2020年、大晦日の小湊鐵道撮影記(4)思ったようには... [小湊鐵道]
思えば、ちょうど1年前の2020年1月13日、<変態鉄>はまだ真っ暗な早朝の
三宮からポートライナーで神戸空港にやって来ていた。
この時点で「中国・武漢で謎の肺炎が流行っている」というニュースはあった。
でも、こんなことになるとは思いもよらず...
【2020年1月13日6時34分】 兵庫県神戸市中央区・神戸空港
1年というのはあっという間に過ぎる気がするのだが、でも、あまりにも
いろいろと変わってしまって...
確か、このB777型機も2020年中に引退したのではなかったか(← 曖昧な記憶)。
この“出撃”の<速報版>記事をもって、旧ブログの更新を終了し、
こちらの「Part 2」に移転したのだった。(現ブログの記事は16日スタート)
このときの“出撃”、狙いは山陽電車3000系と、ことでんレトロだった。
どちらも今年、見納めになる。果たして、もう一度、撮りに訪れるチャンスは...
まもなく、こちらのブログも1周年を迎えることになる。
さて、大晦日の小湊鐵道撮影記。でも、そのことで、お読みの皆さまに...
いや世間様に謝罪しないといけないことがあって。
…… ……
2020年12月31日(木)晴れ
数年前、小湊鐵道の駅舎群や橋梁などの建造物が「国登録有形文化財」に。
建築などに明るいわけではなくても、大正時代の開業時と変わらないアイテム
<鉄>として、車輌だけでなくこういう鉄道情景全体に魅力を感じるのである。
その「国登録有形文化財」の1つに「第2養老川橋梁」が含まれる。
“第1”は(明日の記事に出てくる)光風台駅近くのアレ。
撮影地としても非常に有名な場所。
“第4”は上総大久保と養老渓谷の駅間、あの県道の洞門からサイドがちに
撮れるところ。
しかし、「第2」を取りあげた記事は少なく。
全長60 m、“第1”と同じ朱色の上路式ガーター橋で、馬立駅を出た列車が
上総牛久駅到着前に渡る鉄橋である。
牛久の中心街から近くアクセスは簡単だが...
クルマの往来の激しい大多喜街道、しばらく線路沿いに歩いて行くと橋を
渡ったあたりに線路をアンダークロスする側道があって。
グルッと回る形で鉄橋の近くまで歩いて行ける。でも...
【2020年12月31日11時28分】 小湊鐵道・上総牛久-馬立
“第2”はそのアクセスしやすさが仇となってネットで探しても撮影例が少ない
ということ。つまり...、そう、並走する国道297号線(大多喜街道)が
ピッタリと、しかも同じ高さで寄り添っているのである。
幸い、順光側は道路の反対側。
【2020年12月31日11時25分】 千葉県市原市佐是付近
それが昨日の写真である。
同じ高さに国道橋があるのなら、それを隠すには河原に下りて見上げる構図で
撮れば良いわけで。実際、ネット上にはそれでスッキリと撮っている写真を
見つけることができた。川岸を歩いてみて...
そう、階段は見つかったが、そこには「立入禁止」の札とチェーンが。
若い頃なら、それを平気で跨いで入ったのだろうが...う~ん。
【2020年12月31日11時33分】 小湊鐵道・上総牛久-馬立
まもなく列車の通過時刻である。大急ぎで竹やぶを抜けて...
橋台付近の線路カブリツキ。光線状態も含めて写真としてはダメダメである。
しかも、広角35 mmで無理矢理、鉄橋の全景を写し込んだような撮り方で。
「バックのビルがちょっと邪魔だけど、青空が広く写って...」などと
言ったところで。そう、同じような画なら、第1橋梁に行けばもっとスッキリと
撮ることができる。つまり、ここで苦し紛れの撮り方をする意味は無いわけで。
第15A列車は後追いで。
この列車が上総牛久駅に到着すると、それと交換する形で五井ゆき第20A列車が
発車することになる。ということで、今度は川沿いに立って、木々の枝の間から
見渡せる地点を見つけて。
【2020年12月31日11時33分】 小湊鐵道・上総牛久-馬立
全長60 mの鉄橋でも見渡せるのは半分くらいの部分で。そうすると単行でないと
切れてしまうのである。
並行している大多喜街道の橋が明るい緑色で目立つので、やはり気になって...
幸い、ちょうど列車が通過するときにはクルマが通っていないタイミングに
あたったが、もちろん目立つクルマが背後を通ることもあって...
ということで、「第2橋梁で撮ることには特段のメリットはない」というのが
このときの“結論”だったのである。
さて、ここで。
<変態鉄>のお腹に“緊急事態宣言”が発出される事態になって。
近くにコンビニでもあれば助かるのだが...
ここは“安全策”をとって。流行る気持ちを抑えながら、
駅まで歩いて10分ほど。冒頭に書いたとおり、お詫びしないといけない(?)
ことがあって...
【2020年12月31日11時02分】 小湊鐵道・上総牛久駅
六本木ヒルズ...では無くて、上総牛久駅の多目的トイレを使用したこと。
ただ、天地神明に誓って「1人だけで入った」という点は強調しておきたい。
さて、スッキリしたら...
