮ったら...


【2021年3月9日16時16分】　会津鉄道会津線・会津田島駅

そう、列車別改札制が徹底されている駅なので、いったん改札を出ないといけないのである。
往路の時とは反対側から会津田島駅舎を。独特の丸い屋根、コロナ禍で観光客は減っているはずだが、それでも駅構内は結構、賑わっていて。

さぁ、16:38発の下今市ゆき第332列車の改札が始まった。


【2021年3月9日16時28分】　会津鉄道会津線・会津田島駅

駅舎ヨコの欠き取りホームは駅舎の影になる位置で日が当たらないからだろうか、雪が残っていて。今日、最後の6050系乗車はモハ6153号車。2両編成の車内は、もしかしたら自分だけだったかもしれない。

さぁ、ということは...　（つづく）

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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