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宗吾参道車両基地見学ツアー_20210117(9)撮影タイム <前編> [<鉄>な撮影記・旅行記録]

今日の東京は暖かくて。すっかり春、とりあえず、ダウンコートは畳んで持っていったが、職場からコンビニに買い物に行くくらいはシャツのままジャケットを羽織らなくても暖かい位だった。
ちょうど1年前、今頃は「コロナ」なるものが徐々に身近なところに迫りながら、まだまだ“対岸の火事”という気持ちもどこかにあった。2月末に「ことでんレトロ特別運行」に“参戦”していた<変態鉄>である。

まさか、あれから1年、マスクを外せない生活がこんなに長く続くとは全く考えていなかった。
<鉄>にとっても、辛い時期である。なお、<変態鉄>は趣味活動の“本格始動”に向けて、少しずつ準備をしている段階。

でも、いまのところ、最後の“出撃”となったのが...

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【2021年1月17日11時09分】 京成電鉄・宗吾車両基地

1月17日の宗吾参道車両基地でのイベント。
その“正式名称”?? は、「ヘッドマーク付き車両大集合! 宗吾参道車両基地見学ツアー」というもの。
そう、あくまで静態保存車では無く“ヘッドマーク付き車両”がメインだったのである。

……  ……

2021年1月17日(日)曇り

8両編成の臨時電車は2両ずつのグループ4班に分かれており。<変態鉄>は、そのうちの「2班」だった。

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撮影タイムは、11:05-11:20 と指定されており。静態保存車を一通り見終えた後は...
「まもなく、第2班の撮影タイム」という案内があって。

第1班の皆さんが促されて、線路上の撮影スペースから退場するところだった。

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【2021年1月17日11時03分】 京成電鉄・宗吾車両基地

ここの場所までは、撮影タイムになっている班で無くても、誰でも入れる場所で。ここで<変態鉄>もスタンバイしていたのである。
一番、手前にいるのは最近、羽田空港に向かうときに京急線内でよく見かける3000系電車である。

「新車」と思っていたら、この記事を書くのに調べてみると投入初年は2002年、すでに20年選手である。わが地元、京王9000系などと“同期生”みたいで...

さぁ、いよいよ、第2班の時間に。

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【2021年1月17日11時04分】 京成電鉄・宗吾車両基地

ただ、第2班と言っても、たしか40名ほど。しかも、撮影に熱心な<変態鉄>のようなヤツも居れば、スマホのカメラでパシャパシャと数コマ撮ったら終わりという方も居て。
普段の撮影会イベントのように、いっせいに雪崩れ込んでカメラポジションの奪い合い...みたいな状況にはなく。

こういうカットも、特に抵抗なく撮ることができた。どちらかと言えばノンビリムードの撮影会である。

さぁ、それでは、まずは「ヘッドマーク付き車両」を...

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【2021年1月17日11時05分】 京成電鉄・宗吾車両基地

まずは一番手前にいるのは上野動物園のジャイアントパンダ、シャンシャンの惜別記念マーク。日本で生まれても返還しないとならない訳で、ただ、その返還期限がコロナ禍で延期になっているとのこと。
「ありがとうシャンシャン」マークは、2020年12月から2021年1月末までの掲出予定...と当日のメモにある。

ただし、イマドキの電車、ヘッドマークステイを装備して居らず、「ヘッドマーク」とは言っても実はステッカーなのである。最初の...ヨコから撮った写真を見れば、そのことが確認できる。
方向幕...というかLED表示器は「特急 京成上野」、京成本線経由の特急電車などで、日常的に見られる表示かと。

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【2021年1月17日11時06分】 京成電鉄・宗吾車両基地

そのとなりが最新の3100形。こちらには都営浅草線との「相互直通運転60周年」の記念ヘッドマーク、こちらは2020年12月から今年6月までの掲出予定になっているとのことで、この京成3100形と都交5300形に取り付けられるとのころ。
ヒコーキのイラストが入るのが、最近の京成電車の定番だが、この明るい黄色みの強いオレンジ色の帯、何だか京成電車のような感じがしないのである。
(※ 意見には個人差があります)

都交は引退迫る5300形、京成は最新の3100形という対比。

そして、行き先表示は「急行 神奈川新町」。この運用、実在するのだろうか??
お父さんに手を引かれて参加していたチビッコ<鉄>は京成沿線に住んでいるのだろうか、“カナガワシンマチ”という行き先は馴染みがないみたいで、しきりにお父さんに聞いていたが...。

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【2021年1月17日11時06分】 京成電鉄・宗吾車両基地

そして、もう1つの“ヘッドマーク”は3代目スカイライナー、AE形の「成田山開運号」である。
何でも、この姿でこの日の朝、特急「シティライナー」の運用に入り、そのまま回送されて宗吾車両基地に入庫、この撮影会で展示されているとのこと。

成田山新勝寺の初詣輸送の装飾は、歌舞伎の隈取りのようなデザインである。
そういえば、AB蔵の屋号が「成田屋」だっただろうか...
何度か見に行くことはあったが、歌舞伎は全然分からない<変態鉄>なのである。

そして、展示編成は合計5本、これがまた渋いチョイスで...

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【2021年1月17日11時07分】 京成電鉄・宗吾車両基地

1本目は、現在の赤と青の帯になる前の、ステンレス車もファイアーオレンジの帯だった頃を再現した“復刻色”。
この編成、運用が掴めたら、一度、撮ってみたいのだが...

そして、その隣は3500形、新しめの外観だが実は車体更新を受けて、外観は一変しており、すでに半世紀近く活躍している“旧型車”である。

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【2021年1月17日11時07分】 京成電鉄・宗吾車両基地

いまもよく見かける車両だが、実はコレも希少車。
そう、オデコの「SR」のロゴ。前ブログで取りあげた芝山鉄道の編成である。そう、成田空港開港をめぐる複雑な事情から生まれたミニ路線である。運行管理は京成が行っていた筈だが、たぶん会社間での車両貸借料の精算の関係だと思うのだが、京成3500形が芝山鉄道籍になっており。
ただし、日中、芝山鉄道車に芝山鉄道線内で出会うのは至難の業...だったように記憶している。

だから、芝山鉄道訪問時も京成車で往復したのである。その芝山車をようやく撮れて。

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【2021年1月17日11時08分】 京成電鉄・宗吾車両基地

さぁ、各車両のアップを撮りながら奥まで行ったところで、戻りながら“集合写真”も...(つづく)

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サットン

京成の顔もずいぶん変わりましたね。私が利用していた頃は3600形が最新鋭。同じステンレス車でも京成の経営がどん底だった頃に登場した3500形と比べ上等に感じたものです。その3600形も日に日に影が薄くなっているようですね。
by サットン (2021-02-23 22:16) 

ferrum_queserasera

サットンさん

コメントありがとうございます。
右側に見えるオレンジ色の3100形が最新鋭だったと思います。
自分が京成の車両に乗るのは、羽田空港へ向かうときが多いのですが、京急に乗り入れてくるのも、あの外観の電車ばかりになり、「京成らしさ」を感じさせる3500形、3600形は、だんだん影が薄くなってきているような気がします。
ファイアーオレンジの復刻食編成、一度、沿線で撮ってみたいと思っていますが...いつになるか。
by ferrum_queserasera (2021-02-23 23:51) 

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