先ほど来た道を再び。
【2020年12月31日12時37分】 小湊鐵道・馬立-上総牛久
駅前の住宅街から大多喜街道に出るところに踏切付き変則十字路(??)があって。
その市原高校前の歩道橋は小湊鐵道の線路もオーバークロスしており。
ちょうど歩道橋の中央付近にファンスで覆われている部分があって。
その真下を線路が通っている。
【2020年12月31日12時35分】 小湊鐵道・馬立-上総牛久
歩道橋に座り込むような形で、ローアングルでフェンスの下の格子状の部分に
レンズを入れるような形で俯瞰気味に撮ることができる。
ただ、線路の左側は公民館がちょっと小高い位置に建っていて、そのせいで
線路面には陽射しが一切、届かないのである。
でも、一直線の線路。カーブの向こうからキハの姿が見えてきた。
ちなみに、このカーブの先、写真の右側にキレている部分に先ほどの第2橋梁。
【2020年12月31日12時35分】 小湊鐵道・馬立-上総牛久
わざわざこの快晴の日に薄暗い場所で撮る必要は無かったのかも知れないが
でも、この撮り方は悪くない感じが。
ちなみに画面の左隅に枝がちょっと写っているが、これはサクラであるような
気がしなくもない。ということは春になれば...
【2020年12月31日12時44分】 小湊鐵道・上総牛久駅
ということで、上総牛久での撮影はこれにて終了。再び、この駅に戻ってきた。
今度は駅前で待機しているタクシーが移動していて、
駅舎全景を撮りやすかったので、もう1枚。
駅ネコは...??
この写真の右の方で、誰かがキャットフード(??)持参で撮っていたみたい。
確かにそうすれば撮りやすくなる訳で。
う~ん、カメラバッグにキャットフードを常備することにすべきか!?
【2020年12月31日12時46分】 小湊鐵道・上総牛久駅
上総牛久駅構内というのも鉄道情景としては非常に魅力的ではあるものの
基本的に列車別改札制なので...
牛久始発の五井ゆきは一番奥の3番のりばから発車するので、構内通路を通る
わずかなチャンスに。
「きしゃにちゅうい」は小湊沿線の踏切でおなじみの表示。
構内踏切の警報器の行灯式の「れっしゃがきます」も懐かしい。
キハはもちろん、こういう情景も記録しておきたいと思うが、カメラの腕前が...
【2020年12月31日12時46分】 小湊鐵道・上総牛久駅
一面の青空に単行のキハ。<変態鉄>にとって、まさに至福の時である。
さぁ、次は定番の撮影地へ。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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三宮からポートライナーで神戸空港にやって来ていた。
この時点で「中国・武漢で謎の肺炎が流行っている」というニュースはあった。
でも、こんなことになるとは思いもよらず...
【2020年1月13日6時34分】 兵庫県神戸市中央区・神戸空港
1年というのはあっという間に過ぎる気がするのだが、でも、あまりにも
いろいろと変わってしまって...
確か、このB777型機も2020年中に引退したのではなかったか(← 曖昧な記憶)。
この“出撃”の<速報版>記事をもって、旧ブログの更新を終了し、
こちらの「Part 2」に移転したのだった。(現ブログの記事は16日スタート)
このときの“出撃”、狙いは山陽電車3000系と、ことでんレトロだった。
どちらも今年、見納めになる。果たして、もう一度、撮りに訪れるチャンスは...
まもなく、こちらのブログも1周年を迎えることになる。
さて、大晦日の小湊鐵道撮影記。でも、そのことで、お読みの皆さまに...
いや世間様に謝罪しないといけないことがあって。
…… ……
2020年12月31日(木)晴れ
数年前、小湊鐵道の駅舎群や橋梁などの建造物が「国登録有形文化財」に。
建築などに明るいわけではなくても、大正時代の開業時と変わらないアイテム
<鉄>として、車輌だけでなくこういう鉄道情景全体に魅力を感じるのである。
その「国登録有形文化財」の1つに「第2養老川橋梁」が含まれる。
“第1”は(明日の記事に出てくる)光風台駅近くのアレ。
撮影地としても非常に有名な場所。
“第4”は上総大久保と養老渓谷の駅間、あの県道の洞門からサイドがちに
撮れるところ。
しかし、「第2」を取りあげた記事は少なく。
全長60 m、“第1”と同じ朱色の上路式ガーター橋で、馬立駅を出た列車が
上総牛久駅到着前に渡る鉄橋である。
牛久の中心街から近くアクセスは簡単だが...
クルマの往来の激しい大多喜街道、しばらく線路沿いに歩いて行くと橋を
渡ったあたりに線路をアンダークロスする側道があって。
グルッと回る形で鉄橋の近くまで歩いて行ける。でも...
