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富山地鉄14722号 Last Run(6)本線を下って... [富山地方鉄道]

ちょっと忙しい日々が訪れており。2月に入るとなおいっそう...ここが正念場。
といっても、何かスゴいことをする訳では無く。会社にいなければいけない時間が
長くなっているだけ...という説もあるが。

3月改正を控え、これから<鉄>としては、いろいろと気になることが出てくる。
それに新年度。例えば、「ことでんレトロ」も5月から廃車が始まるわけで、
21年度は、これまでのように毎月の「特別運行」が組まれるのか否かも気になる訳で。

でも、どこへも行けない日々が続きそう。(本当は只見線に行きたいのだが...)

そんなストレスを抱えつつ、引き続き、ブログは12月21日の富山地鉄14722編成の
ラストランイベント。

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【2019年12月21日13時29分】 富山地鉄本線・中加積駅

冬ダイヤに入って観光客向けの列車が減っているとはいえ、本線は(地方私鉄には)
列車本数の多い方で、ノンストップというわけにはいかなくなって、
中加積、中滑川と上り列車との交換待ちを兼ねての長時間停車が。

……  ……

2019年12月21日(日)曇り

中加積駅に着いて、ドアが開くと<変態鉄>は大急ぎで反対側のホームへ。
そう、<鉄>としては相対式ホームの駅で、向かい側から編成全景を入れた写真を
撮るのが、一番、フツーの行動なのである。

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【2019年12月21日13時23分】 富山地鉄本線・中加積駅

丸看板は「特急 うなづき号」から「急行 宇奈月温泉」に交換されて。
いまも夜間時間帯に宇奈月温泉ゆき急行電車は定期列車で2本設定があるので、
電動方向幕が故障しているときには、これと同じ丸看板を掲出して運用に入る
こともあるかも知れないが...

ということで、ちょっと日常的なシーン。

まもなく踏切機が作動して...

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【2019年12月21日13時24分】 富山地鉄本線・中加積駅

やって来たのは、宇奈月温泉からの第138列車。
ラッキーだったのは、こちらが「だいこん色」の14760形だったこと。
「平成」の30年余りを通じて、富山地鉄沿線で当たり前に見られた、この2形式の
交換風景もこの日が最後なのである。

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【2019年12月21日13時25分】 富山地鉄本線・中加積駅

その、電鉄富山ゆきが発車したら...

モハ14722号車の表示は「アルペン特急」に変更され。
ちょうど立山-寺田-宇奈月温泉というのは、「アルペン特急」の経路でもあり。

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【2019年12月21日13時27分】 富山地鉄本線・中加積駅

残念ながら最後までこの表示で走るところは撮ることができなかった。

<変態鉄>が地鉄電車を撮るようになって。その頃は、10030形とこの14722編成は
共通運用になっていて、14760形とは運用が分けられており。その「30形運用」には
特急運用は含まれていなかった。

一転したのは新幹線開業に伴う観光客の急増。

アルペン特急も“TY”も。さらに新設された「エリア特急 くろべ」にも。
最古参の“フタフタ”が充当されたシーンがネットにも次々と。

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【2019年12月21日13時29分】 富山地鉄本線・中加積駅

もちろん<変態鉄>としても気になっていたのだが、訪問日に合わせて14722編成が
特急運用に入ってくれるほど甘くはないもので、いつも10030形「かぼちゃ電車」
ばかりだったのである。

中加積駅を13:30発。北上して日本海が見えてきたら東へと進路を変えて。
あいの風線の線路の南側に寄りそうように走れば、すぐに中滑川駅。
ここで、15分ほど、この日の行程で一番長い停車時間である。

ただ、残念ながら中滑川駅は島式ホーム。写真を撮るのには不向きだが...

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【2019年12月21日13時36分】 富山地鉄本線・中滑川駅

それでも構内踏切に立って“正面ドカン”で撮ることはできるので。

停車するとすぐに下り方、モハ14722号車の看板は「普通 宇奈月温泉」に
交換されて。

そして...

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【2019年12月21日13時37分】 富山地鉄本線・中滑川駅

あの“小道具”も登場である。地鉄電車の撮影会では、いつの頃からか、これが
“定番”になっており。黒い画用紙を貼り合わせただけのものなのだが...

電動方向幕のところに被せると、違和感なくその姿が隠れてくれて。
昔の...丸看板が常用されていた昭和の頃の地鉄電車がお手軽に再現できる。
もちろん「ワンマン」のプレートにも目隠しがされて。

この中滑川駅、数年前に駅舎が建て替えられ。
それと同時に“未成線”のまま、その「遺構」として残っていて地鉄海岸線の
ホームが撤去されて、その部分、いまフタフタ編成が停まっている
線路の南側にちょっとだけ空き地ができていて。

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【2019年12月21日13時39分】 富山地鉄本線・中滑川駅

ちょっと架線柱が気になるものの、クハ172号車側からはこういう撮り方も。

列車の前後を往復しながらの15分間の撮影タイムである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 2

サットン

やっぱりダイコン色がいいなあと思います。カボチャ化が途中で止まっているのは地鉄もそう思っているんでしょうか? 将来的に地鉄のカラーはどうなるんでしょう? 10030形のダイコン色を想像してしまいます。
by サットン (2020-01-21 20:00) 

ferrum_queserasera

サットンさん

コメントありがとうございます。
10030形の「だいこん色」は富山の<鉄>の間でもよく話に出てきます。最近は大手からの譲受車が半数以上になって、それらを塗装変更しないまま使っているので、「標準色」という概念自体、薄れてくるのかも知れません。ちなみに自分としては、たぶん、
ステンレス製の車輌が増えそうな気がしています。
by ferrum_queserasera (2020-01-22 02:37) 

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