ことでんレトロ最終章(8)23号車との、最後のお別れは...<後編> [高松琴平電鉄]
昨晩遅くツイートしたとおり、<変態鉄>はいままで...
昨日までの長い期間のブログを訂正しないといけないことになって。
思い込みである。
そう、ずっと...ことでん、高松琴平電鉄の旧標準色のあの赤色を
ファンタゴンレッドだろうと思っていた。それが「ファンタンゴレッド」だった
と気づかされたのは、昨日の晩。
その「ファンタンゴ(Fandango)」というのはフラメンコなど、スペイン起源の
男女で踊るダンスのことらしい。まったく知らなかった。
でも、ヤ※ー検索で「ファンタンゴ」と入れてみても、ことでんの話題は上位には
ヒットしないのである。そのダンスの関係とか、そこから繋がってライブハウスや
レストランの名前になっているみたいで。そのあたりが...
というわけで、悔しいので自分と同じ間違いをしていた人はいないかと...
「ファンタゴンレッド」の方で検索してみれば、出るわ出るわ...
結構、<鉄>の間でもよく知られている(と思われる)サイトも数多くヒットし。
「自分だけではなかった」ということに妙な安心感を覚えたのである。
ちなみに...
自分にとって「ことでんの教科書」的な存在のこの本には、よく読めば、
ちゃんと「ファンタンゴレッド」と書かれていた(53ページ)。
もちろん、このページも何度も読んでいるのだが、それが思い込みである。
全く疑っていなかった。
ちなみに、高松琴平電鉄の「お客様の声 2020年9月後半」でも触れられているとおり
ことでんのサイトにも、その誤記はあったということで。
<変態鉄>としては、拙ブログの記述を今後、少しずつ訂正していきたい。
ただし...
…… ……
ソネブロ改めSSブログの管理ページには、「検索」はもちろんあるのだが
どうやら「本文」内の文字列しかヒットさせない仕様になっているみたいで。
つまり、「続きを読む」より下側は検索されないのである。
だから、最初のところだけを「本文」、本来の本文を「追記」に書くタイプの
<変態鉄>としては、これは困難を極めることになりそう。
ということで、今後もかなり長い期間にわたって「ファンタゴンレッド」が
残ってしまいそうな...う~ん、知ってしまうと恥ずかしい。
さて、その「フォンタンゴレッド」の23号車の最後のカットは...
2020年9月20日(日)晴れのち曇り
目の前のカーブの先、ストレートで正面を撮ろうと思っていたのだが...
【2020年9月20日15時51分】 高松琴平電鉄琴平線・栗熊-岡田
「おっ、最前部をカーブにかけての、この撮り方も良い感じっ!!」
と、黄色い定期営業列車で、お気楽に試し撮りしを重ねながら“そのとき”を
待っていたのだが...
気づいたのである。
そう、思いっきり“ピン甘”、というか、背景にピントが行っている。
岡田駅で上下電車が交換するので、すぐに高松築港ゆきがやってくるのだが...
【2020年9月20日15時54分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
これも完全にピントが外れている...というか、今度はどこにもピントが合わず。
手ブレ補正はかかっているし、この条件なら大丈夫な筈だが...、あれっ??
そうこうしているうちに...
先ほどピンボケ写真を撮った1080形の琴平ゆきが1つ先の羽間駅でレトロと交換
するダイヤになっていて。
とうとう、このときが来たのである。
岡田駅に到着しているのが見えて。
すぐ後ろの踏切機が鳴って、吊り掛け音が背後からどんどん迫ってくる。
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊
4両のレトロ電車たちがファインダーの中を通り過ぎていく。
そして、23号車が通り過ぎる瞬間に...
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
レリーズボタンを握りしめ、思いっきり連写していた。
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
午前の部のときとは23号車に掲げられた惜別のヘッドマークが変わっており。
午後は小型の円板になった。
午前は、その「ファンタンゴレッド」の車体をあしらった絵柄だったが、
あれは書いてある文字が細かすぎて写真だと全然読めない...という悩ましいもの。
こちらはシンプルに「23号車」と。
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
もちろん、撮るのは一瞬のこと。
でも、何だかこれで全て終わったのだと...何か感慨深いものがあった。
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
普段の自分とは違って、ストレートの向こうにレトロ電車が見えなくなるまで
ずっとファインダーで追っていたのだった。
…… ……
2019年5月の大型連休に、衝撃の「レトロ廃車計画」が発表され。
本来、あの23号車は今年5月がお別れ運転だったはず。
まさか、その最後の年がこんな未曾有の...
こんな年になるとは思わなかった。それでも廃車予定を延期してまで、
このコロナ禍の中、イベント運転を催してくれた、ことでんには感謝している
次第なのである。
さぁ、岡田駅に戻って... (つづく)
…… ……
明日、18日の早朝から20日深夜まで“出撃”のため、ブログは<速報版>に
なります。久々の水島臨海鉄道。果たして、何が撮れるか??