【2020年12月31日11時28分】 小湊鐵道・上総牛久-馬立
“第2”はそのアクセスしやすさが仇となってネットで探しても撮影例が少ない
ということ。つまり...、そう、並走する国道297号線(大多喜街道)が
ピッタリと、しかも同じ高さで寄り添っているのである。
幸い、順光側は道路の反対側。
【2020年12月31日11時25分】 千葉県市原市佐是付近
それが昨日の写真である。
同じ高さに国道橋があるのなら、それを隠すには河原に下りて見上げる構図で
撮れば良いわけで。実際、ネット上にはそれでスッキリと撮っている写真を
見つけることができた。川岸を歩いてみて...
そう、階段は見つかったが、そこには「立入禁止」の札とチェーンが。
若い頃なら、それを平気で跨いで入ったのだろうが...う~ん。
【2020年12月31日11時33分】 小湊鐵道・上総牛久-馬立
まもなく列車の通過時刻である。大急ぎで竹やぶを抜けて...
橋台付近の線路カブリツキ。光線状態も含めて写真としてはダメダメである。
しかも、広角35 mmで無理矢理、鉄橋の全景を写し込んだような撮り方で。
「バックのビルがちょっと邪魔だけど、青空が広く写って...」などと
言ったところで。そう、同じような画なら、第1橋梁に行けばもっとスッキリと
撮ることができる。つまり、ここで苦し紛れの撮り方をする意味は無いわけで。
第15A列車は後追いで。
この列車が上総牛久駅に到着すると、それと交換する形で五井ゆき第20A列車が
発車することになる。ということで、今度は川沿いに立って、木々の枝の間から
見渡せる地点を見つけて。
【2020年12月31日11時33分】 小湊鐵道・上総牛久-馬立
全長60 mの鉄橋でも見渡せるのは半分くらいの部分で。そうすると単行でないと
切れてしまうのである。
並行している大多喜街道の橋が明るい緑色で目立つので、やはり気になって...
幸い、ちょうど列車が通過するときにはクルマが通っていないタイミングに
あたったが、もちろん目立つクルマが背後を通ることもあって...
ということで、「第2橋梁で撮ることには特段のメリットはない」というのが
このときの“結論”だったのである。
さて、ここで。
<変態鉄>のお腹に“緊急事態宣言”が発出される事態になって。
近くにコンビニでもあれば助かるのだが...
ここは“安全策”をとって。流行る気持ちを抑えながら、
駅まで歩いて10分ほど。冒頭に書いたとおり、お詫びしないといけない(?)
ことがあって...
【2020年12月31日11時02分】 小湊鐵道・上総牛久駅
六本木ヒルズ...では無くて、上総牛久駅の多目的トイレを使用したこと。
ただ、天地神明に誓って「1人だけで入った」という点は強調しておきたい。
さて、スッキリしたら...
先ほど来た道を再び。
【2020年12月31日12時37分】 小湊鐵道・馬立-上総牛久
駅前の住宅街から大多喜街道に出るところに踏切付き変則十字路(??)があって。
その市原高校前の歩道橋は小湊鐵道の線路もオーバークロスしており。
ちょうど歩道橋の中央付近にファンスで覆われている部分があって。
その真下を線路が通っている。
【2020年12月31日12時35分】 小湊鐵道・馬立-上総牛久
歩道橋に座り込むような形で、ローアングルでフェンスの下の格子状の部分に
レンズを入れるような形で俯瞰気味に撮ることができる。
ただ、線路の左側は公民館がちょっと小高い位置に建っていて、そのせいで
線路面には陽射しが一切、届かないのである。
でも、一直線の線路。カーブの向こうからキハの姿が見えてきた。
ちなみに、このカーブの先、写真の右側にキレている部分に先ほどの第2橋梁。
【2020年12月31日12時35分】 小湊鐵道・馬立-上総牛久
わざわざこの快晴の日に薄暗い場所で撮る必要は無かったのかも知れないが
でも、この撮り方は悪くない感じが。
ちなみに画面の左隅に枝がちょっと写っているが、これはサクラであるような
気がしなくもない。ということは春になれば...
【2020年12月31日12時44分】 小湊鐵道・上総牛久駅
ということで、上総牛久での撮影はこれにて終了。再び、この駅に戻ってきた。
今度は駅前で待機しているタクシーが移動していて、
駅舎全景を撮りやすかったので、もう1枚。
駅ネコは...??
この写真の右の方で、誰かがキャットフード(??)持参で撮っていたみたい。
確かにそうすれば撮りやすくなる訳で。
う~ん、カメラバッグにキャットフードを常備することにすべきか!?
【2020年12月31日12時46分】 小湊鐵道・上総牛久駅
上総牛久駅構内というのも鉄道情景としては非常に魅力的ではあるものの
基本的に列車別改札制なので...
牛久始発の五井ゆきは一番奥の3番のりばから発車するので、構内通路を通る
わずかなチャンスに。
「きしゃにちゅうい」は小湊沿線の踏切でおなじみの表示。
構内踏切の警報器の行灯式の「れっしゃがきます」も懐かしい。
キハはもちろん、こういう情景も記録しておきたいと思うが、カメラの腕前が...
【2020年12月31日12時46分】 小湊鐵道・上総牛久駅
一面の青空に単行のキハ。<変態鉄>にとって、まさに至福の時である。
さぁ、次は定番の撮影地へ。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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