宗吾参道車両基地見学ツアー_20210117(2)八広駅 <前編> [<鉄>な撮影記・旅行記録]
実は、今週のある平日に高松に行こうと画策していたのだった。仕事を何とかやっつけたら...だったのだが、思わぬ障壁はヒコーキだった。とうとう1日2往復まで減便されてしまったANAの羽田-高松線。運賃設定が強気なのは、いつも通りだが復路の便が「空席待ち」で。頼みの綱の岡山線もダメだった。往路は確保できたが復路が...
前日も翌日も仕事なので、最後の最後に“還暦の赤”に会いに行くのは断念せざるを得なかった。
【2020年8月30日13時22分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田駅
あと、1週間ほどで検査入場となり、そこでラッピング剥離が実施されると発表されている“還暦の赤”、その最後の姿を撮りに行くのは結局、叶わなかった。
いや、新幹線にすれば良いのだが、どうしても遠出の際にはヒコーキ...というのが<変態鉄>の流儀。ということで、近場で、ちょっとしたお出かけを検討している。“窓の明かりがとてもキレイな街”など、現在、そのプランを検討中。
ということで、1月17日の京成電鉄・宗吾参道車両基地のイベントの話題。
車輌基地内の撮影会までは、まだまだ長い道のり。
…… ……
2021年1月17日(日)曇り
<変態鉄>が参加する鉄道会社のイベントは、たいてい参加者の年齢層が高いものが多く。でも、やはり都心部に乗り入れる路線の場合、ファン層も低年齢層が目立つようで、参加料2,500円という料金設定もあいまって、学生さんと思しき層が参加者の半数近くを占めていた印象。
だからこそ、受付を済ませれば早々にホームへ上がって。皆さん、ホーム各所に陣取って。
【2021年1月17日8時40分】 京成押上線・八広駅
下りホームが1面2線の島式ホーム、上りは棒線という構成の2面3線で、よく見れば荒川橋梁の手前に渡り線があり、真ん中の2番のりばは上り線からも入線できるような線路配置になっており。
ここまで乗ってきた青砥ゆきがそうだったように、下り本線として大半の列車が発着しているのは専ら2番のりばだが、この朝に限って、9時台の一部電車を3番のりばに振り替えて、そこに臨時電車を割り込ませる...と言う流れは容易に想像できた。
ということで、3400系臨時電車の入線を撮るべく、<変態鉄>もカーブしたホームの中央付近でスタンバイ。
【2021年1月17日8時46分】 京成押上線・八広駅
京成押上線は青砥で本線と合流するものの、上野駅に発着する本線から見れば、あくまで支線なのだろうが、でも、どちらかというと上野公園の地下に発着する本線よりも都営浅草線を介して京急にも繋がる押上線の方が運行上は“本流”だろうか。
特急「スカイライナー」は本線経由で日暮里・上野に発着するので、こちらの押上線にやってくるのは通勤型ばかりだが、そのかわり、京急車や都交車をはじめ、多彩な電車がやってくる分、撮っていて楽しいと言えるかも知れない。
まずは京急新1000系による「アクセス特急」京急久里浜ゆき。かなりの“長距離列車”である。
それにしても薄暗いが...
【2021年1月17日8時52分】 京成押上線・八広駅
だからこそ、被写体の見かけの速度を遅くするためにも、望遠で正面がちに撮らないと...と、<変態鉄>だって、それくらいは考えているのである。LED表示が切れてしまうのは、あまり気にしないタイプである。
最近、よく見かけるようになった都交5500系である。
【2021年1月17日8時56分】 京成押上線・八広駅
10年ほど前までは鋼製車もそれなりにいて、旧塗色を復刻したりしていたので、その当時に撮りに来れば良かったのだが、「いつか撮りたい」と思っているうちに、いつの間にかステンレス車ばかりになっており。
京急で羽田空港に行くときに、ちょうどやって来たエア急などで乗る程度だった。
ということで、京成3000系の西馬込ゆきである。なぜか、このフルカラーLED表示は欠けずに撮れた。
【2021年1月17日9時05分】 京成押上線・八広駅
それにしても...
