SSブログ

宗吾参道車両基地見学ツアー_20210117(4)臨時電車 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

世の中には“知らない方が幸せなこと”が、確かにあるということを実感してしまった1日だった。それが何なのかはココには書かないけれど...
でも、ちょっと時間が空いたから、ネットで調べてしまったから...調べなければ、知らないうちに過ぎ去ってしまって諦めが付いたかも知れないが知ってしまうと、どうしても「何とかしたい!!」と。それ以降、いまも心の中は穏やかでは無いのである。

とにかく迷っている。

400_msi00000675.JPG
【2021年1月17日10時50分】 京成電鉄・宗吾車両基地

さて、1ヶ月前の京成電鉄・宗吾参道車両基地でのイベントの話題。
撮影会は実質上、1時間強の“短期決戦”。実際には、宗吾参道車両基地までの道のりの方が長いイベントである。
臨時電車は 9:25 に八広駅を発車して...

……  ……

2021年1月17日(日)曇り

9:14 に入線してきた臨時電車、いったんドアが閉まって、中央扉だけ開扉。

401_msi00000665.JPG
【2021年1月17日9時18分】 京成電鉄・サハ3426号車内(八広駅停車中)

事前に受付時に渡された参加証に号車と座席番号が書かれており。同じような名刺大のカードが座席シートにも貼られていて。
ちょうどロングシートを定員の半分で使うような感じで。<変態鉄>が乗車した6号車は、サハ3426号車。

運良くドア横の席が当たって。

普段のイベント列車なら車内は大賑わい。<鉄>の“習性”として、こういうときは指定の座席に荷物を置いたら運転台カブリツキに移動してカメラを構えるが...。

そう、今回は感染症対策と言うことで車内の移動が禁止とされ。さらに飲み物類(アルコール以外)を除いて車内での飲食は全面禁止とアナウンスされており。こういうとき、<鉄>というのはマジメな性格の人が多いのか、皆さん、指定の座席に腰を下ろしたら会話もせずに静かにしており。これぞ「新しいイベント列車の様式」かも知れない。

9:25 定刻で八広駅を発車。

 「世の中が暗い雰囲気の中、明るい話題を...」

と車内放送を通じて、主催者の京成トラベルの担当者さんからご挨拶。合わせて、この後の宗吾参道車両基地での撮影会で使われるヘッドマークについて紹介があって。

s1_msi00000476.JPG
【2021年1月17日11時06分】 京成電鉄・宗吾車両基地

AE形「成田山開運号ヘッドマーク」、3100形「都営浅草線相互直通運転60周年記念ヘッドマーク」、3000形は「ありがとうシャンシャン ヘッドマーク」。そのほか...

そう、<変態鉄>が楽しみにしている保存車群にもそれぞれに縁のマークが付けられること、それから、撮影会はヘッドマーク付きの列車だけでなく、他にも珍しい車輌が登場することがアナウンスされ。
青砥駅で上野からの本線に合流したら、となりの高砂駅から北総線に入って。

驚いたのはイベント列車とは思えない快調な走りっぷり。北総線に入ってすぐ、東松戸駅では先行の定期普通電車を追い越して。これはイベント列車としては異例中の異例。
時刻表を調べてみたら、この臨時電車の“スジ”、青砥駅から概ね「スカイライナー23号」に近いものになっていたみたい。コロナ禍でスカイライナーも減便されており、23号は運休になっている。

この後は窓越しの撮影のため、普段にまして酷い写真が続くのだが...
自分にとっては初めて続きのシーンのため、ちょっとご紹介。

402_msi00000666.JPG
【2021年1月17日9時44分】 京成電鉄・サハ3426号車内(新鎌ヶ谷付近)

ピンク色の電車が見えてきたら新鎌ヶ谷駅。新京成線は<変態鉄>にとっては“バージン路線”である。以前のベージュ色の車体塗色の方が好きだったのだが...

車窓は郊外の...住宅街と農地が点在する景色とロードサイド店の大きな看板、正直言って風光明媚な車窓ではないのだが...

403_msi00000667.JPG
【2021年1月17日10時01分】 京成電鉄・サハ3426号車内(印旛日本医大付近)

新鎌ヶ谷駅を過ぎて、しばらく。再び車内放送。まもなく印旛日本医大駅を通過して「成田スカイアクセス線」に入る旨が案内され。2010年に北総線を延伸して成田空港へとショートカットするルートして開業した新線区間である。この開業まではスカイライナーも京成本線を経由し、船橋・佐倉をぐるっと回って成田へと至っていたが、2010年に印旛日本医大駅から成田空港手前の合流点まで9 kmあまりが開業して、日暮里-成田空港が30分台で結ばれるようになって。
その新線区間はスカイライナーが、160 km/h、通勤型を使ったアクセス特急が、120 km/h という高速運転を実現している。1993年に引退した初代スカイライナーの足回りに通勤型の新製車体を組み合わせて造られた3400系の場合、営業運転での最高速度は100 km/hほどで、そのため、スカイアクセス線の運用には入らないことになっている。だから、この日、印旛日本医大-成田湯川-成田空港間を3400系で走破できること自体が貴重であるということが放送で案内され。

404_msi00000668.JPG
【2021年1月17日10時09分】 京成電鉄・サハ3426号車内(根古屋信号所)

まもなくJR成田線と京成本線が近づいてきて。合流したら、まもなく根古屋信号所。ここで数分間停車して、アクセス特急と交換である。成田湯川-成田空港間は単線になっている。

成田湯川駅ホームにカメラを構える<鉄>の姿が1~2名、居たように見えたが、珍しい運転という割に撮りに来ている人は少なくて、ちょっと意外な感じ。
10:11頃に根古屋信号所を出ると、すぐにトンネルに入って。

405_msi00000669.JPG
【2021年1月17日10時17分】 京成電鉄・サハ3426号車内(成田空港付近)

ほどなく成田空港駅に到着である。電車のドアは開かなくてもホームドアは開閉するみたい。一瞬だけ、ホームドアが開いて。でも、ドア扱いはなく、10:16着、24発の8分停車の間、そのまま車内で静かに待機である。

動き出すと、しばらくは来た道を引き返して、スカイアクセス線と分かれて京成本線の上りとなり。

406_msi00000670.JPG
【2021年1月17日10時40分】 京成電鉄・サハ3426号車内(宗吾参道付近)

すぐだった。宗吾参道駅に到着である。最徐行でホームを離れて本線を右手に見ながらポイントを通過。

407_msi00000671.JPG
【2021年1月17日10時41分】 京成電鉄・サハ3426号車内(宗吾参道付近)

いよいよ車両基地構内へと乗り入れである。(つづく)

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(7)  コメント(0) 

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。