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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昨日までの長い期間のブログを訂正しないといけないことになって。
思い込みである。
そう、ずっと...ことでん、高松琴平電鉄の旧標準色のあの赤色を
ファンタゴンレッドだろうと思っていた。それが「ファンタンゴレッド」だった
と気づかされたのは、昨日の晩。
その「ファンタンゴ(Fandango)」というのはフラメンコなど、スペイン起源の
男女で踊るダンスのことらしい。まったく知らなかった。
でも、ヤ※ー検索で「ファンタンゴ」と入れてみても、ことでんの話題は上位には
ヒットしないのである。そのダンスの関係とか、そこから繋がってライブハウスや
レストランの名前になっているみたいで。そのあたりが...
というわけで、悔しいので自分と同じ間違いをしていた人はいないかと...
「ファンタゴンレッド」の方で検索してみれば、出るわ出るわ...
結構、<鉄>の間でもよく知られている(と思われる)サイトも数多くヒットし。
「自分だけではなかった」ということに妙な安心感を覚えたのである。
ちなみに...
自分にとって「ことでんの教科書」的な存在のこの本には、よく読めば、
ちゃんと「ファンタンゴレッド」と書かれていた(53ページ)。
もちろん、このページも何度も読んでいるのだが、それが思い込みである。
全く疑っていなかった。
ちなみに、高松琴平電鉄の「お客様の声 2020年9月後半」でも触れられているとおり
ことでんのサイトにも、その誤記はあったということで。
<変態鉄>としては、拙ブログの記述を今後、少しずつ訂正していきたい。
ただし...
…… ……
ソネブロ改めSSブログの管理ページには、「検索」はもちろんあるのだが
どうやら「本文」内の文字列しかヒットさせない仕様になっているみたいで。
つまり、「続きを読む」より下側は検索されないのである。
だから、最初のところだけを「本文」、本来の本文を「追記」に書くタイプの
<変態鉄>としては、これは困難を極めることになりそう。
ということで、今後もかなり長い期間にわたって「ファンタゴンレッド」が
残ってしまいそうな...う~ん、知ってしまうと恥ずかしい。
さて、その「フォンタンゴレッド」の23号車の最後のカットは...
2020年9月20日(日)晴れのち曇り
目の前のカーブの先、ストレートで正面を撮ろうと思っていたのだが...
【2020年9月20日15時51分】 高松琴平電鉄琴平線・栗熊-岡田
「おっ、最前部をカーブにかけての、この撮り方も良い感じっ!!」
と、黄色い定期営業列車で、お気楽に試し撮りしを重ねながら“そのとき”を
待っていたのだが...
気づいたのである。
そう、思いっきり“ピン甘”、というか、背景にピントが行っている。
岡田駅で上下電車が交換するので、すぐに高松築港ゆきがやってくるのだが...
【2020年9月20日15時54分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
これも完全にピントが外れている...というか、今度はどこにもピントが合わず。
手ブレ補正はかかっているし、この条件なら大丈夫な筈だが...、あれっ??
そうこうしているうちに...
先ほどピンボケ写真を撮った1080形の琴平ゆきが1つ先の羽間駅でレトロと交換
するダイヤになっていて。
とうとう、このときが来たのである。
岡田駅に到着しているのが見えて。
すぐ後ろの踏切機が鳴って、吊り掛け音が背後からどんどん迫ってくる。
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊
4両のレトロ電車たちがファインダーの中を通り過ぎていく。
そして、23号車が通り過ぎる瞬間に...
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
レリーズボタンを握りしめ、思いっきり連写していた。
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
午前の部のときとは23号車に掲げられた惜別のヘッドマークが変わっており。
午後は小型の円板になった。
午前は、その「ファンタンゴレッド」の車体をあしらった絵柄だったが、
あれは書いてある文字が細かすぎて写真だと全然読めない...という悩ましいもの。
こちらはシンプルに「23号車」と。
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
もちろん、撮るのは一瞬のこと。
でも、何だかこれで全て終わったのだと...何か感慨深いものがあった。
【2020年9月20日16時03分】 高松琴平電鉄琴平線・岡田-栗熊(後追い)
普段の自分とは違って、ストレートの向こうにレトロ電車が見えなくなるまで
ずっとファインダーで追っていたのだった。
…… ……
2019年5月の大型連休に、衝撃の「レトロ廃車計画」が発表され。
本来、あの23号車は今年5月がお別れ運転だったはず。
まさか、その最後の年がこんな未曾有の...
こんな年になるとは思わなかった。それでも廃車予定を延期してまで、
このコロナ禍の中、イベント運転を催してくれた、ことでんには感謝している
次第なのである。
さぁ、岡田駅に戻って... (つづく)
…… ……
明日、18日の早朝から20日深夜まで“出撃”のため、ブログは<速報版>に
なります。久々の水島臨海鉄道。果たして、何が撮れるか??
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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