数分間隔でひっきりなしにやって来る。しかも、多彩な形式、多彩なカラーで。普段、こういう大手の私鉄電車を撮ることは滅多にない<変態鉄>だが、コレはコレで非常に楽しいのである。
まもなく...
【2021年1月17日9時07分】 京成押上線・八広駅
自分のいる下りホームの発車案内板が切り替わって「団体専用」の文字。ホーム上には、どんどん参加者が集まってきて。カーブしたホームに、所狭しと並んでカメラを向けていたのだが、そのボルテージも上がってくるのである。
でも、その3400系の臨時電車の前に...
【2021年1月17日9時11分】 京成押上線・八広駅
若い参加者の皆さんから歓声が上がって。
近づいてくるのは、残りわずかになった、置き換え進む山陽電車...ではなくて、都交5300系である。登場した頃は斬新な車体デザインだと思ったものだが、いまでは落ち着いたデザインに感じられるのが、時代の変化かも知れない。
【2021年1月17日9時11分】 京成押上線・八広駅
写真で見ると薄暗くてダメダメだが、これまで羽田空港への足として、特に気にせずに乗っていた電車も、もうすぐお別れと聞いて、<変態鉄>もシャッターを押す指に力が入るものなのである。
もうちょっと帯が太いと、サイドから撮って「山陽電車だぁ!!」と書けるのだが...
これは、狙って運用を組んでくれたのではないか...と思うくらい、ドンピシャのタイミングで、5300系が通過して...。
【2021年1月17日9時12分】 京成押上線・八広駅
ちょうどその続行のような形で。
ゆっくりゆっくりと、荒川鉄橋を渡って、こちらに向かってくるのは3400系、臨時電車の送り込み回送である。
でも、このタイミングで、<変態鉄>のいる下り2番のりばには、普通・青砥ゆきの接近放送。
つまり、3400系臨時電車編成は、この普通・青砥ゆきの発車を待って入線してくるはず...
しかも、ここでやって来たのが...
【2021年1月17日9時13分】 京成押上線・八広駅
こんな“偶然”があっても良いのだろうか?? (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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前日も翌日も仕事なので、最後の最後に“還暦の赤”に会いに行くのは断念せざるを得なかった。
【2020年8月30日13時22分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田駅
あと、1週間ほどで検査入場となり、そこでラッピング剥離が実施されると発表されている“還暦の赤”、その最後の姿を撮りに行くのは結局、叶わなかった。
いや、新幹線にすれば良いのだが、どうしても遠出の際にはヒコーキ...というのが<変態鉄>の流儀。ということで、近場で、ちょっとしたお出かけを検討している。“窓の明かりがとてもキレイな街”など、現在、そのプランを検討中。
ということで、1月17日の京成電鉄・宗吾参道車両基地のイベントの話題。
車輌基地内の撮影会までは、まだまだ長い道のり。
…… ……
2021年1月17日(日)曇り
<変態鉄>が参加する鉄道会社のイベントは、たいてい参加者の年齢層が高いものが多く。でも、やはり都心部に乗り入れる路線の場合、ファン層も低年齢層が目立つようで、参加料2,500円という料金設定もあいまって、学生さんと思しき層が参加者の半数近くを占めていた印象。
だからこそ、受付を済ませれば早々にホームへ上がって。皆さん、ホーム各所に陣取って。
【2021年1月17日8時40分】 京成押上線・八広駅
下りホームが1面2線の島式ホーム、上りは棒線という構成の2面3線で、よく見れば荒川橋梁の手前に渡り線があり、真ん中の2番のりばは上り線からも入線できるような線路配置になっており。
ここまで乗ってきた青砥ゆきがそうだったように、下り本線として大半の列車が発着しているのは専ら2番のりばだが、この朝に限って、9時台の一部電車を3番のりばに振り替えて、そこに臨時電車を割り込ませる...と言う流れは容易に想像できた。
ということで、3400系臨時電車の入線を撮るべく、<変態鉄>もカーブしたホームの中央付近でスタンバイ。
【2021年1月17日8時46分】 京成押上線・八広駅
京成押上線は青砥で本線と合流するものの、上野駅に発着する本線から見れば、あくまで支線なのだろうが、でも、どちらかというと上野公園の地下に発着する本線よりも都営浅草線を介して京急にも繋がる押上線の方が運行上は“本流”だろうか。
特急「スカイライナー」は本線経由で日暮里・上野に発着するので、こちらの押上線にやってくるのは通勤型ばかりだが、そのかわり、京急車や都交車をはじめ、多彩な電車がやってくる分、撮っていて楽しいと言えるかも知れない。
まずは京急新1000系による「アクセス特急」京急久里浜ゆき。かなりの“長距離列車”である。
それにしても薄暗いが...
【2021年1月17日8時52分】 京成押上線・八広駅
だからこそ、被写体の見かけの速度を遅くするためにも、望遠で正面がちに撮らないと...と、<変態鉄>だって、それくらいは考えているのである。LED表示が切れてしまうのは、あまり気にしないタイプである。
最近、よく見かけるようになった都交5500系である。
【2021年1月17日8時56分】 京成押上線・八広駅
10年ほど前までは鋼製車もそれなりにいて、旧塗色を復刻したりしていたので、その当時に撮りに来れば良かったのだが、「いつか撮りたい」と思っているうちに、いつの間にかステンレス車ばかりになっており。
京急で羽田空港に行くときに、ちょうどやって来たエア急などで乗る程度だった。
ということで、京成3000系の西馬込ゆきである。なぜか、このフルカラーLED表示は欠けずに撮れた。
【2021年1月17日9時05分】 京成押上線・八広駅
それにしても...
数分間隔でひっきりなしにやって来る。しかも、多彩な形式、多彩なカラーで。普段、こういう大手の私鉄電車を撮ることは滅多にない<変態鉄>だが、コレはコレで非常に楽しいのである。
まもなく...
【2021年1月17日9時07分】 京成押上線・八広駅
自分のいる下りホームの発車案内板が切り替わって「団体専用」の文字。ホーム上には、どんどん参加者が集まってきて。カーブしたホームに、所狭しと並んでカメラを向けていたのだが、そのボルテージも上がってくるのである。
でも、その3400系の臨時電車の前に...
【2021年1月17日9時11分】 京成押上線・八広駅
若い参加者の皆さんから歓声が上がって。
近づいてくるのは、残りわずかになった、置き換え進む山陽電車...ではなくて、都交5300系である。登場した頃は斬新な車体デザインだと思ったものだが、いまでは落ち着いたデザインに感じられるのが、時代の変化かも知れない。
【2021年1月17日9時11分】 京成押上線・八広駅
写真で見ると薄暗くてダメダメだが、これまで羽田空港への足として、特に気にせずに乗っていた電車も、もうすぐお別れと聞いて、<変態鉄>もシャッターを押す指に力が入るものなのである。
もうちょっと帯が太いと、サイドから撮って「山陽電車だぁ!!」と書けるのだが...
これは、狙って運用を組んでくれたのではないか...と思うくらい、ドンピシャのタイミングで、5300系が通過して...。
【2021年1月17日9時12分】 京成押上線・八広駅
ちょうどその続行のような形で。
ゆっくりゆっくりと、荒川鉄橋を渡って、こちらに向かってくるのは3400系、臨時電車の送り込み回送である。
でも、このタイミングで、<変態鉄>のいる下り2番のりばには、普通・青砥ゆきの接近放送。
つまり、3400系臨時電車編成は、この普通・青砥ゆきの発車を待って入線してくるはず...
しかも、ここでやって来たのが...
【2021年1月17日9時13分】 京成押上線・八広駅
こんな“偶然”があっても良いのだろうか?? (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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Cedarにとっての準地元鉄(生まれ育った場所が近い、沿線に祖父母が住んでいたなど)の京成もこんな粋なイベントやったんですね、まるで知りませんでした。
by Cedar (2021-02-19 07:48)
Cedarさん
コメントありがとうございます。
コロナ禍の減収を...などと余計なことを考えてしまいますが、
最近、京成は頻繁に宗吾参道車両基地の公開イベントを
開催しているようです。
自分は、主に保存車が見たくて参加しましたが、
いままであまり縁がなかった私鉄だけに、その分、素人気分で
非常に楽しめました。参加費が非常に親切な設定なのも
ありがたかったです。
機会があれば、また参加してみたいと思っております。
by ferrum_queserasera (2021-02-19 21:47)